塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 塩帆立にサプライズ

2007-03-23 21:31:02 | 拉麺
 帰宅途中、西武新宿線の都立家政駅で下車、向かうは「七彩」である。
先週の土曜日(17日)に、同店に立ち寄ったところ、塩のテスト版を
提供できるとのことで、塩を頂いた。しかし、その塩はまだ完成していなく、
あと何回かの捻りが必要だと、店主は話されていた。
 その塩拉麺が、すでにメニューに登場していた。
喜多方ラーメン塩「バージョンB」だそうである。
その塩を、もう一度確かめたく伺ったわけだが、店内に入るなり
店主から「グッドタイミング」の声がかかる。
なんと、帆立の塩を本日に限り、出せるとおっしゃるではないか。
ならば、頂きましょう。
 塩帆立870円の登場を待つ間、店主との話も弾む。
本日はラッキーにも、活き帆立が15kgも手に入ったそうで、
スープにはこれでもかと活き帆立を投入したとのこと。
 写真を見ていただきたい。
スープは少し色のついたコンソメのようであるが、
とても和風のまろやかな風味と、イタリアンぽい味がする。
そして、煮干しは極力抑えられ、昆布の旨味が前面に出ている。
角切りの赤いのはトマト、バターまでのせられている。
スライスレモンも香る感じと、ほどよい酸味がイタリアンだ。
 スープの素になった大振りの貝つき帆立は、あっさりとした味付けで、
イタリアの焼酎「ガラッパ」が飲みたくなった。
こちらのボソッとした特注麺もベストマッチ。
2つのタイプのチャーシューも合っており、この塩は旨い。
本日限りの塩帆立だった。大いに満足。
 食べ終えて店を出る前に、店主曰く、このあと数日後には、
鳥白湯の塩つけ麺を提供出来ると、情報をいただいた。
さあ、また楽しみが一つ増えた。

東京の坂道巡り 夏目坂

2007-03-23 07:02:50 | 坂道
 原町から早稲田を目指した。
本当は「下戸塚坂」(しもとつかざか)へ
向かいたかったのだが、途中路地に入ってしまい、
方向がわからなくなり、出てきた通りが夏目坂通りだった。
 そのまま馬場下町方面へ向かう坂道となる。
これが「夏目坂」(なつめざか)だ。
漱石の父、夏目小兵衛直克が自分の名を坂道につけたと
いわれている。
 この夏目坂の南側左に行くと「下戸塚坂」となる。
(喜久井町48番地辺り)

東京の坂道巡り 急なSの字坂

2007-03-23 06:58:00 | 坂道
 外苑東通りに出て横断し、原町1丁目に入る。
通りから少し下がった通路に、自動車教習所でも
お目にかかれないような下りの「急なSの字坂」があった。
高低差は2m程であるが、車専用の坂のようで、
歩行者には別に、右側に階段が設置されていた。
 まだ造られて間もないようで、箱庭のような坂道だ。
もちろん、坂名はないはずである。
(原町1丁目34番地辺り)

東京の坂道巡り 滝の坂

2007-03-23 06:51:12 | 坂道
 宝竜寺坂へ戻る手前、右側に早稲田通りまで
一直線に続く道がある。この一本道、早稲田通りに
近いところ、大願寺辺りから坂道になっており、
これが「滝の坂」(たきのざか)だ。
 坂の近くにあった若狭小浜藩主、酒井氏の屋敷内に
池があり、その水が小滝となって流れていたから
命名されたという。
(弁天町48番地辺り)

東京の坂道巡り 林羅山が眠る

2007-03-23 06:46:40 | 坂道
 宝竜寺坂を上り、路地を右左に進むと、公園の手前右側に
塀で囲われた一角がある。入り口の門もカギで閉ざされている。
ここが朱子学の祖、林羅山を筆頭とする林一族の墓地である。
 本名は、林信勝。1605年、儒学者として徳川家康に仕え、以後、
家綱まで侍講を勤めた。
 墓地の写真は、塀の隙間から撮ったもの。大小81基の墓碑がひっそりと
たたずんでいる。募内は、掃除が綺麗に行き届いていた。
(市谷山伏町16番地辺り)