tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

締め切り迫る!奈良の近・現代建築をめぐる(PARTⅡ.)by 奈良市観光協会(2018 Topc)

2018年06月15日 | お知らせ
7月6日(金)「奈良の近・現代建築をめぐる②」というツアーを開催します。ガイドは、奈良まほろばソムリエの会が担当します。「奈良の近・現代建築をめぐる①」は、定員15人を上回る20人以上のお申し込みをいただき、5/18(金)に実施いたしました。おかげさまで今回のパート②も、すでに催行が決定しています。主催者(奈良市観光協会)のHPによりますと、

奈良の近・現代建築をめぐる②
奈良には世界的に知られる古代建築の陰で、優れた近・現代建築が点在しています。奈良市観光協会では、主に通常は立ち入りが難しい近・現代建築をめぐるツアーを3回に分けて実施します。第2回目の今回は、なら100年会館、南都銀行本店や奈良基督教会の中を見学します。施設の管理者からの貴重な裏話などが聞けるポイントも。

商品名 奈良の近・現代建築をめぐる②(B0032)
料 金 3,500円(税込)
日 時 平成30年7月6日(金)
集 合 午後1時30分 奈良市総合観光案内所内(約2時間半程度)
締 切 6月29日(金)
コース
集合 奈良市総合観光案内所内→なら100年会館(内部見学) 
   →南都銀行本店(内部見学)→奈良基督教会(内部見学)現地解散
※入金後のキャンセルは、払い戻しできません。
※雨天決行(荒天の場合は中止/この場合、全額払い戻しいたします)
公益社団法人 奈良市観光協会 奈良市上三条町23-4
TEL:0742-27-8866(平日9:00~17:00)
FAX:0742-27-2299
WEB:http://narashikanko.or.jp/
ツアーの詳しい内容はチラシをご覧になって下さい。


奈良市総合観光案内所は、JR奈良駅の旧駅舎内にあります。南都銀行本店内は、私がガイドします。実はこれまで2回、奈良ひとまち大学(奈良市の関連団体)の依頼で、定員20人の南都銀行本店を巡るツアーを2回、実施したことがあります。それが初回は100人以上、2回目は90人以上のお申し込みをいただき、抽選で各20人のツアーとして実施しました。今回は、その選に漏れた方にも再チャレンジの機会となります。

お申し込みフォームは、こちら。たくさんのお申し込みをお待ちしています!

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まっこて、うまかぁ!鹿児島フェア バイキング/ホテル日航奈良で6月30日まで!(2018 Topic)

2018年06月14日 | お知らせ
昨日、ホテル日航奈良の「鹿児島フェア ランチバイキング」にいた(行った)。これは良か企画でごわす。おい(俺)は鶏飯(けいはん=奄美群島の郷土料理)を好いちょるばってん、これが楽しみじゃったが、もっともっとうまかものがずんばい(たくさん)出ていて、たまがった(驚いた)!


西郷どんが薩摩ムードを高める




焼酎「さつま五代」の薦被(こもかぶ)り、これは初めて見た



西郷(せご)どんの奄美大島のむぞかぁ(可愛い)おっさん(奥さん)を思い浮かべながら、ずんばいたもった(たくさん食べた)。おはん(あなた)にも、写真を見てほしかぁ!。ホテルのHPを見っと、


ざっと一周すると、こんな感じになる

鹿児島フェア ランチバイキング
初開催の鹿児島フェア!今大変注目を集めている“鹿児島”の美食を存分にお楽しみください。
期 間 2018.6.1(金)~6.30(土)



白身魚のポワレ


黒豚焼売


桜島鶏のソテー

料 金
[土日祝]大人 2,300円/お子様(4才~小学生) 1,150円
[平日]大人 2,100円/お子様(4才~小学生) 1,050円



茶美豚ウインナーのポトフ


白身魚とイカのゴーヤマリネ


こんな風に名札がついているので、材料もよく分かる

メニュー きびなごの唐揚げ/桜島鶏のソテー/茶美豚ウインナーの和風ポトフ/がね(かき揚げ)/さつま揚げ/鶏飯 など
パフォーマンスコーナー 豚骨ラーメン



これが一番気に入った!カリッカリの「きびなごの唐揚げ」、黒酢をかけていただいた

【月曜・火曜は「ウェブ予約」がお得!】
ウェブ予約のご利用で、大人の方4名様以上でお一人様半額に!
※11:30〜13:00迄のご利用となります。
※必ずウェブ予約をご利用ください
※他の割引との併用不可



ポークのサラダ仕立て


黒豚味噌豆腐


これは薩摩とは関係ないが、大和当帰を使ったスパイス。カレーにかけると美味しかった!

