第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

プレジデントオンライン「50代でやっておくべき「人生の棚卸し」」

2016年07月31日 | 日記
50代でやっておくべき「人生の棚卸し」

残りの30年をどう生きるか

20代前半で社会に出た人が平均寿命まで生きるとすると、50代はちょうど折り返し点だ。いったん立ち止まってこれまでの人生の棚卸しをし、残りの30年をどう生きるか目標を定め、その準備を始める大事な時期だといってもいいだろう。ところが、実際は仕事に追われ、夢中で走り続ける人がほとんどだ。定年になってから仕事に代わるものを見つけようとしても、もう遅い。

たしかに現役ビジネスパーソンが、最大の関心事は仕事だといいたくなる気持ちはわからなくもない。しかし、人生には仕事以外にも大事なことがたくさんあるのだ。ただ、それが何かをきちんと理解するのは容易ではない。だから棚卸しが必要なのだ。これまで歩んできた道を振り返り、自分は何を成し遂げてきたのか、どんな人たちと出会ってきたのかなどを整理してみる。あるいは身近な人に、自分はどう映っているかを尋ねてみるのもいいだろう。これをやることで、自分にとって大切なものは何かが見えてくる。そうなったら、すぐに準備にとりかかろう。

たとえば、定年後は奥さんや家族と充実した時間を過ごしたいと思うなら、今日からそれまで仕事に注いできたエネルギーと時間の半分を家庭に振り分けるのだ。疎かにしていた家事を積極的に引き受け、奥さんや子どもとのコミュニケーションの時間を増やすのである。

家族関係も友情も手入れが大切だ

以前『熟年離婚』というテレビドラマが話題になった。定年を迎えた夫が、これからは妻とともに生きようと指輪を買い、2人で行く海外旅行を予約して帰宅すると、妻は離婚届に判を押して待っていた……。仕事を言い訳に家庭をないがしろにしてきた夫に、妻はとっくに愛想を尽かしていたのである。

夫にとってはたまらないが、こういった類いの話は、決してめずらしいものではない。地方講演の折に温泉旅館に泊まると、熟年夫婦と一緒になることがよくある。そんなとき、多くのカップルは食事中もそれぞれがスマートフォンを見たり新聞を読んだりで、会話がない。結婚したときはお互い愛し合っていたはずなのに、なぜこうなってしまうのか。

簡単な話で、夫婦関係を良好に保つための当然の努力をしてこなかったのだ。男は仕事さえしていればいい。こんな理屈は妻には通じないと思ったほうがいい。

家族と同様、大切にしたいのが友達だ。私は大学時代ワンダーフォーゲル部に所属していた。このときの仲間とはいまでも毎年決まった日に集まって旧交を温めている。実は、卒業後しばらくはみな忙しいこともあって、一堂に会する機会はなかった。新卒で配属になった大阪からようやく東京に戻った私が、そういえばワンゲルの同窓会を一度も開いていないと気づいて声をかけたのがきっかけだ。そのときは18年ぶりだったにもかかわらず、全国から30人近くが東京に集合し、時間を忘れて大いに盛り上がった。そこから毎年の恒例行事となったのである。

若いころ培った友情は、一生の財産だ。だが、どんなに太い絆もほったらかしにしていたらやせ細り、いつかは切れてしまう。そうならないためには手入れが不可欠。友情も家族の絆も同じである。

直接会えればそれに越したことはないが、時間がないなら手紙でも電話でもいい。とにかく億劫がらずに定期的に連絡をとることが肝心だ。

人智を超えるものと触れ合うこと

といっても、その種の会合のすべてに出ろということではない。職場の飲み会など、あまりひんぱんな付き合いは時間の使い方として無駄なことも少なくない。そういうときは、不義理になることを覚悟で、何回かに一回だけ出るようにする。そう思い切ることも、人生の後半を生きるうえで大事なことである。

いま50代の人に勧めたいのは、人智を超えるものとの触れ合いだ。私は50代半ばに山形県の湯殿山で即身仏を拝観し、深い感銘を受けた。当時の私は、病に臥せる妻の介護や障害を抱える長男の世話をしながら必死で働いていて、それが誇りでもあった。だが、民衆を救うために激しい修行を積んだ末、生きながら仏となった僧侶の前では、私の努力などとるに足らないと思わないわけにはいかなかった。

