Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

清く 正しく 美しく

2009年01月07日 | Weblog
今日から、学校が始まる子がひとりいて、
やっと、これをかける時間が少しできた。
あと二人、家にいる・・・。

年頭の目標など、別に掲げないのだが、
今年は、ちょっと頭に浮かんだことばがあった。

「清く 正しく 美しく」


これは、宝塚歌劇団が掲げる言葉として
有名だ。
創始者の小林 一三翁が、定めたことば。
大阪で生まれ育ち、阪急や宝塚沿線に
親戚がいた私にとって、おなじみのことばだった。
なじみすぎて、深く考えたことがなかった。
この言葉が、昨日、掃除していて急に頭にうかんだ。

それは、家族5人と猫が暮らした
この数日間で、掃除しても、心がけても、
「なんで、こんなに汚くなるんだ!」と
腹がたつことが多かったことの結果である。
個人が、しなければ、大人数では
私一人でおっつかなのである。

それから、素材にこだわる私は
寝るときふる~い、小汚い毛布を
敷くことにした。
(ちゃんとクリーニングに、出してありますよ)
その毛布は、薄いのであるが、純毛の
ラムウールである。
きっと何十年も前に実家にあったのを
母が荷物にいれたのに違いない。
昭和ににおいの柄である。
でも、そのやさしい、本当の暖かさは、
最近のものにないような気がして、
今年から敷くことにしたのだ。
羽毛だのラムだの、
動物の恩恵をこうむってぬくぬくしている私である。

でも、注意しなけばならない。
こういうものは、虫がつきやすい。
すなわち、清潔を心がけないといけないのだ。

当たり前のことをいっている私は、
女としても、主婦としても、母親としても
恥ずかしい。

お天気がいい日は、布団を干して、日光消毒する。
窓をあけて風を通す。
靴は、たまにきれいに洗う。
いろなものを、拭くというより、
磨いて艶をだす。

そういうことが、失われた我が家である。

家族にいくらいってもだめなので、
なんだか、悲しくなってきた。

うちの人たちは、派手好きなんだろう、
と思う。
贅沢なんだろう、と思う。
でも、ゴージャスは、「清く正しく美しい」とは
限らない。
「清貧」ということばがあるように、
貧しくても清く正しく美しいことが
日本人の美徳であったはずだ。
それとともに、日本人の生活の基本だったように
思う。

そういうことを感じていると、家の中が
汚くて、家族のすること、他人のすること、
いやで仕方なくて、神経症がひどくなりそうなので
ほどほどにしよう・・・。

昨日の「踊るさんま御殿」のルーズ派の人たちが
たくましくて、ちょっとストレスが少ないような気がした。

子供たちに伝えていきたいこと、
自分がいたい空間。
その理想と現実のギャップに、ストレスで、
一気に頭が白くなりそうな冬休みであった。
これは、たぶん、どこのお母さんも同じかも?


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