【鹿児島フェア開催記念プレゼントキャンペーン】
バイキングご利用の方から抽選で10名様にプレゼント!
・SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)ペアご宿泊券/鹿児島黒毛和牛肉/鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ肉/さつま揚げ詰め合わせ/知覧茶 など



定番中の定番、薩摩揚げ。やはり美味しい!

私が訪ねたのは平日だったので、これだけいただいて、わずか@2,100円。土日でも@2,300円だ。この日、隣のテーブルに会社の先輩(OB)たちが4人連れで来ていて、ワイワイ言いながら料理をつついていた。そんなランチも楽しそうだ。


鶏飯(けいはん)。自分でご飯をよそいトッピングし、ここに鶏がらダシのスープをかける

NHK大河ドラマの「西郷どん」、私は毎回楽しく見ている。「史実と違う」などの声が出て、視聴率はいまイチ伸び悩んでいるが、西郷どんは奄美大島を出た。いよいよこれからが活躍のシーンが続く。次回放送(6/17)は、歴史に名高い「寺田屋騒動」(精忠組の同士討ち)だ。


締めは豚骨ラーメン。サイズは小ぶりの茶碗くらい

フルーツもスイーツもたくさんの種類があったが、糖質の取り過ぎになるので、グッと我慢した(コーヒーだけいただいた)。『医者が教える 食事術』によると、糖質(炭水化物や糖分)が肥る唯一の原因だそうだから。


トッピングは自分で選べる

「今年は明治150年」とある講演で申し上げると「明治151年では?」という質問をいただいた。確かに明治元年(1868年)から起算して、今まで明治の元号が続いているとすれば、今年(2018年)は明治151年となる。なので正確には今年は「明治150周年」だが、何だかくどいので「明治150年」と呼んでいるのだろう。明治元年に生まれた赤ん坊がまだ生きていれば、今年は150歳になっている。

ともあれ「鹿児島フェア バイキング」は好企画だ。料理は美味しいし、豚骨ラーメンのパフォーマンスも楽しい。焼酎の薦被(こもかぶ)りは珍しい。陳列も、よく考えられている。期間は6月30日(土)まで。おはん(あなた)も、ぜひ行ってたもんせ!
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なかじまゆたか作品展/県橿原文化会館で7月6日(金)~8日(日)開催!(2018 Topic)

2018年06月13日 | お知らせ
橿原市在住の絵本作家・画家のなかじまゆたか(中島豊)さんが描かれた奈良まほろばかるたや、これまでに発刊された本の挿絵などの原画展が開催される。いただいたハガキに作品展の概要が出ている。



なかじまゆたか作品展
発刊本挿絵原画 奈良まほろばかるた原画
日 時 2018 7/6(金)~8(日)9:30~16:30
入場料 無料
会 場 奈良県橿原文化会館(展示室)
※ホームページ「こどものもり」に作品等を紹介しています。


「奈良まほろばかるた」の原画のいくつかは、こちらに掲載されている。しっとりとして情緒のある独特の作風が光っている。

たくさんの方のご来場をお待ちしています!



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替えましょ!鷽替(うそか)え神事/菅原天満宮(奈良市)で毎年6月25日(毎日新聞「ディスカバー!奈良」第69回)

2018年06月12日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。先週(6/7)掲載されたのは「和やかに鷽替え神事/奈良市の菅原天満宮」、執筆されたのは奈良市在住の久門たつおさんである。
※トップ写真は、鷽のお守りが入った箱を交換する人たち

この「鷽替え神事」、よくテレビや新聞などで見ていたが、何とも不思議な行事である。『日本歴史地名大系』によると、菅原道真と天菩日命(あめのほひのみこと)をご祭神とする東京の「亀戸(かめいど)天神社」(江東区亀戸三丁目)でも行われている。ただし催行日は1月24~25日だった。

『日本大百科全書』の「日本のおもな郷土玩具」によると、
太宰府天満宮の鷽(うそ)
太宰府天満宮の鷽替え神事に売られる開運・招福の縁起物。ホオノキでウソにかたどって削り掛けの技法でつくられている。
太宰府天満宮の土笛(つちぶえ)
鷽替え神事にちなんだ鷽笛と、神鳥とされるフクロウに模したふくろう笛とがある。鷽笛は濃緑と黒で彩色され、土鈴(どれい)式のものもある。ふくろう笛は茶色、腹白で偏平形である。


