ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えての第34節。
10月に入ったというのに、とにかく暑い。
ジリジリ照り付ける強い日差しで、体感温度は30度以上に感じる。
スタンドでこれだから、ピッチ上はものすごいことになっているだろうと思った。
きょうは、厳しい消耗戦だ。
スタメンは、 前節の小牟田のところに竜樹が入るお馴染みのメンバーだ。
開始から高い位置でプレスをかけるクサツ。
全選手よくボールに食らいついている。
ところが、開始8分アクシデントが発生。
左サイドで相手選手とマッチアップしていた高瀬が、相手と交錯して膝の当たり(?)を負傷、担架で退場。
代わりに入ったのは、闘将坪内。
ツボが入って守備は安定したが、前への推進力が 落ちてしまい、左サイドからのチャンスが作れない。
暑さも 手伝って、勝負も膠着状態で前半終了。
後半に入っても一進一退の攻防が続くが、25分に待望の先制点が生まれた。
カウンターから竜樹が前線に駆け上がり中村にパス、中村から瀬川に絶妙のパスが通り、左足を振りぬくとゴール右サイドネットに突き刺さった。
ところがその7分後、嫌な位置で千葉にフリーキックを与えてしまい、 ヘッドで決められたちまち同点。
すぐに追いつかれる嫌な展開だったが、選手たちは諦めなかった。
献身的な守備からカウンターを仕掛け、ゴール前の混戦から今度は瀬川が中村にラストパス。
これを中村が左足で振りぬくと、相手GKに当たりながらもボールはゴールに吸い込まれ勝ち越し。
その後、イ ガンウ、マテウスと投入して2-1で逃げ切り、残留に向けて貴重な、貴重な勝ち点3をゲット。
まだまだ安心できる状態ではないが、残り8試合に向けて希望が持てるゲームだった。
ただ、松葉づえで帰った高瀬のケガの状態と、メンバー入りしながら起用されなかった吉濱のコンディションについては気がかりだ。
なお、本日筆者はデジカメを忘れるという大失態をやらかし、ホームでの喜びの瞬間をお届けできないことが残念。(ゴメンね....)