第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

教育研修費用の実態調査からみるキャリアデザイン

2016年10月20日 | 日記
キャリアコンサルタントを人材開発にどう埋め込んでいくか。

そのためには人材開発としての成果が必要だ。

キャリアデザイン研修が、2016年度実施の職種・目的別教育では、

上位10項目では最下位だ。

別の見方をすると、ベスト10に入っていることになる。


http://www.e-sanro.net/jinji/j_research/j_research05/pr_1610/

主なポイント

(1)教育研修費用総額と従業員1人当たりの教育研修費用

教育研修費用総額の2015年度の予算額は5,548万円、実績額は4,944万円、2016年度の予算額は5,786万円で、前回調査と比較すると、いずれも増加。
従業員1人当たりの2015年度実績額は35,662円で、前回調査と比較して約1,200円減少。2016年度予算額は44,892円。

(2)教育予算の増減状況

教育予算の対前年比をみると、「増加した」とする企業が54.6%で半数を超えている。平均増加率は33.4%。

(3)各種教育研修の実施状況

「階層別研修」で実施率のトップは、例年どおり「新入社員教育」。次いで、「新入社員フォロー教育」、「初級管理者教育」。
「職種別・目的別研修」では、「OJT指導員教育」の実施率が49.1%で最も高い。前回実施率の高かった「メンタルヘルス・ハラスメント教育」、「CSR・コンプライアンス教育」は若干減少。

(4)選抜型リーダー育成制度の取組状況

選抜型リーダー育成制度を「導入している」企業は38.2%。「導入を予定、または検討中」は13.3%で、あわせて5割強だった。
課題・問題点としては、「選抜が難しい(人選に課題がある)」が48.1%で最も高い。


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セルフキャリアドッグの専門サイト

2016年10月11日 | 日記
こんなサイトが先月からできていました

http://selfcareerdock.mhlw.go.jp/
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ヴィクトール・フランクルの言葉が刺さる。セルフキャリアドッグの本質に触れている。

2016年10月10日 | 日記
どう考えても、「キャリア」は「生き様、働き様」という訳が最もしっくりくる。

自分なりのキャリアの和訳を考えても、この和訳に勝るものはない。

キャリアコンサルタントは、クライエントの「生き様、働き様」を支援するコンサルタントだ。

フランクルの言う「生きる意味」を、クライエント自身が探るための壁打ち相手の域をでないのが

キャリアコンサルタントだと思う。・・・それが難しい。

クライエント本人よりも「生きる意味」「働く意味」について、強いこだわりを持たなければならない。

セルフキャリアドッグを推進するのであれば、キャリアコンサルタントを名乗るのであれば、

フランクルの言葉を、心に刻んだコンサルテーションを実施しなければならないと思う。

・・・・それが難しい。

**************


ヴィクトール・エミール・フランクル
(Viktor Emil Frankl/1905年3月26日-1997年9月2日)は、オーストリア・ウィーン出身の精神科医、心理学者。『夜と霧』の著者として知られる人物であり、同書はフランクルが第二次世界大戦中にユダヤ人である為にナチスによって強制収容所に送られた経験を元に書かれており、世界17カ国語以上に翻訳され、60年以上に渡って読み継がれています。

主な著書(邦訳書)に「夜と霧」「時代精神の病理学」「死と愛」「識られざる神」「精神医学的人間像」「神経症Ⅰ・Ⅱ」「宿命を超えて、自己を越えて」「それでも人生にイエスと言う」「制約されざる人間」「「生きる意味」を求めて」「意味による癒し ロゴセラピー」「意味への意思」「フランクル回想録―20世紀を生きて」「苦悩する人間」「生きがい喪失の悩み 現代の精神療法」「人間とは何か 実存的精神療法」などがある。

名言

どのような状況になろうとも
人間にはひとつだけ
自由が残されている。
それは
どう行動するかだ。

・・・・・

人間は緊張のない状態など
本当は求めてはいない。
心の底では目標に向かって
苦闘する日々を
望んでいるのだ。

・・・・・

苦難と死は
人生を無駄にしない。
そもそも苦難と死こそが
人生を意味あるものにする。
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【再掲】セルフキャリアドッグ 花田先生勉強会!

2016年10月09日 | 日記
https://jinjibu.jp/seminar/detl/37967/

セミナー概要



●プログラム

【第一部】基調講演:社員の元気を育む~元気を育むキャリアコンサルティング~

   ・慶應義塾大学 名誉教授 花田光世氏 



【第二部】パネルディスカッション:セルフ・キャリアドックの推進に向けて

   ・慶應義塾大学 名誉教授 花田光世氏

   ・住友商事株式会社 人材・総務・法務担当役員付

    兼 住商アドミサービス株式会社 代表取締役社長 岡田常之氏

   ・独立行政法人労働政策研究・研修機構 キャリア支援部門 主任研究員 下村英雄氏 

   ・厚生労働省キャリア形成支援課長 伊藤正史



【第三部】モデル導入企業の公募について

   ・厚生労働省関係者
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企業の人事担当者であるリクルーターを養成する特別講座の開始

2016年10月09日 | 日記
リクルーター養成ゼミ、という講座を開催中。

千葉県の補助事業で今年度、実施している。

約50社の企業が集まり、3クラスに分かれ、

リクルーターとしての心構えや最新のHRDに関して

学びながら、自社のPRを学生にいかにデリバリーするかを

鍛えていく。

毎回毎回宿題も出る。

約半年間の講座。かなりきつい。

しかし、企業の人事は真剣そのもの。宿題もきちんとやってくる。

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