1/23に紹介したばかりの「手づくりうどん 美ノ吉」を昨夜、再訪した。午後7時前に近鉄結崎駅に降り立つと、周囲は真っ暗だった。かつての駅前は、もっと人通りが多かったと地元の人に聞いた。駅前のとある自転車駐輪場では、駐輪台数がピーク時の1/3になったという(しかも、周囲で何軒か閉店した)。つまり、通勤客がどんどん定年を迎えているのである。
Wikipedia「川西町(奈良県)」を見ても、国勢調査での人口ピークは1995年(平成7年)の9,847人。しかし2010年11月1日の推計人口では、8,743人(△11%)と、15年で1割以上減っている。人口構成も、国の平均より高齢化が進んでいる。「デフレの正体」にあったように、ここでも人口流入の減少と高齢化は、深刻な問題なのだ。そんな中にあって、駅前で長年のれんを守り続けている「手づくりうどん 美ノ吉」は、貴重な存在である。
今回は夜だったので、まずは生ビール(中)500円と鶏の照り焼き420円を注文した。照り焼きのタレは、うどんダシと同じく、昆布と削り節がよく利いていて、とても美味しい。次に、本日のメイン・鍋焼きうどん795円に、結崎ネブカを追加トッピング。それがトップ写真である。運ばれてきたときは、もうもうと湯気が立っていて、食欲をそそる。ダシの利いた薄口のツユ。具のネブカやエビ天、鶏肉などにもっちりした手打ちうどんがからみ、贅沢な鍋焼きうどんに仕上がっている。これはうまい。
1/25に紹介した「結崎ネブカだより」(創刊号)に、ご店主の木田勝裕さんのお話が出ている。《特徴である「甘み」「やわらかさ」を活かすため、長さ7cmほどに切った『結崎ネブカ』を化学調味料を一切使わない天然にこだわった“だし”と軽く炊き込むことで、甘みが増しシャキシャキ感を損なわず歯ごたえを楽しむことができます》。
《他にも『結崎ネブカどんぶり』や『ネブカカレーうどん』などの商品をメニュー化。まだまだ、『結崎ネブカ』の奥深さを追求し新たなメニュー開発を研究しています》《「この時期しか食べられない」メニューだからこそ、本当のおいしさ、生産者の思いを表現してお客さんにご提供しています》。まさに「この時期しか食べられない」結崎ネブカ、皆さん、ぜひいちどその醍醐味を味わってみて下さい。
Wikipedia「川西町(奈良県)」を見ても、国勢調査での人口ピークは1995年(平成7年)の9,847人。しかし2010年11月1日の推計人口では、8,743人(△11%)と、15年で1割以上減っている。人口構成も、国の平均より高齢化が進んでいる。「デフレの正体」にあったように、ここでも人口流入の減少と高齢化は、深刻な問題なのだ。そんな中にあって、駅前で長年のれんを守り続けている「手づくりうどん 美ノ吉」は、貴重な存在である。
今回は夜だったので、まずは生ビール(中)500円と鶏の照り焼き420円を注文した。照り焼きのタレは、うどんダシと同じく、昆布と削り節がよく利いていて、とても美味しい。次に、本日のメイン・鍋焼きうどん795円に、結崎ネブカを追加トッピング。それがトップ写真である。運ばれてきたときは、もうもうと湯気が立っていて、食欲をそそる。ダシの利いた薄口のツユ。具のネブカやエビ天、鶏肉などにもっちりした手打ちうどんがからみ、贅沢な鍋焼きうどんに仕上がっている。これはうまい。
1/25に紹介した「結崎ネブカだより」(創刊号)に、ご店主の木田勝裕さんのお話が出ている。《特徴である「甘み」「やわらかさ」を活かすため、長さ7cmほどに切った『結崎ネブカ』を化学調味料を一切使わない天然にこだわった“だし”と軽く炊き込むことで、甘みが増しシャキシャキ感を損なわず歯ごたえを楽しむことができます》。
《他にも『結崎ネブカどんぶり』や『ネブカカレーうどん』などの商品をメニュー化。まだまだ、『結崎ネブカ』の奥深さを追求し新たなメニュー開発を研究しています》《「この時期しか食べられない」メニューだからこそ、本当のおいしさ、生産者の思いを表現してお客さんにご提供しています》。まさに「この時期しか食べられない」結崎ネブカ、皆さん、ぜひいちどその醍醐味を味わってみて下さい。
ネブカの由来は”能面とネブカが天から降ってきた”と言われていますが、なぜ能面との”カップリング”なのかが解せないのです。いろいろと訊いてみたり、調べてみた結論は、能楽とネブカはどちらも結崎が発祥なので、ひとつの伝説にしたのでは、ということなのですが、どうも釈然としません。ご存知の方があればお教えいただきたいのですが・・・能楽とネブカは結崎以外に関連があるのでしょうか?