何とも不思議な神事である。では、以下に記事全文を紹介する。


鷽の木製お守りと箱(奈良市の菅原天満宮)

奈良市菅原町にある菅原天満宮で毎年6月25日に行われる「鷽(うそ)替え神事」。参拝者がそれぞれ買い求めた鳥の鷽の木製お守りが入った箱を、境内で太鼓の音頭に合わせて「替えましょ」「替えましょ」と言い合って何度も交換を繰り返します。

この神事は、菅原道真(845年~903年)を祭神とする多くの天満宮で行われてきました902(延喜2)年、大宰府で神事の際、多数の蜂が飛来して人々を刺そうとしましたが、鷽が現れて蜂を食べ尽くし、危難を救ったことが始まりとされています。

鷽は嘘(うそ)に通じ、お守りを取り替えることで災禍、凶事を嘘とし吉に変える願いを込めます。菅原地区は菅原家発祥の地とされ、近くには道真の産湯池と伝わる遺跡もあります。当日は午前中に道真公誕生祭があり、午後から神事が行われます。箱には通し番号が印字され、抽選で景品が贈られるのも人気です。

【メモ】近鉄大和西大寺駅下車、南に徒歩約15分。問い合わせは菅原天満宮(電話0742-45-3576)(奈良まほろばソムリエの会 久門たつお)。


 
コメント (4)
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まれにみる「危機管理広報」の失敗事例/反面教師としての日本大学 記者会見

2018年06月11日 | 意見
私は企業で約15年間、広報(対マスコミ広報)を担当してきた。その間、雪印の「私は寝てないんだ!」、みずほHDの「実害はなかった」、船場吉兆の「ささやき女将事件」などをはじめとする危機管理広報の失敗事例を反面教師として注目してきた。しかし今回の日大の記者会見は、過去の全ての事例をはるかに上回る「超弩級の失敗事例」となった。その後も、「週刊文春」や「週刊新潮」での追いかけ報道(内部告発など)が止まらない。
※トップ画像は、ニコニコ生放送から拝借

日大の事例については、いつか自力でまとめようと資料(テレビの録画や新聞切り抜き)を収集していたが、今回、それをズバリとやってくれた記事が、産経新聞「論説委員 日曜に書く」欄(6/10付)に出た。鹿間孝一(しかま こういち)氏による《日大の「失敗の本質」》だ。ネット版には「甘い想定、逆ギレ会見、逃げた?トップ…」というサブタイトルがついている。以下、ネット版から全文を引用する。

日本大学は大きな誤りを犯した。関西学院大とのアメリカンフットボールの定期戦での悪質な反則タックルは、スポーツを汚す行為だが、それだけではない。事後の対応があまりにお粗末だった。近年、企業の不祥事が相次ぎ、コンプライアンス(法令順守)や危機管理の重要性が叫ばれている。しかも日大には危機管理学部があるというのに、どうしたことか。3つの観点から「失敗の本質」に迫りたい。

◆最悪を想定せよ
危機管理の要諦は、まずは最悪の事態を想定して、そうならないためにはどうしたらいいかを考えることである。だが、とかく大事(おおごと)にはならないだろうと楽観しがちである。日大もそうだった。反則タックルが監督や担当コーチ(いずれも辞任)の指示だったのでは、と取り沙汰されているのに、「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)があったのが問題の本質」という説明をした。誤解した選手が悪いというニュアンスだ。

事実を隠蔽(いんぺい)しない、うそをつかない、責任を転嫁しない-も危機管理の基本である。日大アメフット部において監督は絶対的な存在で、選手は反抗できない。だから前述の説明で乗り切れると思ったのだろうが、甘かった。反則タックルをした選手が記者会見して、指示の内容を詳細に明らかにしたことで、一気に風向きが変わった。「そうでなければ謝罪にならない」と顔を出したのも、同情と好感を呼んだ。


 リスク・コミュニケーションとメディア
 福田 充(日本大学危機管理学部教授)
 北樹出版

◆会見で火に油
翌日に前監督とコーチが会見して、改めて反則指示を否定したが、選手とどちらが信じられるかは言わずもがなである。危機対応にはスピードが求められる。放っておけば火は燃えさかる。なのに日大は、火を消すどころか、油を注いでしまった。

まず関学大への謝罪も、質問状への回答も遅かった。加えて謝罪に訪れた前監督は、ピンクのネクタイで、大学名の「かん(くわん)せいがくいん」を「かんさいがくいん」と言い間違えた。ピンクは日大を象徴するカラーらしいが、ふさわしくない。誰もアドバイスしなかったのだろうか。

