会長様の築かれた経営基盤に敬意を表します。

今日、わが社に訃報が入りました。

顧問先のお客様の会長様が今朝お亡くなりになったとのこと。

現在はご長男の二代目社長がしっかり経営のかじ取りをされて
おられ、素晴らしい収益モデルを展開されておられますが、
この会社の経営基盤を築かれたのが、会長様でいらっしゃい
ました。

ご容体は悪いとお聞きしており、二代目社長から会長様の相続
対策についてのご相談も受けておりましたので、いつかこの日が
やってくることを覚悟していました。

しかし、会長様が大変ご立派な方で崇高な商売理念をお持ちの方
でいらっしゃっただけに、外出先で訃報を耳にしたときは、何か心
にぽっかりと穴が開いたような寂しい気持ちになりました。


会長様のご生前の思い出としては…

二代目社長が新規ビジネスを銀行融資を受けてスタートされた
ものの、なかなか軌道に乗らなかったスタート段階の折に、私
に連日のようにお電話を頂き、ご子息の二代目社長を大変ご心
配されていたことです。

親はやはり子供のことが色々心配なんですね。

でも、今となってはそれも良い思い出であり、取りこし苦労に
終わりました。

二代目社長は新規ビジネスを軌道に乗せるだけでなく、さらなる
業態開発を展開し、見事なまでにビジネスを拡大させておられる
からです。

まさに宮本武蔵の「守破離」の精神を絵にかいたような事業承継
ストーリーです。

これからは、天国であたたかく二代目社長と会社の行く末を見守って
頂けると信じています。

今週末は会長様の築かれた経営基盤に敬意を表し、社葬に参列したい
と考えています。

ご冥福をお祈りします。

本当にお世話になりました。