第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

ブラック化には規制を。誰も止められないのか。

2015年11月30日 | 日記
ちょっともう冗談や笑い話で済まされない。

どうするんだろうか。

雇用環境のブラック化は止まらない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151129-00004004-bengocom-soci


今年で4回目となるブラック企業大賞は、弁護士やジャーナリストなどでつくる実行委員会が主催。今年ノミネートされた、セブン-イレブン・ジャパン、暁産業、エービーシー・マート、フジオフードシステム、明光ネットワークジャパン(明光義塾)、引越社関東(アリさんマークの引越社)の6社から大賞を選出した。

セブン-イレブン・ジャパンは、フランチャイズ加盟店主の見切り販売を妨害するなど、過酷な搾取をおこない、そのしわ寄せが学生アルバイトに及び「ブラックアルバイト」が問題化しているとして、ブラック企業大賞に選ばれた。

このほか、「ブラックバイト賞」が、個別指導塾「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパンに贈られた。「ウェブ投票賞」は、アリさんマークで知られる株式会社引越社関東が、ウェブ投票で他のノミネート企業を大きく引き離す11875票を獲得して、受賞した。引越社関東は「アリえないで賞」にも選ばれた。「特別賞」にはパワハラで未成年の労働者が自殺に追い込まれたとして、暁産業株式会社が選ばれた。
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たった10年後。激変する就業。準備はできているのか?

2015年11月27日 | 日記
たった10年で、全てが変わる気がします。

リクルートワークス研究所がレポートを出しています。

悲観シナリオ1 個人が働けない・働かない

悲観シナリオ2 企業が雇い続けない

悲観シナリオ3 キャリア形成の仕組みが機能しない

ますます働くことの意義や構造が激変する社会。

キャリアコンサルタントの意義は大きい。

http://www.works-i.com/pdf/150528_2025yosoku.pdf
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中年フリーターの真因とは?

2015年11月25日 | 日記
聞こえは良くないが現実です。

ただ、

そこには産業構造の大きな変化が真因だと考えます。

●ドッグイヤーからマウスイヤーへ、と言われるビジネススピードの加速化

●正社員職務の極端な高度化

●グローバル化の加速

●ICTの加速

●産業のサービス化

●メーカーのSPA(製造小売り業化)

等、社会学でいうモード1からモード2に入った極度の加速化産業構造。

中年でもついていけません。

就業者は皆が皆、優秀で主体性があり、ポテンシャルの高い高度なビジネスマンではないのです。

ちょっとしたきっかけで「正社員雇用」という線路に乗れなければ、フリーターという荒野から

抜け出られなくなるのが今の日本社会。

教育も追い付いていけないのです。

正社員を維持するために非正社員を多用しなければ立ち行かない社会。

非定型雇用の加速化は止まりません。

飛躍的な話ですが、

「荒野」なら、堂々とボヘミアン(自由奔放な生活を追究する人々)の道を生きていくのも

いいのではないでしょうか。

正社員雇用も、歩む先は「荒野」なのです。

で、あれば将来不安は同じなのであれば、心豊かに生活するほうがむしろ得というもの。

価値感の全く違う世界に踏み出す勇気とおおらかさがあれば、それもいいのではないでしょうか。

ただ、一つ。荒野を歩くのには必要なものがあります。

それは

「なにをするのか」

すべきことを見いだせない自由ほど、つまらないものはありません。

正社員雇用の支援だけが、これからのキャリアコンサルタントの支援ではないように思います。




・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://mainichi.jp/feature/news/20150804mog00m040007000c.html

日本の非正規雇用労働者の数は、1990年代前半のバブル崩壊後に経済が長期停滞した「失われた20年」の間に右肩上がりに増加し、その数は2015年1〜3月期平均で1979万人と、労働者全体の37.7%に達している。ここ数年は景気が比較的安定し採用環境も改善していることなどから、34歳までのいわゆる「若年フリーター」はピークの03年からは減少している。だが、90年代後半からの「就職氷河期」に直撃された世代を含む35歳以上の「中年フリーター」については増加に歯止めがかかっていない。年金・保険などセーフティーネットの強化や正社員への転換を後押しする制度作りなどに社会全体で取り組む姿勢が求められている。
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結果、これですか?!