年を重ね経験を積み、肩書がつくようになると、人はどうしても傲慢になる。そんなときは即身仏のような偉大な存在や、大自然、芸術といった人智を超えたものに触れると、謙虚な気持ちになり、等身大の自分を取り戻すことができるのである。

いろいろ挙げてはみたが、どれも一度はどこかできいたことがある話だと思う。そう、みんな知識はあるのだ。それでもいざ定年を迎えると、失敗したと嘆く人が少なくないのは、要するに実行しないからだ。

もしかしたらそういう人は、第二の人生にどれだけのことができるか、その可能性を甘く見ているのかもしれない。葛飾北斎が長野県にある岩松院の八方睨み鳳凰図を完成させたのは88歳。亡くなる直前の90歳のときには「天が私にもう5年の命をくれれば、本物の画家になれた」という言葉を残している。その歳になってなお成長しているという実感が北斎にはあったのだ。

私自身も58歳で子会社社長の辞令を受け、「もう社長にはなれないのか」と無念の想いを抱いたが、そのとき初めて書いた本が思いがけずベストセラーとなり、以来、文筆家として著作はすでに16冊となった。

人生の後半にもできることはたくさんある。だからこそ50代を大切に生きてほしいと切に願う。

東レ経営研究所特別顧問 佐々木常夫

1944年、秋田市生まれ。県立秋田高、東京大学経済学部卒業。自閉症の長男、肝臓病とうつ病を患う妻を抱えながら勤務先の東レでも仕事で成果を挙げる。2001年東レ取締役、03年東レ経営研究所社長に就任。近著に『50歳からの生き方』。
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68歳の恩師の言葉。「まだまだ余白のある人生です」

2016年07月31日 | 日記
昨日、小学校のクラス会だった。

4年に一度は、当時の担任の先生をお呼びしている。

宴の最後に、恩師の言葉。

「今の私でも、

こんなことしたい、

あれやりたい、

なんて思うのだから、

君たちには、もっと

あるでしょう。

お互い、

まだまだ『余白』

のある人生です。」

恩師の言葉は、ミドル世代が考えるべき課題を

ズバリ捉えていた。

ミドル世代は、「これまでの蓄積とそれらの維持、後進の助言者になること」

と定義されがち。その通りであるが、その後に衰退ステージが待ち構えていると

いうのが前提だ。場合によっては、今の居場所から退場を余儀なくされる、と予期する。

だから、暗くなる。

年金支給は、75歳以上がほぼ確定だろう。

ミドル世代は、少なくとも、あと25年から30年は働かなければならない。

これは、どう足掻いても避けられない。衰退ステージどころではない。

恩師の言う通り、

「まだまだ余白がある」わけだ。

だからこそ、ミドル世代こそ、「棚卸」が必要だ。

これまでの能力、知識、得意・不得意、資格、などなど。

これまでの自分を一度、時間をかけて、探求しておく。

そうすると、、、、、

「余白」というキャンバスになにを書けばいいか、見えてくるはずだ。

1、2日程度のワークでは難しいが、しっかりとした時間と機会を

用意すれば、「まだまだある余白」に絵を描くことができる。

これからの25年、30年、どんな毎日を過ごすのか。

これからの余白の主人公は「自分」にしてはどうだろうか。











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もう止められないだろう。味を占めたんだから。

2016年07月21日 | 日記

景気が回復した?雇用が改善?

失われた20年のうちに、回復方法を間違えたんだ。

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/55%e6%ad%b3%e9%83%b5%e4%be%bf%e9%85%8d%e9%81%94%e5%93%a1%e3%81%ab%e7%94%9f%e6%b4%bb%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%81%8c%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa%e6%b7%b1%e5%88%bb%e7%90%86%e7%94%b1-%e6%9c%9f%e9%96%93%e9%9b%87%e7%94%a8%e7%a4%be%e5%93%a1%e3%82%92%e8%8b%a6%e3%81%97%e3%82%81%e3%82%8b%e6%ad%a3%e7%a4%be%e5%93%a1%e3%81%a8%e3%81%ae%e8%b3%83%e9%87%91%e6%a0%bc%e5%b7%ae/ar-BBuA9Dq?ocid=spartandhp#page=2

