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ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

三上(さんじょう)

2006年10月16日 | 経営の話
昨日の日曜日、私はいつもの場所に出掛けました。

いつもの場所ってどこかって?

それは、自宅近くにある天然温泉「宝之湯」。

あのタカラヅカ歌劇で有名な宝塚市に私は住んでいるのですが、この天然温泉は
自宅から車で7分ぐらいのところにあります。

週末は仕事が入ることが多いんですが、空いた時間ができれば必ず行きます。


それは、私にとって大切な意味を持つ場所だから…


●1週間の疲れをとって、リフレッシュ&リラックスできる!


それから、何といっても大切なのは…


●ビジネスのアイデアがどんどんひらめく!


著書を出版したり、セミナーで新しいネタを披露したり、メルマガやブログを
こうして書いていると、よく周囲から言われる言葉があります。


●岩佐先生って、あんまり寝てないんじゃないの?

心配ご無用です(笑)。しっかり寝ています。

それも、イビキをかきながら… 子供にはうるさいとよく怒られます(笑)…



約1000年ほど前の中国の宋の時代、政治家の欧陽修という方はこう言ったそうです。

●アイデアを練るときは、三上(さんじょう)でなければならない。


三上とは…

●馬上(ばじょう)  … 移動中
●枕上(ちんじょう) … 寝る前や寝起き
●厠上(しじょう)  … トイレの中 


経営者は、いつも現場で走り回っているだけではダメだと思います。

経営者は、新商品のアイデア、組織改善のアイデア、新規顧客開拓のアイデアなど
常にネタを仕込んでおかねばならない。

こういったアイデアは、日常業務に忙殺されている合間に、机の上で肩肘張って
気合を入れて、あれこれ考えながら、ひらめくものではありませんよね。

上記の三上のように、ある程度リラックスした空間の中で、一人きりになったとき
にひらめくものです。

私も平日の日中は、顧問先への訪問や決算対策の打合せなど走り回っており、
オフィス不在が多いのですが、移動中の時間などに、ふっとアイデアがひらめく
ことが多いんですね。


経営者の皆さん、アイデアを練る空間&時間はしっかり確保して下さいね。

経営者が日々ルーチン業務を淡々とこなすことだけに満足していたんでは、絶対
成長はありませんから…



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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枕上は確か (小早 昇)
2006-10-17 13:30:56
難問山積の解決方法は、日常生活の中では拡散するだけで収束することはありません。完全に一人になれる空間でのみ結論に達することができます。従って「山上」は良く言い当てられた言葉だと思います。
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御礼 (小早昇様)
2006-10-17 22:53:49
コメントありがとうございました。
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