2015年11月22日 | 日記
こういう結果を生んでしまう大人の駆け引き、大人の事情は回避せねばなりません。

これは、我々、キャリアカウンセラーだけの問題ではないです。

企業は、学生が主体であることを、再認識してもらいたい。

ーーーーーーーーーーーーー

来春卒業する大学生の10月1日時点の就職内定率は前年同期比1.9ポイント減の66.
5%で、2010年以来5年ぶりに低下したことが20日、文部科学・厚生労働両省の調査
で分かった。経団連加盟企業が選考活動開始を4月から8月に遅らせた影響とみられ
る。景気回復傾向が続き、多くの企業が新卒採用を広げる「売り手市場」のはずだ
が、大企業が選考を繰り下げた結果、中小企業の採用の遅れが目立つ。選考期間変更
が就職戦線の混乱を招いた形だ。
http://mxt.nikkei.com/?4_42057_127590_1
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ハロワ相談員がハロワで求職…「官製ワーキングプア」の現実〈AERA〉

2015年11月19日 | 日記
このことは以前から気になっていた。。。。

キャリア支援の仕事に従事し始めたのが2002年。

99年が大卒有効求人倍率が1倍を切った時期で、まだまだ不況による大失業時代だった。

そんな中、この仕事を始め、今も昔もキャリア支援サービスの営業マンだが、その当時、心に刺さった言葉がある。

当時、ある県の職業訓練校に在籍され、現在は都内の大学で活躍されている方の言葉だ。

「私達は、キャリアアドバイザーの職種創造をしている。」

今から12年前のこの言葉は、いまでも自分の社会に対するミッションの一つだ。これまでもくじけそうな気持ちを何度も、この言葉で鼓舞してきた。

ーー俺が売らなきゃ誰が売る。

カッコつけだがそんな気持ちだ。

キャリア支援者の活躍の場は、私なりに創造してきたつもりだ。まだまだ足りないが。

しかし、あれから12年が経ち、この有り様か。

小泉内閣の時は、キャリアカウンセラー5万人計画。

今の安倍内閣では、キャリアコンサルタント10万人計画。

キャリア支援者の役割の中核は、景気が回復段階にある中、働く側の環境は激変し、雇用・労働供給支援から雇用・労働維持支援に移ってきた。

ますます、重要な職種になるキャリアコンサルタント。

従事者の今以上に高次元の支援技術の進歩は必須だが、それを管轄する官庁がこの有り様か。

悲しい限りだ。

だからこそ、

「私達は、キャリアアドバイザーの職種創造をしている。」

まだまだ、足りない。

官に頼らない職種創造をしなければ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151119-00000007-sasahi-soci
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ブラック企業の原因って。

2015年11月18日 | 日記
ブラック企業の原因は、リーダーや経営者のキャリア観の未醸成にあるように感じます。

なぜ、この事業をしているのか、顧客に何を提供したいのか。

どんな価値を生み出したいのか。。。。

キャリア観のない人は付け込まれ易い。

キャリア観のない人はキャリア観のない人を集める。

言い過ぎですが。。。。

ただ、キャリア観がある人は、付け込まれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00000063-mai-soci
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認知の歪み