© 東洋経済オンライン


現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困にフォーカスしていく。

 7月中旬、神戸市内の郵便配達員、三田剛さん(55歳、仮名)に会った。期間雇用社員の三田さんの二の腕から先は早くも真っ黒に日焼けしていた。その日焼け具合は正社員となんら変わらない。が、待遇には天と地ほどの違いがある。

 たとえば昨秋、全国各地の社員たちが総出でこなした「マイナンバー通知カード」の配達。制度実施に先駆け、通知カードの入った簡易書留を全国約5400万世帯に一斉に配った。究極の個人情報の誤配は絶対に許されない。つねにない緊張感の下、社員らは通常の仕事をこなしながら、仕分けや住所確認などの作業に追われた。

 このとき、正社員には7万~8万円の手当が出たが、三田さんら非正規の期間雇用社員はゼロ。あまりの差別に「まったく同じ仕事をしてるのに、なんでやねん」とぼやく。

正社員の新人教育も仕事のうち

 実際には「同じ仕事」どころではない。現在、三田さんはこの春に新卒で入社してきた正社員に「混合区」の配達方法を教えている。主に配達時刻が指定された速達や書留といった重要郵便物を配る混合区は、その都度、配達コースを工夫したり、配達中も臨機応変に道順を変えたりしなくてはならず、ここを任されるのは、社内でも担当区域に精通した優秀な配達員に限られる。業務用の住宅地図と首っ引きで指導をするのだといい、こうした新人教育はここ数年、彼の仕事のひとつにもなっている。

 また、取材で会った日は郵便物が少なく、正社員のほとんどが定刻より1時間早く退勤できる「時間休」という制度を利用して引き上げていった。しかし、三田さんにはそんな制度はない。夕方から1人営業に出掛けたと言い、「早速、(暑中見舞はがきの)“かもめ~る”の営業、1件取ってきましたで」と胸を張る。

 雇用更新を繰り返して勤続11年。混合区の配達も新人教育も任されるベテランだ。年賀はがきやかもめ~るなどの販売成績も局内トップクラス。しかし、年収は約350万円。正社員以上の働きをしているのに、年収は正社員に遠く及ばない。

 日本郵政によると、現在、日本郵政グループ4社(日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)の社員総数は約42万4000人で、このうち半分近い19万7000人が非正規の期間雇用社員。平均年収は正社員637万円に対し、期間雇用社員は232万円である。

 給与の違いだけではない。期間雇用社員には年末年始勤務手当も、住居手当も、夏期・冬期休暇も、結婚休暇も、扶養手当もない。ボーナスも平均月収のわずか0.3倍。病気休暇も正社員が有給で年間90~180日なのに対し、期間雇用社員は無給で年間10日が認められているだけ。ことほどさように福利厚生は、ないないづくしである。

 期間雇用社員の中には自ら短時間勤務を選び、比較的単純で責任の軽い仕事を任されている人もいるが、一方で三田さんのようにフルタイムで働き、残業もこなし、家計を支えている働き手も少なくない。取材するかぎり、一部の非正規労働者とはいえ、ここまで悪びれることなく、正社員と同様の仕事を担わせている職場にはあまり出合ったことがない。

 関西人らしいと言えばいいのか、三田さんはどんなときも「おいらの周りの正社員はみんなええ人やで。悪いのは会社やねん」と冗談めかして付け加えることを忘れない。それでも、ふと深刻な表情で「おカネの問題というよりは、心の安心の問題。いつもなんか(不測の事態が)あったら、どないしよという不安はあります」と漏らす。

泣く泣く「自爆営業」する期間雇用社員も

 不合理な格差に加え、郵政の現場には「自爆営業」と呼ばれる習慣がある。社員一人ひとりに課された、年賀はがきや暑中見舞はがき「かもめ~る」、ゆうパック商品などの販売ノルマを、自腹を切って達成するのだ。

