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石川遼とUSツアー222 進撃の回路と英樹のメジャーどりの構え方 1

2017-01-05 | 危うい日本のゴルフの世界

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Justin Thomas
 
Justin Thomas
Hideki Matsuyama
 
Hideki Matsuyama
英樹は、熟知のトーマスとラウンドを !!!
 
ますます、世界の評価が日増しに上がる。2016年、5勝を果たしたのは、英樹だけだ。

 

2017年の第一試合は、2016度のツアーチャンピオンが激突するハワイ、カパルアプランテーションで行われるChampion of Championsトーナメントである。2016年は、出だしからジョーダンスピースが、初戦を制し、マスターズ連覇へ向かうエンジンにアクセルを踏んだことでも、記憶にのこる。

ことしの英樹は、2016年を有意義に成績を残し、後半は5戦4勝という実績でFedeXcupトップの座を射止めて、今年の初戦に入る。まだまだ、進化中の英樹は、我々、記者連の中でも、マスターズ優勝候補の筆頭に躍り出て、のぼり龍だったタイガーの10年前を彷彿とさせるポスチャーだ。世界のスポットライトは、英樹のゴルフにフォカスしたようだ。自然と興奮の粒子が集まり始めた。アジアでメジャーを制したのは、タイガーを破った韓国人だけだ。マスターズは、誰も、手がとどかない。英樹のゴルフが歴史を変えるかもしれない。

さて、今日の現場は、カパルアだ。べンクレンショーの傑作、プランテーションは、新春第一号の王者の戦いだ。5日からスタート、すでに現地は、ギャラリーがチケットを手に握り、はせ参じている。日本からのギャラリーもおおおい。

遼について、2013年からUSツアーの選手になり、5年目を迎える。ケガを克服した遼は、期待ができる。特に、飛ばすことより、ショートゲームを重視して、パっテイングに磨きをかければ、念願のマジ一勝はかたい。USツアーに情熱をかける遼は、一月19日からはじまるCapitalbuilder Callengeに参戦する。まだ、同化力に不慣れな状態ではあるが、アメリカ人になるくらいの気力で、日本の遼から、世界の遼に変身してもらいたい。海外のスポーツマンは、イチローをしっかり見習うべきと心得る。

遼のコラムは、始まったばかりと思案している。日本の成績がずば抜けて輝いているから、なおさら、アメリカの活動が気になるのである。ゴルフに休みがない。日本は、90日の不確定休日がある。その90日を、しかりした土台と技術を練りこんだ選手が今年の賞金を稼ぐことになる。勝って兜の緒を締めない連中には、ゴルフの舞台は、厳しいものになろう。スターでもないのに、おのれをスターと思っている賞金稼ぎが、棒を振りまわしても、人気は出ない。その点が、日本のゴルフは、わかっていない。それを教え導く賢い先達がいないのが、現在の流れを止めきれない悪癖であろう。いざ、脱皮の世界へ飛躍せよ。選手たちよ、社会とともにあれ!!ともに、栄よ!!第3の鐘は鳴る。

すでに、始まっているマスターズ81回目。12番ホールで、まさかの7をたたいて、勝利の女神から見放されたスピース、昨年12月に訪れ、何度も、12番の失敗に挑戦していたと現地は報じた。英樹、スピース、マクロイ、リードの雲間を一つ出たプレヤーが秒読みの日々に入った。スピースは、オーガスタのメンバー扱いになっているので、現地入りができたのだろう。リベンジに余念がない。英樹の強敵でもある。記者は、英樹がチャンスをものにする筆頭であると疑わない。(記者 古賀剛大)

 


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