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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ラブソングからコメディソングまで、これぞミュージカル「キス•ミー•ケイト」

2017-06-28 10:49:24 | 日記
「キス•ミー•ケイト」観てきました。ジョージ•シドニー監督。主演はハワード•キールとキャスリン•グレイソン。監督とハワード• キールは「アニーよ銃をとれ」でコンビを組んでいてキャスリン•グレイソンは、「ショウボート」に出演していたということです。音楽はコール•ポーター。
さて「キス•ミー•ケイト」シェイクスピアの「じゃじゃ馬馴らし」をミュージカル化した作品。劇団の主催者フレッド(キール)のところにコール•ポーターが「キス•ミー•ケイト」の曲を持ってやってきます。申し分のない曲。そこへ、フレッドの元妻リリー(キャスリン)も登場。2人は、彼女にヒロイン役を頼むつもり。楽曲の素晴らしさに、彼女も出演OK。これで万事上手くいくと思った瞬間、現在フレッドが思いを寄せる若手女優ロイス(アン•ミラー)が予定より早く到着。気分を害すリリー。舞台は、きちんと開幕できるでしょうか? というお話。
音楽がコール•ポーターだけに、いい曲が揃っています。特に「あなたを愛してる」というラブソングが、とても綺麗。一方、コメディリリーフとして登場する借金取りの2人組のギャングが、脇役として抜群の面白さ。ツボを抑えたミュージカル映画に仕上がっています。