ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

アフェア神殿にて

2012-10-15 06:18:43 | 出張
古の話になるが・・・このエギナの島、かつては独立した都市国家として栄えていた。
その当時は強力な勢力をもっていて、アテネともライバル関係にあった様だ。


今日は・・・その頃に建造されたアフェア神殿を見学する為に、危なげな運転のタクシーに乗って
何とか無事に目的地に着いた。


その遺跡は、エギナタウンにある港から見ると、正反対の場所にあった。

アフェア神殿までは、直線距離で15km程だが、実際は小高い丘の上に
(もしかしたら山?)その遺跡はあるので、途中から曲がりくねった山道を
20数km走っただろうか?



駐車場に着いた後、2分ほど登り坂を歩いた・・・すると、やがてアフェア神殿が見えてきた。



規模はそれ程大きくは無いものの、紀元前5~6世紀のアルカイック時代に建造されたその神殿は、
ドリス式の柱で囲まれていて、実に立派で美しかった。


実はこのアフェア神殿・・・かつてI先生の論文の題材になった神殿と言う事で、
通常では知り得る事が出来ない様な、貴重な情報もゲットできた。



そんな中、エーゲ海を渡ってくる地中海性気候特有の乾いた風に吹かれながら・・・
ふと、海を望んだ。




そこには、素晴らしい景色が広がっていて・・・それは実に美しい。


そして、海を渡ってきた風が心地よく・・・実に気持ちが良いのである。


それは・・・今迄の苦労が報われた瞬間でもあり、何よりものご褒美である様に思えた。

この様な素晴らしい機会を与えて下さった・・・I先生に感謝するとともに、また何時か
ご一緒したいモノである。




今回で・・・ギリシャ出張の回想録は、ひとまずこれにて終了致します。


多分・・・皆さんの関心事である業務の内容に付いては、契約上の問題があり、
あまり触れる事が出来ませんでしたがご容赦下さい。

また記事の後半は、恰も旅行ガイドの様になってしまいましたが、その文中の情報にも
誤りがあるかも知れません。

皆様がギリシャに行かれる際には、事前の調査をお願い致します。

またその時は、現地代理店でもあるマリソルのKさんに相談して見て下さい。
東京にも本店がある様ですから、事前に現地の詳しい情報が入手出来るはずです。


マリソルのKさん・・・現地では、強い味方になってくれること請け合いです。


それから今回の投稿は・・・投稿当初は現地からリアルタイムで、途中から帰国後に書いた
回想録となっています。

なので・・・ギリシャへ出張したのは、既に1か月程前の話になってしまいましたが、
現在は通常の業務に戻っていますので・・・念の為付け加えます。


取り留めようも無い様な内容の旅行記でしたが、ご愛読頂きまして有難うございました。


次回からは・・・通常の業務で身の回りに起こった事や、弊社が行っている通常業務に付いて
お伝えしたいと思いますので、これからも引き続きご愛読の程、宜しくお願い致します。