 2007年の郵政民営化前後、はがきなら多い人で1万枚超、ゆうパックは数十個単位のノルマはザラで、私は、国際郵便商品のノルマをこなすため韓国・ソウルのあるホテルに自分あての郵便物を送った後、自費でソウルまで飛んで受け取っていた職員や、ゆうパック商品十数万円分を自宅に持ち帰っては近所に配り歩いていた職員などのケースを数多く取材した。中には、「ノルマがこなせない」と母親に告げた後、自殺した職員もいた。

 当時、郵政側にコメントを求めると、決まってこんな答えが返ってきたものだ。

 「ノルマというものはない。ただ、営業目標はある。職員が自腹を切るような事例は把握していない。“自爆”という言葉が一部メディアで使われていることは知っているが、われわれとしてはそうした不適正営業はしないよう、各職場に通知している」

 現在は、当時ほどあからさまなノルマの強制はなくなったとも言われるが、今もそうした習慣がなくなったわけではないし、雇い止めの不安からやむなく自爆する期間雇用社員はいくらでもいる。自爆について、三田さんは「自慢やないけど、1回もしたことありません。その代わり人の倍は営業せんといかん」という。一方で同僚の期間雇用社員が上司から「このままの評価やったら、次(次回の更新)、わかってるやろな」「ゆうパック、いくつ買うねん」と迫られて泣く泣く自爆する姿は何度も見てきた。

 三田さんは、もともと食品卸売会社のトラック運転手だった。20年ほど前にこの会社が倒産したため、郵政省(当時)からの委託業務として、郵便物などの運送業務を一手に担っていた日本郵便逓送(日逓)に転職、ここでも正社員としてトラックのハンドルを握り続けたが、待っていたのは郵政省から郵便事業庁、日本郵政公社、日本郵政株式会社へと至る、一連の民営化に伴うすさまじい経費削減と合理化の嵐だった。

 郵政からの委託料は切り下げられ、競争入札の導入によって低価格で落札していく業者に次々と仕事を奪われた。これにより三田さんの収入は激減、正社員から時給900円の契約社員へと切り替えられ、ついに解雇されて途方に暮れていたところを、業務の発注元でもあった日本郵政公社(当時)に期間雇用社員として採用されたのだという。

生活保護を受けざるを得なかった

 食品卸売会社時代に約500万円あった年収は日逓で約350万に下がり、期間雇用社員は手取り7万円からのスタートだった。当時、日逓といえば郵政省幹部らの天下り先として批判されたが、結局、郵政民営化によるしわ寄せをもろにくらったのは三田さんら現場で働く社員だったというわけだ。

 期間雇用社員になった当初は無遅刻、無欠勤、無事故、誤配もゼロという勤務を続けてもなかなか給与が上がらなかった。

 何より悔しいのは、上司から「アルバイトは安いから」という理由で残業を頼まれることだ。時間当たりの人件費が安い期間雇用社員が名指しで残業を命じられることは珍しくなく、上司に悪気はないのだろう。しかし、勤続10年を超えた今でも、アルバイト呼ばわりされることには、どうにも納得できない。

 三田さんは現在、毎月5万~10万円の生活保護を受けている。ヘルニアで長期入院をしたとき、見かねた知人から申請をするように言われたのがきっかけだった。子どもが5人いることに加え、中に障害のある子どもがいるため妻が外に働きに出ることが難しいといった事情もあり、申請はあっけないほど簡単に通ったという。急場をしのぐことはできたが、病院のベッドに横たわりながら複雑な気持ちにもなった。「おいらの給料では家族に最低限の生活もさせてやれんということなんやな」。 

 仲のよい子だくさん家族だが、「記憶にあるかぎり、家族旅行は行ったことないな」と笑う。食材は、妻が主に激安の業務用スーパーで買ってくると言い、毎日のように子どもたちに中国産の野菜やブラジル産の鶏肉を食べさせることには、正直、不安もある。

 そもそも、「同一労働同一賃金を目指す」と明言したのは、安倍晋三首相ではなかったか。現在、郵政では期間雇用社員11人がこうした格差の是正を求めて裁判を起こしている。有期雇用で働く人と、無期雇用で働く人の間で、不合理な差別をすることを禁じた労働契約法20条を拠り所にしたいわゆる「20条裁判」で、三田さんも原告のひとりである。

