第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

新卒採用の会社説明会の役割(早期段階)

2019年09月16日 | 日記
採用コンサルとしていると、当たり前だが、様々な採用上の各論に突き当たる。

理念→戦略→戦術 と下ろしていくと、実はついつい「戦術」が膨大なコンテンツになってしまう。

よって、現状把握の際、会社説明会での配布物やスライドに投影する内容には、頻繁に違和感を感じてしまう。

早期段階ではあるが、以下のようなスライドにすべき、と改善を促している。

実は、キャリア理論を踏まえており、ジェラットとハーズバーグを活用しているのだ。


採用広報ツール(説明会スライド等)の役割

   ・「どんな会社だった?」と聞かれた場合、どう答えるか。逆に何と答えてほしいかを伝えるため。
   ・「今日行った会社ってさ、〇〇なんだぜ」と他の人に伝えたくなるようにするため。
   ・自分と合うかどうか、を「ピン」と感じさせるため。            
    ※ジェラット「意思決定アプローチ・積極的不確実性理論」より

コンテンツ

   ・会社の「説明」をしない。
   ・テーマ/要点を4つ(以下)に絞る。印象深いキーワードで伝える。 
       ※4つのテーマ/要素はハーズバーク「二要因理論」より
   ・ビジュアルブックにする。

その他情報の扱い方

   ・詳細情報は(さらりと流し)、会社パンフに任せる。
   ・募集要項の別紙添付
   ・選考の流れ/ステップを明確に伝える。

説明会のスライド資料に、全てを盛り込んでも学生は、覚えない。

最近のトレンドは、やはり「ビジュアル化」だ。ここにお金を投じたほうが良い。

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若者の4人に1人は・・・・・。

2019年09月11日 | 日記
カタルシス。

https://ja.wikipedia.org/wiki/カタルシス


この機会を設けるだけでも、だいぶ減ると減ると思う。
自ら進んでカタルシス・タイムを設けてみるのも必要。
キャリアコンサルタントはいつでも付き合うよ。

https://creators.yahoo.co.jp/takashimafutoshi/0200036375



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古い平成モデル。令和モデルは「ボス・マネジメント」。恐れるな、メンバーよ。

2019年09月09日 | 日記

上場企業でさえ、課長級はプレイングが9割を超えている。

昭和モデルは、管理職はふんぞり返る存在で邪魔だった。

平成モデルでは、不況下の中、業務変革の対象になったのが、

課長級、マネジャーだ。業務を行うマネジャー、プレイングマネジャーが

誕生して20年は経っただろう。

上場企業の課長に関する実態調査(第5回)産業能率大学 総合研究所

https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/feature/201909/04-01.html

マネジャー自身もモデルがないのだ。理想となる上司がいない中、自分が上司の立場になって、

自らがモデルを確立しなければならない。このアンケートのように、その不満は部下にいく。

たまったものではない。

メンバー級はどうすればよいのか。

令和に時代に最も注目されるべきは、「ボス・マネジメント」だろう。

米国では、ハイパフォーマーの条件とされている。

上司の機能をこちらが使う、上司の活動をこちらの利に合うように動かす、ということ。

これからのVUCA時代には必要な行動特性だろう。
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