Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

祖母の命日

2008年02月05日 | Weblog
30年まえの今日、
私は、連日の試験がおわり、
やっと一息いれていた。

隣の部屋で祖母は、年の暮れから、寝付いていて、
時折、父が二階にあがってきて、
様子をうかがっていた。

夜、勉強の途中、下にいくとき
普段から物静かな祖母なので、
そっと部屋を通り抜けた。

特に違和感があったわけではないが、
やたら静かな気がして、父にいった。
「おばあちゃん、静かな気がする・・。」
父は、
寝ているのだろうから、静かにしていなさい。
といった。

しばらくして、父が様子を見に来た。
そのあと、医者が、家にきた。

祖母は、なくなっていた。

あの一年は、いろんな災難があったな・・。
といつも思う日々だった。

そのあと、30年近く、私の一族からお葬式を
出さなかった。
だから、この3年の間に、身内が次々となくなっても、
それは、不幸とは思わないのである。
ちゃんとまともに、みんなあの世に旅立ったから。
  
                    合掌




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