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ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

こういう時だからこそ…

2009年05月20日 | 独り言
今日、政府より1~3月期のGDP(国内総生産)が発表になりました。

★戦後最悪の落ち込み

ということで、年率換算15.2%減とのこと。

私も税理士として顧問先様の業績推移を見ていますが、特に製造業の落ち込み
が激しいです。



先日の報道でも、トヨタ自動車やパナソニックの決算は、21年3月期だけで
なく、22年3月期まで赤字の見通しであるとのこと。

私はこの記事を見て大変ショックを受けました…


製造業のある社長さんは、

★仕事が消えてしまった

と言われました。

また、色んな業界の経営者の言葉に共通する声として多いのは、

★売上の見通しが全く立たない

ということです。


ただ暗いニュースが多い中でも、優秀な経営者は頭を抱えている
だけでなく、時代の変化を見据えて、次の一手を打っています。



今日も、クライアントの社長から「新規のビジネス展開を考えているが、
どの会社でどう運営するのが税務的に有利か」という相談があり、お打合せ
をさせて頂きました。


こういう前向きな話は顧問税理士としても喜ばしい限りです。

この社長には先日の私が出演したラジオのオンエアを聞いて「元気が出た」と
おっしゃって頂きましたが、私の方こそ元気が出ました。



逆に、ちょっと心配になるのが、仕事がないために、社内がお通夜みたいに
暗い雰囲気になっている会社です。


新たな一手を推進していく確認をしても、

「新しいビジネスの方はすぐに売上が上がるわけないから、やっぱり前から
 やっている、この仕事で売りが立たないと厳しい。」

と言いながら、既存の収益構造にしがみつき、また暗くなってしまうという
悪循環のパターンです。


確かに新しい手を打ったからといって、明日からすぐに劇的に売上が急上昇
するはずはありません。

でも、何も手を打たずにズルズル時間が過ぎていっても、状況はいつまで
たっても好転しません。

★社長業=未来創造業

今日のような不況になると、社長の経営手腕がほんとに厳しく問われますね。


今は会計事務所にとって、3月決算法人の追い込み時期です。

巷でインフルエンザが流行っていて、特に兵庫・大阪は感染者数の発表が
日増しに増えています。

それでも、子供の学校は休みになりますが、国税庁は申告期限を延長して
くれません。


法律を相手にした仕事をしている自覚をもって、インフルエンザの予防
の再徹底を昨日の朝のミーティングでもスタッフ一同、共有しました。



私も日経ベンチャーの原稿は先日全て提出完了しましたので、
脳ミソの使うところを完全にギアチェンジしています。



経営者の皆さん、こういう時だからこそ、先をしっかり見据えて
頑張っていきましょう!





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