第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

労働市場から働き盛りを、自ら消しにかかる日本企業

2016年08月30日 | 日記
流動性を高めるには、業務の定型化や移転の容易性を高めないとできない。

なにからなにまで複雑さとカオスを維持するのであれば、

この記事のようになってしまう



////////Bloomberg 8月29日(月)10時0分配信 ////////


男もつらいよ、労働市場から消える働き盛り-遠い1億総活躍

安倍晋三政権が国内総生産(GDP)600兆円の達成に向けて女性や高齢者の就労を推進する「1億総活躍社会」を目指す中、働き盛りの男性就労者の減少が続いている。
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日本の失業率は3%台前半と低い水準で推移しているが、男性の長期失業者はバブルが崩壊した1990年代初めに比べて約5倍と急増している。
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総務省の労働力調査(2016年6月)によると25~44歳の就業者数は1466万人と48年ぶりの低い水準を記録した。女性就業者の増加が目立つ一方で、1億総活躍を進める安倍首相にとって働き盛りの男性就労者の減少は深刻な問題だ。
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社会進出が進む女性の道のりもなお険しい。就業者数は増加傾向にあるものの、フルタイムの正規雇用に比べて比較的賃金が安く福利厚生も整っていないパートタイムの従事者が多い。同調査では男性の正規職員・従業員の割合が77.8%と高いのに比べ、女性は44.4%にとどまっている。
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日本銀行は3月に発表したリポートで、失業期間が1年以上の長期失業者は「25~44歳の男性に大きく偏っている」と指摘。2014年時点で31万人と90年代初めの6万人に比べて5倍となった背景について、製造業からサービス業にシフトする中での「需給のミスマッチ」を挙げている。
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「労働市場から消えた25~44歳男性」と題したリポートを4月に発表した大和総研の山口茜研究員は、「研修やトレーニングなどのプログラムがなく、いったん機会を逃すと就業が難しい。日本の労働市場の悪循環だ」と指摘。その上で、「この問題はまだ認識されていない。安倍政権として改善が必要だ」との見方を示した。
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労働力調査(同)では製造業に従事する就業者は1025万人と10年前の1170万人に比べて減少した一方で、医療や福祉などの就業者は約270万人増加した。内閣府が昨年12月に発表した資料によると製造業や建設業などの第2次産業のGDP構成比(名目)は24.9%、サービス業などを含む第3次産業は74.0%となっている。
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男性失業者の増加は少子高齢化が急速に進む日本の人口構造問題を悪化させ、経済成長にもマイナス要因となる。明治安田生活福祉研究所が今年3月に実施した調査によると、「結婚したい」と回答した20代男性は38.7%と、13年の67.1%に比べて大幅に減少。独身でいる理由について「家族を養うほどの収入がない」が一番多かった。




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職業がなくなる。

2016年08月24日 | 日記

10年後になくなる職種は、、、

なんて、よくある記事。

しかし、いまから50年後、この記事のように

現実になる。

トランスファラブルスキルは、いつの時代も意識しておいたほうがいいようだ。

http://tabi-labo.com/54220/history-of-job/

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「オヤカク」・・・・・・。

2016年08月21日 | 日記
 2017年春卒業予定の大学生の就職活動は、7月1日時点で就職内定率71.1%(リクルートキャリア調べ)と、早くも終盤を迎えています。企業側の採用ニーズの高まりを受けて、就活は順調に推移しているように見えますが、実は問題も抱えています。

 今年の就活日程は、3月の採用広報解禁こそ昨年と変わらないものの、選考開始が昨年の8月から6月に早期化。経団連の「採用選考に関する指針」が2年連続で変更されたことによる影響ですが、就活期間の圧縮は学生、企業の両者にとってミスマッチというひずみを深刻化させています。

 つまり、学生は企業選びの判断基準を明確化できないまま就活に入り、その後も企業を十分吟味する時間が取れずに内定獲得まで突進。企業側も昨年多かった(面接前の)選考辞退を避けるべく、学生のフォロー態勢を強化して内定出しまでなんとか持って行こうと腐心。そんな両者の「前のめり姿勢」が、内定辞退者の増加というひずみとなって顕在化しているようです。