 一方、こうした動きに対抗したのかどうかは知らないが、日本郵政は2015年度から、新たな形態の正社員として、転居を伴う転勤はしないといった条件の「一般職」の採用を始めた。しかし、この一般職、福利厚生は現在の正社員並みになるが、基本給は低く抑えられており、中でも三田さんのようにキャリアが長く、比較的給与水準の高い期間雇用社員が転籍した場合、実質的な賃下げとなってしまう。

 要は「無期化、福利厚生あり、賃下げ」か、「不安定雇用、福利厚生なし、現在の給与」か。どちらかを選べというわけだ。しかし、一部の期間雇用社員たちは現在の給与水準を、正社員以上の頑張りと我慢で手に入れてきた。三田さんは一般職の採用試験を受けるつもりはない、という。

 今回、神戸市内の担当区域内にある居酒屋で話を聞いた。店内で、三田さんが別の居酒屋の女主人とあいさつを交わしていると、奥のほうから現れた恰幅のよい中年男性が「おつかれさん」と声をかけながら出て行った。「不動産会社の社長さんです。年賀はがきやかもめーるをぎょうさん買うてくれるお得意さんですねん」とうれしそうに教えてくれた。昔ながらの「街の郵便屋さん」は、営業も含めた仕事が大好きなのだな、と思う。

子どもと孫には同じ思いをさせたくない

 三田さんは酒を一滴も飲めない。ウーロン茶のグラスを傾けながら、筆者に「定年も近い僕がどうして20条裁判に参加したかわかりますか」と聞いてきた。非正規労働者が実名で訴訟に参加することには不安もあるはずだ。答えを期待しているふうでもなかったので、沈黙で続きをうながすと、三田さんはこう続けた。

 「子どもや孫の世代に同じ思いはさせられんと、思ったんです。何も正社員にしてくれと言ってるわけじゃない。同じ責任で、同じ仕事をしてる。だったら、同じ人間として扱ってほしい」
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「みじかびの きゃぷりてぃとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」

2016年07月20日 | 日記
「みじかびの きゃぷりてぃとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」

・・・・・・・・・・・・

いくつもの好きなことを存分に極める。

教科書なんかには載っていないし、誰も教えてくれない。

ただ言えることは、

「好きなことはとことんやってみる。」

ということだろう。

俳句やジャズ、英語会話。好きなことをとことんやってこられたご自身は

「わがまま」とは、「我儘」でしょう。「自分のゆるぎないもの」という意味。

しなやかに「儘(まま)」を続ける。

その中で生まれたのが

「みじかびの きゃぷりてぃとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」

ではないか。

そして、この名句が生まれたのは1969年(私が生まれた年)。オイルショックの直前。

戦後日本が、「我儘」を邁進していた時だ。

我儘(わがまま)は、決して悪い意味ではない。

お互いが我儘を認め合った時代だったからこそ、

「はっぱふみふみ」も流行したのだ。

「自分のゆるぎないもの」にいつも触れようとするその姿勢を、

皆が持つとき、次はどんな「名句」がでるのだろう。

いや、、、、

我々は、生み出せるのだろうか。

合掌 大橋巨泉さん。






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内定辞退 どうするか。

2016年07月12日 | 日記
学生にとっての交渉力の最初の経験だろうか。

いや。

交渉は、双方のwin-winを求めるもの。

交渉ではない。

ここで見えてくるのは、

そもそもの世界的にも珍しい日本の新卒一括採用の慣行だ。

理由はこれだけではないだろうが、

長期の採用工程を進めているのであれば、

いわゆる内定辞退は当然で、避けられない。

批判を覚悟だが、

内定辞退を起こさないように、様々な工夫や社員総動員かけて

対処しているのだろうか。

今後ますます学生の立場は強くなる。

迎合せよとは言わない。だが、順応しなければならない。

では、どうすれば。

学生の話をじっくり聞くことではないだろうか。

社員総動員かけて、それに付き合えるだろうか。

逆に言うと。。。。

内定を辞退しようか悩んでいる学生に対して、

その会社の人間として、

どのような雰囲気で接するのか。

その雰囲気は、学生は、即、読み取る。









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平成28年度 新入社員「働くことの意識」調査結果

2016年07月09日 | 日記
中年世代の眉を顰(ひそ)めるだろう。

しかし、

一方で、正直で素直な世代、ともいえるのでは?

