Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

Four Days( マジソン郡の橋の原題)

2008年11月12日 | Weblog
5日間の旅からかえってきた。
昨日は、グットタイミングなことに
テレビで「マジソン郡の橋」をしていたので
1人で、集中してみた。

メリル・ストリープ演じるフランチェスカが
家族の物音や、愛想のない食卓風景に失望
するシーン・・・。

私も、画面の前で、
「しっ!」と家族にいったが、
うちの家族も私がみているものに
まったく、興味を示さず、
いろんな物音をたてていた。
テレビの画面のうちと外で、
二人の「フランチェスカ」は、失望して
やりきれない思いで顔をしかめていたのである。


「これをみたほうがいいよ!
このお母さん、いやになっちゃって、
恋にはしるんだよ!
家族に嫌気がしているんだよ!」と
私は、一応、少し声をだしたりしそうになったが
どうも、みてくれそうにないので
邪魔されないことを優先して黙ってしまった。

さてさて、私の好きなシーン。
橋で、やさしい紳士のロバートが
野の花をつみ
「女性への感謝は、花束にきまっているだろ」と
渡す。
すると、フランチェスカは、「それ毒草よ」という。
びっくりして、がっくりと、花をおとす彼。
彼をからかったことに満足して初めて笑う。
そのときから、彼女は、笑い出し、
どんどん、綺麗になっていくのだ。

男をからかって、ひっかかってくれて、
その様子が、おかしくて愛おしくて・・・・。

だいたい、からかうことが大好きな私としては
たまらないシーンである。
こういう男の人は、なんて、可愛いのだろう!

この映画は、1995年作だ。
当時、やはり、私は青かった。
今みたら、もっといろんな観方があり、
ヒロインに共感できることが
多くて・・・。
最後は、涙涙・・・・・・?
ずいぶん、熟してきたかな?

どうして、ああいうドレスなのか?
どうして、駆け落ちしないのか?
どうして、恋に落ちてしまったのか?

いろんなことが、わが身のように
思えて、
ヒロインの気持ちに感情移入していった。

もう、ヒロインの年齢を越えてしまったかもしれない。

それで、残った最大の謎。

たった4日間で、生涯の恋ができるだろうか?
ということ。

ちょうど4・5日、主婦ではなく、すごしてきたところだった。

う~ん・・。どうかな?

残念ながら、そこまで恋におちる機会は
普通はないだろう。
家庭まで捨てることは
考えられない。

私の現実は、そんなものである。
しかし、彼女の切ない気持ちと涙。
切ない気持ちはつらいけれども
なくなると女として情けない。

切ない気持ち。
涙。
走り出してしまうこと。

こういう気持ち、もっていたいな・・・と思う。
つらいけれども。


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