ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

カッコいい~

2013-11-12 21:38:39 | 撮影
先週末・・・悪天候下の中、ある車関係のイベントに参加した。

そこで目にした、これらのカッコいい車・・・一体、何と言う名前の車なのだろうか?



この車の他にも



や、



こんなカッコいい車達が勢揃い。

RCAで活躍中のこんな車も有りましたよ~。


天候・・・急変

2013-11-04 09:02:07 | 撮影
過日・・・北陸へ出張撮影に出かけた。

事前にテレビで、作業当日の天気予報を確認した処、各局で予報が異なっていたが、
それは時間差こそあれ・・・一様に雨が降るとの予報。

そこで、現場とも作業日について打ち合わせを行うも、どうやら現場担当者は、
予定通り作業を強行したい意向の様だった。

そんな訳で、夜が明けやらぬ早朝から、渋々撮影に出かける事になった。

まあ現場にも、色々と都合があるので仕方がないが・・・しかし、流石にこんな時の
出張は気が重いのである。


移動途中、山の向こうに太陽が上がって来た。

何だか、天気予報とは些か天気が違う様で、青空???が広がっている。


やがて、日本海へ出た。

そこにも、空一面青空が広がっていたので、俄かに嬉しくなってきた。

その後・・・現場に到着するも、現場の天気は予想を裏切って良好。

何だか天気予報も、最近あてにならないな~・・・等と思えた。
少なくとも、その時点に於いては・・・。

撮影開始は昼からの予定だったが、天候急変の備えとして、念の為に
何時でも飛べる様に早々に準備を終えた。


待つ事・・・約1時間、何だか冷たい風が段々と強くなって来た。

風上側の空を見ると・・・真っ黒い雲が空一面を覆っている。

その状況から、それは間違いなくこっちに向かって来ると思われた。

その黒い雲の中で、たまに雷光も見える始末・・・この状況は流石にヤバイ。


その状況から、折角準備していた撮影機材だったが、急遽撤収せざるを得なかった。


やがて・・・その雲が現場上空に到達した。



この後2時間程・・・豪雨の襲来を受けた現場は、差し詰め池の様になったが、
それでも掃除をして撮影するとの事。

その時既に・・・午後3時近かったが、掃除は道半ば・・・
掃除が終了するまでには、まだ1時間はゆうに掛るだろうと思われた。


普通この時期に、このタイミングでフルメニューの撮影など通常不可能である。

でも・・・無理が通れば、道理が・・・と、言う事だろうか?

そんな訳で、そのあと何とか撮影作業を無事終了させる事が出来たが・・・
時計を見ると、その時既に4時半を回っていた。

何だか・・・今回も慌ただしい現場であったが、これからの時期、
この様な事が頻繁に発生するのが常なのだ。

毎年の事だが、それを考えた時・・・胃が痛くなった。








その翌日・・・

2013-10-19 00:00:01 | 撮影
撮影当日、現場到着後に、再度撮影箇所を踏査した。

実は、昨日も現地調査を行ってはいたが、
現場到着時には、既に辺りは暗くなっていて、
その状況が良く判らなかったからである。

その上現場は・・・一面ミカン畑。

そんな薄暗い中、ミカン畑をよそ者が徘徊などしていれば・・・
あらぬ疑念を抱かれる恐れもあった。

もしもそんな事にでもなれば、面倒な事になるし、
そんな状況だけは避けねばならなかったので、
早々に現場を後にしていた。


今朝、現場の状況確認は出来たのだが・・・思っていた以上に
現場の状況が芳しくない。

その上・・・天気も悪く、辺り一面雲が重く垂れ込めていて、
おまけに風もかなり強い。

その上、時折風速10m以上の突風が吹きつけて、
撮影コンディションとしては最悪だ。

天気予報では、台風は温帯低気圧となって、
北海道沖に抜けて行った筈だったが・・・
現場が谷筋であった事も、乱流が発生する一因であろう。

今回の撮影は・・・その谷筋を数Km撮影する必要があって、
作業量が多いので困ってしまう。

もし、作業そのものが延期にでもなれば、後あと大変な事になる。

そんな状況から、フラストレーションがふつふつと湧いてきたが、
こんな時こそ、急いては事を仕損じる・・・と、
スケジュールとの狭間で揺れ動く自分の心に言い聞かせた。


安全に作業する為には、時としてスタートを延期せざるを得ないが、
その作業進捗を考えた時・・・今回の作業量からすると、
勿論スタート時間の延期はあまり好ましくない。

しかし、そんな時ほど状況を鑑みた適切な判断と我慢が必要となる。


そんな状況の中・・・関係者一同、さしずめ烏合の衆の様になって、
ひたすら待つ事、約2時間・・・段々と風も収まってきた・・・と、
言っても依然として秒速5m以上の風が常に吹いている。

