塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り べんてんで変わり麺

2008-01-14 11:45:07 | 拉麺_08
 三連休最後の日は、馬場のべんてんである。こちらの塩を
定期的に頂かないと、何とも落ち着かない。天気予報では、
今年一番の寒さだと予報士が語っていた。その分、防寒対策
もしっかりと整え、いつものようにお店に到着。
 昨日のように風が吹かない分、幾分過ごしやすい。待って
いる間、常連の皆さんから年末年始に巡ってこられた麺処の
話を伺いながら時間も経ち、いつもより20分ほど遅れて暖
簾が出た。
 田中光勝店主に伺うと、先日の休みの4日間は風邪を引き、
ほとんど寝ていたとのことである。
 さて、本日は塩800円をノーマルで注文。そうこうすると、
麺箱の下段から薄く伸ばした幅広の平打ち麺を先に湯がき、
別ざるに入れて茹で湯に放置。その後メインの麺を茹で上げ、
盛り付けにかかる。
 塩を出されるいつもの作業の最後に、先ほど茹でられた幅
広の平打ち麺が盛られる。そして、パーコーがトッピングさ
れる。小麦粉とタマゴで衣をつけて油で揚げた豚肉・パーコ
ー、こちらでは肉にカレー粉が塗られて、一工夫されている
のも嬉しい。
 まずは、幅広の平打ち麺から頂いてみる。きしめんよりも
もっと薄く、その食感と喉ごしが快感で面白い。たくさんの
量はなかったものの、とても満足の変化球・変わり麺だ。
 スープは、いつもより昆布の風味が前面に出て心地よく頂
け、素晴らしい一杯で旨かった。


「街を巡る」関口・目白台界隈「目白坂」

2008-01-14 06:09:40 | 街を巡る
 2008年の「街を巡る」は、1月4日、文京区の関口から目白
台にかけて訪ねたのでレポートする。約10件ほどのスポットを
巡ったところ、この日はまるで坂道巡りをしたように、坂道が
多かった。
 東京メトロ・有楽町線の江戸川橋駅で下車し、神田川に架か
る江戸川橋を渡れば、関口2丁目に入る。江戸川橋の北詰から
北上する路を昔は「清戸道」と呼んだ。西方清戸、現在の清瀬
市から練馬経由でここまで抜ける道筋で、今の目白通りである。
 ここから西側の椿山荘方面に向かって坂道がある。これが
「目白坂」(めじろざか)だ。元和4年(1618)、坂上に長谷
寺があり、本尊を目白不動尊と称した。この名は、三代将軍・
家光がこの辺りを“目白”の号を授けたことに由来する。坂名
もこれから取られている。現在、目白不動尊は明治にはいると
衰退し、豊島区の金乗院に移され祀られている。
 歌人であり国文学者の窪田空穂(1877~1967)がこの辺り
を「目白台の空を真北に渡る雁 希に見る雁の四・五十羽かも」
と詠んでいる。
(文京区関口2丁目2番地辺り)