 ログイン前の続き内定辞退者は、昨年時点で5年前の3倍強に拡大。今年はさらに増加する勢いです。内定を複数獲得した学生の中には「本命」企業を決められないケースも出る一方で、最近は「オヤカク」(親に確認)という言葉があるように、学生自身の選択より親の判断が優先される風潮があります。自分で進路を決められず、人生の選択を親任せにする。就活日程の短縮化は、日本の将来を担う若者の自立にも影を落としているのかもしれません。(「東洋経済オンライン」編集部)
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ゆとり社員たちの理解不能な行動…注意したら逆ギレ、「私を飲み会誘わないでいいから」

2016年08月20日 | 日記
もう本当かどうか、わからないレベル。

「新人類」なんて言葉も昔あった。

世代間、および経験のギャップ間の中で、ある程度の認識、常識、意識の違いは、今も昔もある。

目線を合わせて、等のレベルではない。

価値観、センスが全く違う。過言だが、国籍の違いほどある。

ダイバーシティ経営、グローバル化は、以外にも身近にあるのだ。

そもそもこういったことに無頓着だった日本。

「お祈りの時間なんで、」と、客先で席を立つ部下がいたらどうするのか。

ちなみに、その部下は、非常に優秀だとする。

もう若年層の雇用供給元は激減する。

ゆとり世代は・・・・というのは、言い訳にしか過ぎない。

・・・・ビジネスジャーナル・・・・・・・・・・・

のびのび育ったためか、独自の価値観を持っている“ゆとり世代”。ゆとり教育自体に「個性を重視する」という願いが込められていたため、この結果はある意味成功ともいえよう。しかし、彼ら彼女らが社会人として羽ばたいたとき、その個性を存分に生かしてたくさんの問題を起こしているのも事実。ゆとり社員たちの面白すぎる珍行動の一部を紹介していこう。

 まず、ゆとり社員が現代技術に慣れ過ぎているがための珍行動。

「メモを取れと言われたら、スマホのメモ機能を使う」
「取引先とのメールに顔文字を使う」
「フェイスブックやTwitterに会社の悪口を書きまくる」
「LINEで退職願を提出」

 これらはゆとり世代の“当たり前”と社会の“当たり前”の差により起きてしまうものだといえるが、このゆとり世代の行動が社会の基準となる日がいつか訪れるのだろうか。

 続いては、“文字通り”に言葉を捉えすぎてしまうことによる珍行動。

「『一万円を細かくしてきて』との指示に対して、一万円札をシュレッダーにかける」
「『これB4でコピーして』との指示に対して『あの! やっぱりこのビル地下2階までで、B4までなかったです』」
「1万円分の菓子折りを買ってくるように指示したら、スナック菓子1万円分を買ってきた」

 こんな仰天行動が、実際に起こっているという。

 このほかにも、こんな非常識な珍行動も見られるという。

「速いからとスケボーで出勤」
「『上司が風属性なので自分とは相性が悪い』などと、意味不明な供述を残して退職届を出した」
「先日の歓迎会つまらなかったんで、この先飲み会があっても誘わなくていいですから、と言ってきた」
「『独身の男いないんで、辞めます』と言って辞めた」
「注意したら『オレ、ケンカ強いスよ?』と言われた」
「コピー取るときに『お金どこに入れるんですか?』と質問してきた」

●どう接するべき?

 このレベルになると「ゆとり世代の行動」とくくってしまうこと自体が、ほかのゆとり世代に申し訳ない気もしてくるが、上司など先輩社員は、こうしたゆとり社員たちにどのように接すればよいのだろうか。現在は大手企業の部長職に就き、これまで数多くの新人社員と接してきた経験を持つ会社員は語る。

「今では年配の社員のみなさんも、過去には宴席で上座に座てしまったり、お客様に対してとんでもなく失礼な行為をしてしまったり、目上の人に間違った敬語を使ったりして、こっぴどく怒られた経験が誰もがあるはず。まずはそんな自分の若い頃を思い出して、ゆとり社員たちとちゃんと向かい合って教育してあげるという姿勢が大事です。一見非常識に見える若手でも、意外に芯がしっかりしていたり、ITスキルに秀でていて非凡な才能を発揮したりするケースもあります。そういう部分をちゃんと見つけてあげると同時に、自分の部署や会社の業績向上につなげていける上司こそ、望ましいといえるでしょう」

