第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

人材開発への「真摯さ」が不足していた日本企業

2021年12月01日 | 日記
日本企業、特に中小企業は人材開発については、
極端に遅れている。

HR全般のコンサルを中小企業で行っていると、
現場で感じる遅れているその原因の一つは、
経営者よりも現場の中間管理職の「真摯さ」にあると思えてならない。

経営者は、人材開発に積極的で、金と時間、機会を提供するが、
中間管理職が、共鳴してくれない。

人材開発という投資に真摯に向き合えないのだ。

中間管理職はそういうもの、とでも思っているのだろうか、
そうしても近視眼的な采配が日々の中で支配されてしまっている。

「人材開発への投資は儲かる」という視点は、
近視眼的には難しく、むしろ、中原先生の記事にあるように
「行動変容」というキーワードの方が、中間管理職には
通用性が高いと思われる。

「現場の行動変容」を中間管理職の目の前で、視認できる人材開発が
起こった瞬間に、ようやく中間管理職は真摯に人材開発に向き合えるのではないか。

研修実施の前に、研修・育成対象者の上席者とミーティングすることは、
この観点からもとても重要だ。

http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/13561?fbclid=IwAR05qfW5DNvc3rJqgdDB87G02OA8ax5BCE6V-Whs9OYSgXMP7ei_nATw8Wk

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