Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

3

2007年10月05日 | Weblog
先日、子供の学校のスクールカウンセラーの先生の
茶話会に参加した。
この学校は、2クラスのこじんまりした中学である。
友人が、「せめて3クラスあると、人間関係が広がると思います」
と発言した。
「そうですね。3というのは、最小集団です。」と先生。
私も、
「3人いると、派閥ができるといいますね。
恋愛も、三角関係が、ややこしいが、、燃えるかもしれません・・。」と
場所不適切な発言をしてしまった。
恋愛は、良いわけないのだが、私は
「3人」いると、人間関係が鍛えられるといいたかったのだ。

二人だと、好きか、嫌いしかない。
3人いると、いろんなバリエーションの人間関係が展開する。
味方、中立、敵。
それが、時と場合によって、入れ替わり立ち代り。
楽なときばかりではないが、そういう中で、人間は、自分の
立ち位置を鍛えられるような気がする。
先生いわく
人間は、生まれたときは、母と子が見つめあう。
そこから、父との3人の暮らしが始まり、
世界がだんだん、ひろがっていく、とのこと。
いわれてみれば、本当にそうだ、と思った。
「3」という数字をもつものは、バランスが難しいゆえに、
バランス感覚が身につくような気がする。

友人は、子供が3人ほしかったそうだ。
3人きょうだいといっても、その構成される性別、年齢によって、
複雑な関係が出来上がっていくのである。
母親としては、「もう少し、シンプルにならないものか・・。」
とため息がでることもある。
2人から、3人になるとき、キツイ。
でも、3人以上になると、そのキツサの勾配が、なだらかになるような気がして、
ときどき、とんでもない人数の子供が家にいるときがある。

口紅

2007年10月05日 | Weblog
さっき、「県民性」についてのテレビ番組をみていて、
意外だったこと。
ミーハーな県民を探すなかで、
口紅の購買1位が、徳島県だった。
徳島には、母の実家があり、子供の頃の夏休みは、いつもいっていた。
その時のイメージは、「田舎」そのものだった。
私は、やさしい親戚は好きだったが、田舎が苦手だった。
母の兄の家庭に泊まっていた。
伯母は、化粧気のない農婦だったが、どういうわけか、毎年
私が、徳島を去る日に、白粉とうすい口紅をひいてくれた。
どうしてだったのだろう?
でも、うれしかった。
あれが、私の初化粧といえるかもしれない。
口紅をさす、うれしさを感じた最初の感覚。
本当は、伯母は、口紅は、とても、大事にしていたのではないか?
そういうことを一気に思い出した、ランク発表だった。
全然、目立たない1位だったが、私には、とても、意外だったので。
どうして、最後の日に、口紅をさしてくれたのか?
30年以上もあっていな伯母にきける時間は、
もう、のこされれていないかもしれない。
今、ふと思ったのは、私が、徳島を去る日は、
伯母にとっては、「晴れの日」だったのかもしれない。
特別な日という意味でである。