Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

井の中の猫と女

2007年11月09日 | Weblog
今日は、久しぶりに、猫を外にだしてやった。
室内飼いなので、「ご自由に」というわけに
いかない。
猫用のハーネス(リード)をつけた。
昔だったら、動物虐待と思うだろう。

猫は2歳半で、猫年齢としては、
もう子供ではないのだが、猫の
視線の高さになっているうちに、
小さな子供を公園で遊ばせている
感覚に陥った。
地面の草や石ころに反応するので、
こちらも、ついかがんで大きな蟷螂が死んでいるのをみて
「ああ・・。死んでるね。」とか、
単なる草と思っていたが、「タンポポの葉だね!」と、小さな発見を
して、猫に話かけてしまうのだ。

鳥の声にも、ぱっと反応して、まっすぐに見上げると
普段、家の中から斜め上にしか見えないので、
空の高さに、心なしか、猫の目が輝いて
いるように思う。

「ああ、空があんなに高い!」

うちの猫は井の中の蛙である。
「されど、空の蒼さの深さをしる。」
となるか!?

私も、井の中の蛙だろう。

少しだけ、外にでて、
少しだけ、位置を低くすると
狭い空は広く、空の蒼は深いと感じた。

本来の意味とは違うが、
そんな、ことをふと思った。