2015年11月16日 | 日記
キャリアコンサルタント2級技能士対策の勉強会を開催。

バーンズの認知の歪み。

それを頭の中に入れ、

CC視点として、的確に課題を見つけられるか。


しかも瞬時に。


改めて、個別相談の奥深さを知りました。
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ハンセンの理論

2015年11月14日 | 日記
ハンセンの提言は、いまのキャリアコンサルタントに

大変マッチしています。

この気持ちを忘れないようにしよう。




L・サニー・ハンセン(Hansen,L.S.)
情報化時代にキャリアカウンセリングはどう変わるべきか、という一連の考え。
まだ、研究基盤がない。
1997年:統合的人生計画(Integrative Life Planning)
・人生の4つの役割
 -労働
 -愛
 -学習
 -余暇
人生の役割をキルトに例える。
統合的人生計画の6つの重要な課題
重要課題1:グローバルな視点から仕事を探す
重要課題2:自分の人生を有意義な全体として織り上げる
重要課題3:家族と仕事を結びつける
重要課題4:多様性と包括性を重んじる
重要課題5:内面的な意義や人生の目的を探る
重要課題6:個人の転機と組織の変革に対処する
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スポーツ選手のメンタルトレーナー

2015年11月09日 | 日記
スポーツ選手のパフォーマンス・ルーティーンの構築を

専属のメンタルトレーナーが付き添っています。

これこそ、第3の支援者。

スポーツだけではなく、職業におけるルーティーン設定も重要です。

「このプレゼンをうまくいくためには」

「これからの会議をうまくいくためには」

「この作業をうまくこなすためには」

ルーティーンの役割は、

「無」

になることだと思います。

これまでの経験や取得した能力で、できるのに

その瞬間になると様々な「雑念」が邪魔をします。

ルーティーンで、心を無にする。

自分の能力を最大限に発揮するために。

「このプレゼンをうまくいくためには」⇒ ネクタイの先っちょを見てから声を出す

「これからの会議をうまくいくためには」⇒ パソコンの電源を入れ直す

等々・・・・。

そこに意味はなく、それをすることで、「無」にする。

つまり、「認知の歪み」を一気になくすのでしょう。

このパフォーマンス・ルーティーンを

構築することもキャリアコンサルタントの役割なんだろうな、

と思った夜でした。
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就活戦線、異常あり。

2015年11月06日 | 日記
就活スケジュールはキャリアコンサルタントも押さえなければいけない情報です。

この数年は混迷の一言。

クライエントである学生がかわいそうです。

もう日本特有の新卒一括採用という幸せな仕組みと慣習は終わりにすべき。

産業構造と大学教育の変化から見ると、合わない時代錯誤の慣習です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000013-mai-bus_all

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非正社員雇用、4割以上について

2015年11月05日 | 日記
おそらくは止められないこの形態。

韓国のように5、割になるでしょう。

こうなると

非定型という形態ですが、もはや非定型でなくなります。

非定型を促進するなら、企業側にも責任とそれ相応の対応が迫られます。

非定型に求めてはいけないものは、なんでしょうか?

定型に求めるものはなんでしょうか?

人材ポートフォリオの考え方がここにあります。

固定費だけの捉え方であれば、組織が破綻します。

業績が上がりません。

非定型を推進するのであれば、業務改善が必要です。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000051-asahi-bus_all

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M字カーブについて ~つまりは女性の就業構造~

2015年11月04日 | 日記
相武紗季のドラマ「仮カレ」を見ていて思いました。

派遣のOLさんが「あー、専業主婦で、まったり子供育てて・・・」なんていうセリフに
相武紗季さんが噛みつくシーンです。

確かに現実は、女性の働き方の予測が、もう変わっています。


いわゆるM字カーブの谷が浅くなっているのです。

緩やかな谷は、右に移りつつあります。

つまり、

女性の就業は切れ目なく続き、結婚出産の谷間は少なくなりつつ、あるとしても高齢化になっている、といこと。

厚生労働省は、今後の労働力不足のためにM字カーブの解消を求めています。

女性は男性より役割が多重です。

しかし、誰しもが器用ではありません。

キャリアコンサルタントは、大きな意味での女性の活躍も支援しないと

今後の日本の労働力不足、少子化は悪化の一途をたどることになります。

誰かが、この件、寄り添わないといけない時代ですね。

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