 上司たちもゆとり世代と一括りにせずに、一人ひとりにきちんと接することが求められるだろう。
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「若いからPC,わかるよね!」は、もう過去の話

2016年08月04日 | 日記
やっとこの記事。

社会出た後、中高年がPCを教える情景が目に浮かぶ・・・。


ITmedia ビジネスONLiNEより


「PCを使えない学生が急増」の問題点


 「PCを使ったことがない」という新社会人がここ数年増えている。「若い人のほうがITに対してのスキルが高い」と思いがちだが、実際にはどうやらそうでもないらしいのだ。

 総務省の「平成24年通信利用動向調査」によると、「PC」の世帯普及率は75.8%となっているのに対し、「スマートフォン」の普及率は49.5%。この調査で見られるのは世帯対象であり、世代別、個人ではない。そこで、内閣府の「平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」を見ると、中学生までの「PCを所有している率」が諸外国に比べてかなり低い結果になっている。海外先進国の中学生の80〜90%が自分のPCを所有しているのに対し、日本は約30%しか持っていないのだ。

 いつから若者はPCを使わなくなったのだろうか。

 今の40〜50代の大人たちが10代の1980年代、日本電気(NEC)製PC-8801、PC6001、PC9801、富士通FM-7を筆頭とした「マイコンブーム」(当時はPCという呼び名ではなかった)があった。10代の少年たちは雑誌に掲載されたプログラム(主にBASIC)を入力してゲームがしたいがために、親に頼んで高価なマイコンを購入してもらったものだ。

 もちろん、すべての40〜50代がそうであったわけではない。あまり触れる機会のなかった人たちは社会人になってから、会社の研修などを通じてPCのスキルを磨いていった。当時はPCを使いこなせる人が少なかったので、会社でたびたび研修などが開かれていた。

 またアラサー世代は1990年代の「Windows 95、98、XPブーム」を経験している。学生時代にPCを買って、Wordの使い方などを習得した人が多い。

 しかし今、PCに代わりメインプレイヤーになったのが「スマートフォン」だ。30代までの大人たちが遊びの中で学んだPCのスキルを持って社会人になったのに対し、彼らは日常でPCを使っていない。文字入力もキーボードよりフリック入力なのである。

 プライベートではスマートフォンで十分かもしれないが、企業では「PCを使って書類作成」という作業が加わる。社会人デビューを果たした直後にキーボード入力、WordやExcelでの書類作成という即戦力のスキルが問われるのだ。

 大事なことは、高校生や大学生のうちにPCに慣れ親しむ環境だろう。大学進学を機にPCを購入したり、親から買い与えられるというケースが多いはずだ。そこで、実際に大学生の現状はどうなのか、関係者に聞いてみることにした。

●PCを使いたがらない学生が増えている

 「最近の学生はPCを使いたがらない」というのは本当なのだろうか。そこで某私立大のA准教授に話を聞いてみた。Aさんは学生のPC使用状況をこう見ている。

 「学生はWordやExcelの検定試験に合格することが就職に有利になると思い込んでる感じですが、『レポートをWordで書いて提出してください』と言うと『手書きではダメですか?』と聞いてくる学生も少なくありません。スマホは生活の必需品なのに、PCは『できれば使いたくないモノ」なのかもしれません。

 大学からPCのアドレスが学生に配布されていますが、4年間で1度も使っていない生徒もいます。彼らのデフォルトはスマホで使うLINEなので、ウチの学部は仕方なくLINEを導入しました。例えば、履歴書の内容を修正するときには、手書きで書かれた履歴書をスマホで撮影し、LINEに添付して送ってくることもあります」

 そもそも学生はPCを持っているのだろうか。これについてもAさんはこう語っている。

 「1人暮らしの学生は大学生になるときに親に買ってもらうようですが、多くの学生は『レポート書くくらいしか使わない』と言ってます。エンタメ系や情報収集はスマホやタブレットで済むので、PCの重要度が薄れて使わなくなっているのかもしれません。

 とはいえ、まだ持っている学生はいいほうでしょうね。学生になってから、ぼちぼち買い始める生徒もいますけど、バイト代をそこにそそぐのは優先度低い感じです。実家から通う子の中には、親のPCや大学のモノで済ませるという学生もいますから」