tetsudaさんが冒頭に書かれていたように、結崎あたりは高齢化が顕著なのでしょうか。でも奈良の”国中 くんなか”を実感できる場所でもあると思いますよ、川西周辺の地域は古代の屯倉だったこと、今でも行けば感じることができるとても希少な場所だと思います。大和の穀倉地帯の原風景に広い空、観光資源は古墳・遺跡でしょうが、この地帯をゆっくりとウオーキングすれば、古代にタイムスリップできると思います。観光の目玉はなくとも、この風景とそして結崎ネブカを求めて人が集まるといいですね。
> 結崎ネブカの話題、すぐにでも食べに行きたい思いで読ませていただいています。
はい、今の時期しかありませんので、ぜひお召し上がり下さい。
> なぜ能面との”カップリング”なのかが解せないのです。
ネギは、結崎だけでしょう。能面が天から降ってきたという伝承は各地にあるそうです。今、検索しますと木津川市の廻照寺の話がヒットしました。
《あるじが庭を散歩していると、そのけやきの木に何かがぶら下がっているのを見つけました。急いで庭番を呼んで確認すると、どうも能面らしいものでした。「なんと不思議なことだろう。これはきっと天からの授かりものに違いない」といいました。能をたしなむあるじはとても喜び、大切にしていました》云々とあります。
http://www.0774.or.jp/mukasi/05komano.html
> 古代にタイムスリップできると思います。観光の目玉はなくとも、
> この風景とそして結崎ネブカを求めて人が集まるといいですね。
全くそのとおりです。面塚のほか、島ノ山古墳、糸井神社、比売久波(ひめくわ)神社、富貴寺など、「渋い」史跡が目白押しです。たくさんの人に来ていただきたいです。
時々あじわうことができた「結崎ネブカ」。
ほんとに甘くて柔らかくて、おいしいおネギです。
今年も期待していますが、いまのところみかけません。
これは、結崎まで行くしかないのかなぁ…
美ノ吉さん、どれも美味しそうですしね。
> 今年も期待していますが、いまのところみかけ
> ません。これは、結崎まで行くしかないのかなぁ…
つい先ほど、近鉄結崎駅前のスーパー(スーパーおくやま結崎店)を訪ねましたが、結崎ネブカは出ていませんでした。野菜担当の方にお聞きすると「最近の寒さで、結崎ネブカが出荷できないそうです。ワケギ(分葱)も、こんなに短いのしか入ってきていません」とのことでした。
> 美ノ吉さん、どれも美味しそうですしね。
はい。飲食店には出回っているようですので、こちちらでお召し上がり下さい。寒い日に、結崎ネブカ入りの鍋焼きうどんは、あったまりますよ~。
奈良の伝統野菜ではありませんが、壬生菜を求めてウロウロしています。「夢しるべ」の中の八百屋さんにはアカネが並んでいます。片平アカネの種を奈良市の布目で育てたもので、片平の名前は使えないので、単にアカネの名前で出しています。漬物にすると抜群です。
> パケットで今年も何回か見かけて買いました。先週は今まであまり並べて
> いなかった一条通りのプライスカットにも並んでいたので買いました。
そうでしたか、品薄になったのはごく最近のことなのですね。
> 「夢しるべ」の中の八百屋さんにはアカネが並んでいます。
それは珍しい。昨年のスイーツコンテストに、片平アカネを使った鮮やかな赤色のケーキがありました。浅漬も美味しいです。
パケット、入荷ゼロではないんですね!
仕事帰りの閉店ギリギリに頻繁に行くのですが、
売り切れていただけかもしれませんね。
休日に、早い時間に行ってみます。
教えてくださってありがとうございました。
ゲットできる日が待ちきれないので、
結崎ネブカ入りの鍋焼きうどんを食べに、
近いうちに美ノ吉さん行ってみます!
それと、食べログに掲載されている地図のお店の位置が違っていました、”スーパーおくやま”を目印に行ってくださいね。
> 結崎ネブカ入りの鍋焼きうどんを食べに、近いうちに美ノ吉さん行ってみます!
それは、ぜひ。結崎ネブカのシーズンも、そろそろ終わりですので、電話で確かめた方が良いかも知れません。昨日(2/6)、「屋台ちかみちらーめん」を訪ねますと、結崎ネブカのトッピングが、終了していました。品薄状態のようです。
> ”スーパーおくやま”でネブカを販売していますよ、3日現在でひと束
> 138円でした。私は買った翌日に自宅でネブカうどんを作ってみました
Mattyさん、土曜日はお会いできて光栄でした。私も2/6に「スーパーおくやま結崎店」でネブカを買いました。138円でした。通常の青ネギが128円でしたから、ほとんど同じ値段で、これは安すぎです。湯豆腐にたっぷり入れますと、甘みとトロみが出て、とても美味しかったです。
> 食べログに掲載されている地図のお店の位置が違っていま
> した、”スーパーおくやま”を目印に行ってくださいね。
ホントですね。私のブログにも注記を入れ、「食べログ」に指摘のメールを送りました。正しい地図(Googleマップ)を貼りつけておきましたので、ご覧下さい。