危機管理において、謝罪の記者会見は極めて重要である。事前に想定問答をつくり、リハーサルをする。服装は地味なスーツか業種によっては作業服で、派手な色や柄のネクタイは避ける。頭の下げ方にも注意する。

ところが、前監督らの会見は準備不足で、うまく切り回すべき広報部職員の司会者が目立ってしまった。同じ質問が繰り返されているとして、声を荒らげて何度も会見を打ち切ろうとし、「あなたのせいで日大のブランドが落ちますよ」と指摘されると、「落ちません!」。

「私は寝てないんだ」と言った食品会社の社長や、息子に耳打ちする高級料亭の女将(おかみ)を思い出すが、誠意を示すべき会見で逆ギレは最悪である。かつて橋下徹前大阪市長は、時間無制限、どんな質問にも答えると深夜まで会見した。

◆逃げた?トップ
危機管理はトップが責任をもって対応しなければならない。平素から悪い情報が迅速に上がってくる体制を整備し、損失は覚悟の上で、二次被害、損失の拡大防止に全力を尽くす。なによりトラブル時に、トップは逃げないことが大切だ。

日大のトップである田中英寿(ひでとし)理事長は、問題が発覚して以降、一度も会見していない。学内の会合は別にして、公には謝罪も自らの責任への言及もない。これでは逃げていると思われても仕方あるまい。日大は弁護士7人からなる第三者委員会を設置した。関係者から聞き取り調査などを行い、7月下旬に結果を報告するという。

すでに関東学生アメリカンフットボール連盟は、監督とコーチが反則行為を指示したと認定し、処分を下している。いまさら何を調査し、どんな報告をまとめるというのか。これも後手に回った。日大のイメージは失墜した。学生の就職活動や入試にも影響が出そうだ。まれに見る危機管理の失敗例といえよう第三者委を設けるなら、こちらを検証してはどうか。危機管理学部の貴重な教材になるはずだから。

鹿間氏は同業者を気遣っているが、今回の失敗の一因は、あの司会者・米倉久邦氏だ。もとは共同通信社でワシントン特派員、経済部長や論説委員長を歴任した人だ。「やめてください。1人で何個も聞かないでください。他の方も聞きたい方いっぱいいるんですから」「こんな何十人もいるのに、全部やるんですか? 何時間かかるかも分からないじゃないですか、無理ですよ。みんな手を上げているのに」など、乱暴な言葉を連発していた。これで日大はもちろん、共同通信社のイメージも地に落ちたのではないか。

広報の経験者として、上記以外で首をかしげたのが以下の6点である。
・緊急会見を開く旨を報道各社にファクスで連絡したのが、開始時間の約1時間前だった
・ホテルではなく学内で会見した。ホテルなら「予約していた時間が来たので」と打ち切れる
・謝罪コメント、日大側の主張、事実関係などをまとめた資料などを全く配布していない
・会見を始めるとき司会の米倉氏は、名前も肩書も名乗らなかった
・冒頭で内田氏と井上コーチが、順番に謝罪の言葉を述べた。コーチはここで述べる必要はない
・謝罪してすぐに質疑応答に入った。まずは経過をきちんと説明すべきだ
・内田氏と井上コーチが終始「僕」と言っていた。常識的には「私」


日大危機管理学部のHPには、
・私たちに脅威を与える「危機」は社会の多様化・グローバル化とともに増大し、個人や企業、さらには国家レベルでも高度な「危機管理能力」が求められるようになりました。日本大学はそうした時代のニーズにいち早く対応し、2016年4月に、日本ではじめてとなる文系の「危機管理学部」を開設しました。
・時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、社会に送り出します。
・「災害マネジメント」、「パブリックセキュリティ」、「グローバルセキュリティ」、「情報セキュリティ」の4領域を置く危機管理学部は、「オールハザード・アプローチ」の視点で社会の安全を脅かすあらゆるリスクを研究対象とし...(学部長からのメッセージ)
・「リスク」と「クライシス」の両面で 多様な危機に対応できる能力を養成。(ある教授からのメッセージ)
・警察でのキャリアを生かし即戦力となる人材育成を目指します。(同上)


危機管理学部の学生はかわいそうだし、来年、この学部を受ける学生がいるのか、と余計な心配をしてしまう。今となっては、詳細な「第三者委員会」からの報告が楽しみだ。
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