言っていることは間違っていない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●「働く目的」では「楽しい生活をしたい」が増加(昨年度37.0%→41.7%)し、過去最高を更新した。「自分の能力をためす」は(昨年度13.4%→12.4%)過去最低を更新。「社会のために役立ちたい」も3.2ポイント低下(昨年度12.5%→9.3%)。(添付ファイル2頁参照)

●「人並み以上に働きたいか」では「人並みで十分」が昨年度よりさらに増加(昨年度53.5%→58.3%)して過去最高を更新するとともに、「人並み以上に働きたい」(昨年度38.8%→34.2%)を24.1ポイント上回り、両者の差も過去最大となった。(3頁参照)

●「デートか残業か」では、「残業」(昨年度80.8%→76.9%)「デート」(昨年度19.0%→22.6%)と、プライベートの生活よりも仕事を優先する傾向があるが、ここ数年は「デート派」が増加している。(4頁参照)

●「会社の選択理由」では、「能力・個性をいかせる」が増加し、今年もトップ(昨年度30.9%→33.2%)だった。「仕事が面白いから」は減少し(昨年度19.2%→17.3%)、5年連続で減少した(平成23年度26.8%)。(5頁参照)

●「どのポストまで昇進したいか」では、10年前(平成18年度)と比べ「社長」「専門職」とも減っている(社長17.8→10.8%。専門職26.4→17.8%)。女性を見ると「課長+係長+主任班長」が増え(18.9%→30.8%)、昇進志向が高まっている一方で「役職に付きたくない+どうでもよい」も増加(25.5→29.6%)し、二極分化傾向が見られる。(6頁参照)

http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001478.html
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平成28年度 新入社員「働くことの意識」調査結果

2016年07月09日 | 日記
中年世代の眉を顰(ひそ)めるだろう。

しかし、

一方で、正直で素直な世代、ともいえるのでは?

言っていることは間違っていない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●「働く目的」では「楽しい生活をしたい」が増加(昨年度37.0%→41.7%)し、過去最高を更新した。「自分の能力をためす」は(昨年度13.4%→12.4%)過去最低を更新。「社会のために役立ちたい」も3.2ポイント低下(昨年度12.5%→9.3%)。(添付ファイル2頁参照)

●「人並み以上に働きたいか」では「人並みで十分」が昨年度よりさらに増加(昨年度53.5%→58.3%)して過去最高を更新するとともに、「人並み以上に働きたい」(昨年度38.8%→34.2%)を24.1ポイント上回り、両者の差も過去最大となった。(3頁参照)

●「デートか残業か」では、「残業」(昨年度80.8%→76.9%)「デート」(昨年度19.0%→22.6%)と、プライベートの生活よりも仕事を優先する傾向があるが、ここ数年は「デート派」が増加している。(4頁参照)

●「会社の選択理由」では、「能力・個性をいかせる」が増加し、今年もトップ(昨年度30.9%→33.2%)だった。「仕事が面白いから」は減少し(昨年度19.2%→17.3%)、5年連続で減少した(平成23年度26.8%)。(5頁参照)

●「どのポストまで昇進したいか」では、10年前(平成18年度)と比べ「社長」「専門職」とも減っている(社長17.8→10.8%。専門職26.4→17.8%)。女性を見ると「課長+係長+主任班長」が増え(18.9%→30.8%)、昇進志向が高まっている一方で「役職に付きたくない+どうでもよい」も増加(25.5→29.6%)し、二極分化傾向が見られる。(6頁参照)

http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001478.html
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何のために働くのか。素晴らしい記事です。必読。

2016年07月07日 | 日記
素晴らしい記事です。

文中の「働きすぎと浪費の悪循環をワーク・アンド・スペンド・サイクル」

という働くことの意味を考えさせられる。

失業者からすれば、仕事がある人のいう戯言だというかもしれない。

ただ、今の就業状態がどうであれ、

何のために働くのだろうか。

その観点は、「今」でいいと思う。

今、何のために働くのか。

そこに視座すると、むしろ可能性が広がるかもしれない。

http://www.recruit-ms.co.jp/issue/column/0000000488/
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