母校 今昔

娘が
「お母さんの学校が載っているよ」と
大学の案内書をもってきた。

私の大学は、関西だし、たいしたことないので、
関東でおめにかかることは
珍しい・・・。

と思いながら、大嫌いだった、母校の大学の
記事をみた。

「おかあさんの大学、
就職率９７％だって・・・。
すごい・・・・。」

「おかあさんのときは、
もっと低かったと思うわ。
『家事手伝い』という名目で
就職しないお嬢様が、結構いたから。」

私は、もちろん、就職した。
必死だった。
コネも実力もなく、就職活動の時間もなく
あがいていたあの頃の夢をいまだに見る。

今、母校は、働く女性を育成しているらしい。
就職課のお手並みもあがったのだろうか？

私は、親が望む資格をとるだけ、取得したが、
それを生かすことなく、
就職し、職場で、また、資格をとり、
２年足らずで、退職した。

その後、大学で取得した資格は、別に生かしていない。
もう、失効になったのかな？

勉強したことは、私の人生にいかされていないのだろうか？

親は、私に厳しく、強要したくせに、
同じ大学にいった妹には、強要しなかった。
「お姉ちゃんをみていたら、無駄だとわかった」

私は、自分の大学が嫌いで仕方なかった。
だから、子供には、好きなところにいってもらいたい、
とおもっていたし、今も思っている。
でも、現実は、厳しい・・・・・。

大嫌いな大学だったが、
今、勉強したいことはある。
地元だったら、公開講座とか、
いけないのかな？
大学でなくてもいい。
中学の勉強で、ちょうどわかりやすいから、
受けたい授業があるのだが、いけたらいいのにな・・・。
と思っている。
学生さんたち、もったいないよ！
中学生たち、授業をちゃんと受けないのだったら、
おばちゃんに受けさせて！

夢 ３

夢の中に登場したのは
高校時代の友達である。

最近、おじさんになった状態で
初めて同窓として顔を知った人もいる。

そういう人は、隣の部屋に、
「若いときの彼」がいた。

「若いとき、めちゃめちゃ、カッコよかったんだね！」
と私は、驚いた。

若いとき、カッコいいのを知っていた友達は
今、おじさんの状態である。(~_~;)

現実の私は、最近、おじさんが隣にいるのが
いやでたまらないときがある。
ヨガをするとき、隣や後ろに男性がいてほしくないのである。
「アッチへいってください」と心の中でつぶやく。
動くはずもないので
「気にしない。気にしない。集中！集中！」と
自分に言い聞かせて、へんてこなヨガのポーズを
とるのである。

さて、夢の中の同級生は、私が、「そばにこないで！」と思っている
年恰好のおじさんのようでもある。

二つの部屋を交互にのぞくと、
その男性のかっこいい高校のときと
今のおじさんのときが、同時にみられるので、
私は、驚いていた。

・・・ということは、ヨガのとき、横にいて、いやだなあ・・・。
と思っているあの男性たちも、高校のときは、すごく、
かっこよかったかもしれない、可能性があるのか！？

夢の中に女性の友達もでてくる。
しかし、どういうわけか、女性たちは、ちっとも変わっていないのである。

現実には、そんなわけないのは、自分が、鏡を見るたび
感じていることなのに・・・。

でも、先日、幼稚園のママ友にあったら、
「あなたは、変わらないわね」といってくれた。
私は、「うっそぉ！！」と思ったのだが、うれしかった。
でも、今日は、すごく、すごく、醜くて、自分で、いやでたまらない。
女の美しさは、年齢がいくと、気合がどれくらい入るか？
という部分が大きいのかもしれない。
綺麗でいたい、というモチベーションが
大事なんだろうな～。
手入れした肌や、髪、
身につけたしぐさや、姿勢は、誰もとらないから・・。
と思っても、顔が浮腫んだ日は、とても憂鬱なのだった。

たまには、素敵な中高年の男女をみて、
あやかりたい！

夢 ２

夢の中で、私の家に
たくさんの友達が集った。

学生時代の友達。
クラスが違っていたので、最近、
知り合った人。

びっくりしたのは、
友人が、実は、高校のとき、
密かに○○君とつきあっていた！
という真実。（夢ですよ～）

それから、現実では、音信普通で
どうしているのかしら？と思っている友人。
その人は、皮膚の病気で、
大変そうだった。

目が醒めて、心配になった。
時々、私の夢は、予知夢みたいな
ことがある。
病気じゃないのかな？
怪我でもしていないかな？

今日、歩いていたら、どういうわけか、
皮膚にトラブルがある人を何人か見かけた。
夢でみたのと同じ状態。

ああ。そういうこと？
そんな人を見かける、ということ？
私の友人は、なにもないのだろう・・・。
ちょっと、安心した。

そう思うしかない。

夢 １

この数日、
夢の中でも、いろいろあって、
神経を使い、目が醒めたら、
どっと疲れていた。

心配とか、欲望とか、
はたまた、予知夢か！？
みたいなリアルな夢とか・・・。

夢の中で、私は、バトミントンをすることに
なって、久しぶりにコートに
入った。
昔、バトミントンをしていたのだ。

ネットすれすれのサーブが、得意だった時期もあった。
最近の私は、足腰が弱っているから、
「ついていけないかも・・」といいつつ、
コートにはいった。
相手のシャトルが、ふんわりとこちらのコートにきた。
私は、走ろうと思ったのに、
足が動かない。
私は、自分の足が萎えていく恐怖に
おののいて、目が醒めた。
歩かなくっちゃ・・・。
と、最近、毎日、一応、思ってはいる。

運よくというのか、
運悪くというのか？
私は、昨日、また、肋骨を痛めてしまった。
ヒビは、大丈夫かもしれないが、
車の運転もおそるおそる。
だから、パワーヨガも、普通のヨガも
できない。
あるかなくっちゃ・・・。
とか、一応、思っている。
あんまり、動く気がしないテンションだけれども。

残酷な数字

さえない今日。
　
明日、予定があるので、
一日はやく、クリニックにいった。

とても、混んでいて、時間つぶしに
閉店する松坂屋にいった。
屋上に初めていってみた。
昔の百貨店！というお好み食堂。

ゆずが、世の中に認められ始めた地。

そのあと、クリニックにもどり、
前回の血液検査の結果を聞いた。

ショックな宣告があった。
わかっていたことなのに、
数字で、示されると、ショックだった。
帰りの電車の中で、目に入るもの、
すべて、感傷的に見えて、
涙がでてしまった。

でも、別に命に、どうのこうのじゃない。
しかし、私にとっては、覚悟していても
大きな、終わりだった。

あああ・・・・・。
なんとか、ならなかったのだろうか？
悔しい。
悲しい。
私の努力で、どうしようもなかったもの。
失いたくなかった「私」というもの。

私が、私でなくなるような、喪失感。
むしょうに、ゆったりした黒のブラウスが着たい。
白い、カサブランカの花束をかって、
寝室にいけた。