しかし・・・風は強いものの、その強さはほぼ一定で、
頻繁に吹きつけていた突風も、その回数が減ってきた。


その状況から判断して・・・作業をスタートさせた。


強風の中ではあったが・・・やがて無事、撮影は終了した。


作業が終了した頃には殆ど風はおさまり、現場上空には気持ちが良い青空が広がっていた。



折角なので・・・作業終了後に、海の向こうに見える筈の富士山を撮影してみた。



しかし残念ながら、今日もその頂には雲がかかっていて、おまけに手前にある山が邪魔をしている。

因って、その表情を伺い知る事は出来なかったが、もっと天気が良かったら、
恰も海の上に浮かんだ様な富士山が撮影出来るだろうと思った。

こんな風景を撮影するささやかな楽しみも、
安全に作業を終了させる事が出来なければ叶わないのだ。








インフラの点検

2013-10-08 00:00:01 | 撮影
古いインフラの老朽化が話題となっており、最近何かと取りざたされている。

つい最近も、高速道路上に架かる橋の点検が、おざなりになっている実態が
浮き彫りになったばかりだ。

因って現在では、全国的にこのインフラの保守・点検が急務となっている
ところでもある。


そんな訳で、今回はそれらの点検業務の為、上空からその実態を
調べるべく、マルチコプターを使用して空撮を行った。


空撮で点検を行う理由は、地上からだと木立等が邪魔になり、上手く
点検出来ないからに他ならないのである。

又、現場の作業時間を短縮できるメリットも大きい。


勿論・・・ラジヘリを使用しても、陰になって見えないところも当然あるので、
安全を考慮した上で、様々な角度から撮影する事は言うまでもない。


しかし、今回の様な現場周辺では、安全にラジヘリを離発着出来なかったり、
安全に撮影作業を行う事が困難と思われる事も往々にしてある。


正に今回も、そんな場所の一つで、近くに適当な離着陸場所はなかったが、
現場に隣接する様に大きな公園があって、管理事務所にお願いした結果、
適当なスペースを確保できた事は幸いであった。





当然・・・この様な現場ではロケハンは必須だし、オペレータを含む撮影班が
事前に現地踏査を行う必要がある。

今回は、たまたま現場近くに公園があって、そこから安全にラジヘリを離発着する事が
出来て、尚且つ最適な飛行コースを確保出来たから良かったのだが、
それが叶わない現場も当然あるだろうと思われる。


その結果、もしも現場がそんな状況であったなら、そこは無理せずに他の方法を
模索する必要もあるだろうと思う。


とかく勘違いされがちなのだが、ラジヘリを使用すれば何処でも、
何処からでも自由に飛行させられると、一般的に思われているふしがある。

これは安全上、大きな間違いであるので、ラジヘリを安全に利用する為には、
離発着場所や飛行経路の検討も含め、この様な現場での利用方法に於いては、
認識を新たにする必要があるだろう。


従って、一見何でも出来そうなラジヘリだが・・・実は、極狭い範囲で
運用出来るだけに過ぎないので、決してオールマイティーではないと言う事を
知ってほしいのである。


それから、マルチコプターを運用する場合に、オペレーターが巧く飛ばせないから
(離着陸が上手に出来ない)・・・とか、地上からだと危険が伴う?ので、
ハンドキャッチ&リリースで飛行させると言う様な事例を見聞きする事がある。

常識的に考えても、上手く離発着すら出来ない状態で、業務を含め空撮を行う事は
リスクが大き過ぎるのでご遠慮頂きたいし、特に、ハンドキャッチ&リリースなどは、
恰もそれが最善策の様に吹聴しているケースもあると聞く。

大体・・・その様な業者はヘルメットの着用すらしない。

因ってこれらの行為は、安全への意識が欠如している証拠であって、
恐らく何が安全で何が危険か?の判断や、アクシデント発生の想定も出来ない上の
暴挙であるから、決して行ってはならない。


例えば、人里離れた山の中の現場でハンドキャッチ&リリースを行った時、もしも離着陸時に
操縦ミス・風に煽られた・機材トラブル等の原因から、機体の姿勢が崩れた結果、
プロペラが手首や頭等に接触したら一体どうなるのだろうか?

マルチコプターのサイズに係らず、数千回転以上でプロペラが回転している以上、
もしもそれらが体を直撃すれば、唯では済まない事は誰でも容易に想像できると、私は
思うのだが皆さんは如何お考えだろうか?


この場合・・・直ぐに病院に行って治療は出来ないので、怪我の程度や、その状況如何では、
命に係わる事は明白である。


安全に作業を行なう事は、第三者や対物だけに留まらないのであって、オペレーターや助手にも
当然被害が及ぶので考慮するべきである。


この、もしも・・・の事態を、常に想定しながら業務を遂行出来なければ、安全に作業する事など
叶わないのであって、ましてやこの場合のリスクを、機体の大きさやプロペラの大きさだけで
推し量る事など到底出来ない。

ともかく・・・一度事故が発生すれば、取り返しのつかない事になるので、十分なリスクマネージメントを行い、
細心の注意を払って作業を行うが必要があると考える。

空撮を生業にしている方々には、もう一度ご自分の作業法について、安全に作業が行われているのか?
検証をしてみて欲しいと切に願いたい。

日本各地で嵐が・・・

2013-09-07 09:55:12 | 撮影
今週日本各地で、荒天の影響で発生した災害報道が、連日ひっきりなしにあった。

皆様もご存じの通り、それらは洪水や竜巻で甚大な被害をもたらしたのであった。


これも地球温暖化の影響なのだろうか?

この様な状況から・・・私などは、何だか地球が壊れかけている様に思えてならないのだが、
皆様はこのところの大規模災害について、如何お感じだろうか?




そんな天候不良の煽りを受け・・・予定されていた撮影作業も、スケジュール通りには
なかなか進まない昨今であるが、そんな荒天の合間を縫って、昨日撮影作業を行う事が
出来たのは幸いだった。



今回の調査区は、3000㎡と少々広めの現場で有ったので、途中の降雨を心配したのだが、
意に反して、雲は多めだったものの、この様な条件の中では貴重な1日であった。