湘南ベルマーレのホーム最終戦、平塚は完全アウェイ状態。
草津は、松下、熊林を累積で欠く苦しい布陣。
先日発表された戦力外通告を受けた4選手がスタメンに名を連ねた。
今季はケガに泣いたが、ザスパ不動の守護神本田征治。
今季もFWやトップ下を勤めたユーティリティプレーヤー山崎渡。
電光石火のオーバーラップでお馴染み寺田武史。
ファイアーウォール、きょうはボランチの藤井大輔。
この4人が、戦力外通告の鬱憤を晴らすような獅子奮迅の働き。
特に本田は、スーパーセーブを連発。
圧巻は、アジエルのPKを完全に読みきって阻止。
本田は、来季いなくていいのか............実に残念。
山崎、寺田、藤井もそれぞれ集中したプレーを見せた。
前半は、なんとか凌ぎきって0-0で折り返す。
後半に入ると、運動量に勝る草津が再三湘南ゴールを脅かす。
佐藤穣の、オーバーラップからフィニッシュまで持っていったプレーは光っていた。
しかし、ゴールまでには至らず0-0で無念の終了。
それにしても素晴らしいゲームだった。
全員が集中して、戦う姿勢が前面に出ていた。
特に本田、山崎、寺田、藤井の意地とプライドを強く感じたゲームだった。
ホーム最終戦、去って行く選手を見送るのは辛いけど、勝って笑って送り出してあげよう。