●PCスキルが乏しい原因

 Aさんが話すように、1人暮らしの学生は親にPCを買ってもらうケースは多いようだが、自らアルバイトで購入するという優先度は低いようだ。これを裏付けるように都内の私立大に通う19歳の女子大生・Sさんはこう話してくれた。

 「メールや調べ物もスマホで済むし、テレビもスマホで見られるのでPCは社会人になってから買えばいいかなと思ってます」

 「ノートPCは欲しいか?」と聞いてみると、「あったら便利だなと思うけど、バイト代で買うには高いし、親に相談したら『高いから今は買えない』と言われちゃいました。社会人になったら会社でも使うから必要だとは思っています」

 次に「PCの価格を知ってるか?」と尋ねると、「家電量販店などにスマホは見に行くけれど、PCは見に行ったことがないので分かりません。でも、10万円くらいしますよね? 友たちが持っているのでAppleの薄いPC(MacBook Air)は欲しいんです。でも高いんですよね?」

 学生にも人気のMacBook Airが、彼女たちの「ノートPCの価格の基準」になっているようだ。確かにMacBook Airの価格は安くても約10万円はする。彼女たちの親の世代のPCの価格の概念も当時の15万、20万といった価格のままであれば、必然的に家庭でのPCの価格の解釈は高いままなのであろう。

 このような大学の現状、学生の認識であるのは、それまで学校や家庭でPCに触れる機会が少ないこと、欧米の先進国に比べPCやインターネットのスキルやリテラシー教育が乏しいことが原因だろう。多くの職業でPCを使うのが当たり前になってきた現在社会において、大人が子どもたちにPCを利用させ慣れ親しむ環境を与えてやることは、教育の一貫ではないだろうか。

 マイコン・PCで育った世代が教える、「インターネットは使い方を間違えると怖いもの」ならそれを教える。もちろんPCを使った教育は学びの現場でもある学校にも問われるだろう。だが今、企業でPCを使っている世代は学校で学んだだろうか。家庭やプライベートでPCを使わせることが、必要な気がしてならないのだ。

●実は入門機は安いノートPC

 このようにスマートフォンがコンシューマ市場においてデフォルトとなり、「スマホネイティブ」になった学生が控えている現状を考えれば、今後も「PCが使えない新社会人」が増えることは容易に想像できる。だからこそ、高校生や大学生のうちにPCを使うこと、所有すること」がIT化する社会の中で大事な教育の1つになってきているのではないだろうか。

 だが、当たり前のことだが、学生はお金がない。そうであれば、親が買い与えたり、アルバイトをして買うことになるだろう。「できれば出費は少なくしたい」――それは、どの家庭でも思うことだ。そこで購入のハードルが低いのが「入門機」と呼ばれる低価格機だ。

 海外のメーカー「エイサー(日本エイサー)」は比較的低価格のノート型PCをラインアップしていることで知られている。2016年7月現在、エイサーのラインアップの中で入門機として位置付けられるのが「Aspire One Cloudbook 11」だ。実売価格4万4800円である。

 日本メーカーからも低価格機は販売されている。マウスコンピューター製の「m-Book MB-B501E」も直販価格3万9800円(税別)とお買い得なモデルだ。

 このように海外メーカー、国内メーカー問わず、各メーカーは低価格の入門機を用意している。もちろん、高額だがハイスペックな機種を購入するのも悪いことではない。とはいえ、多くの家庭ではこの価格帯なら「検討の余地がある」といった感じではないだろうか。

●スキルに差が生じている

 佐賀県で6月に「県立高校の校内サーバーや県教委の教育情報システムへの不正アクセスで高校生を逮捕」という事件が起きた。ひょっとすると「若者のPC離れ」というより「スキルに差が生じている」というのが正しいのかもしれない。

 もちろん、不正行為をはたらくのがスキルが高い若者というわけでもない。筆者の知り合いにもITライターよりスキルの高い一般の大学生がたくさんいることも付け加えておきたい。彼らは間違いなく、卒業後に企業の即戦力になることは間違いないだろう。

 社会に出てから現場で「あいつはPCさえも使えない」と後ろ指差されないように、社会人の必須スキルとして認識する必要がある。もちろん、当事者の若者だけではなく、親の世代も今後考えていくべき問題なのではないだろうか。

(甲斐寿憲)
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