ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

過日・・・UAVの競技会に参加しました・・・その2。

2015-06-14 05:09:00 | ドローン
前回に引き続き、競技会の顛末をご報告したいと思う。

問題の撮影枚数だが・・・ヤハリ書き込みエラーが発生していた事から、
100枚程度しか画像が無かった。
また、撮影途中でエラーが発生していたので、全ての面を撮影出来なかった
事は言うまでも無い。

それでも、何とか計測競技に移行できるだけの画像が取得出来ていた事は、
非常にラッキーな事であった。

因みにこの画像(2回目のフライト)は、僅か4分足らずで撮影したもので
した。

総合部門の競技は、ここからが本番。

我がチームの計測班が、必死の作業を行った。

数少ない画像から、様々なデータを導き出して計測するのである。



チームリーダーのAさんも・・・心配のあまり、その作業を腕組みをしながら、鬼の形相で見守った。
(嘘です。本当は・・・Aさんは優しいのです。ブログの進行上収まりが悪いので、この部分については
事実に反しますが、計測班のプレッシャーが計り知れなかった事は、言うまでもありません。)

下記は、クラックの自動計測の様子。



その結果・・・予定数の1/4程度のデータで有りながら、何とか3Dモデルが
構築できた・・・この事は、正にmiracleな出来事であった。

競技終了5分前には、主催者側の計測員の方が見えて、カウントダウンを行った
のだが、これがまた大きなプレッシャーに・・・。
何故なら・・・この時はまだ全ての作業が終了していなかったので、時間内に
作業出来た事は奇跡としか言いようがない出来事でした。

後は、競技結果を待つばかりとなったが・・・自己採点の結果、間違いなく
160点減点されている・・・この時点で、ほぼドンケツは判明していた。

やがて・・・失意の表彰式の時間が近づいた。

一同・・・表彰式会場へ移動したのが、当然その足取りが重った事は言うまでも無い。

しかし表彰式の時間が過ぎても、一向に始まらないばかりか、
主催者が誰もいない事態に・・・???

何でも・・・採点が難航していた様で、小一時間遅れで表彰式が始まったが、
何が原因で揉めていたのか?は説明も無かったので、その原因は不明でした。


又、競技終了後には通常、結果発表と共に獲得点数等を踏まえた講評があるのが
普通だが、この講評が無かった事から、参加者が勝手な憶測で、事実と異なる事を
吹きまくったり、誤解を与える結果となった事は改善すべき課題だと思う。

例えどんな結果でも・・・競技である以上、結果を公表すべきと考えます。

しかし揉める原因と言えば・・・○○だけしかない様にも思えましたが・・・
もし結果の詳細をその場で公表すれば、収集のつかない事態に発展しそうな様相を
呈していた様にも思いましたが、その真相は如何に。


その結果、我がチームの計測班の頑張りで・・・『ベスト計測賞』を
受賞する事ができました。(勿論、この時点で獲得点数の発表は有りませんでしたが・・・)

今回の競技では、この計測班の頑張りが全てであったが、撮影班の減点を
取り戻すまでには至らなかった・・・と言う事で、フライトを受け持った私としては
何とも申し訳ない気持ちで一杯であったが、この借りは、日々の業務のクオリティーを
向上させる事でお返ししたいと思う。

いずれこの競技会の結果(点数)は、ネット上で、それぞれの参加チームの
獲得点数が公表されると思うので、それを楽しみに待つ事としたい。



又、今回の競技会には、昔からの知人も多く参加されていたので、久しぶりに
逢う事が出来て嬉しくもあった。

しかし競技規約で禁止されていた事もあり、あまり親しく話をしていると
誤解(失格)を招く恐れもあって、親交を深める事も出来なかった事は、
非常に残念であった。


そんな訳で・・・紆余曲折はあったものの、EE東北UAV競技会は無事閉幕した。

開催者の皆様をはじめ、参加された方々は大変お疲れ様でした。


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