三浦哲郎著『短篇集モザイクⅢ わくらば』(新潮文庫)を読み終えた。
経緯はこのブログ(「モザイク」05.11.15)に書いた通りだが、休日のたびに奈良市内の本屋や古本屋を回ってもこの本が見つからず、結局ネットで取り寄せた。
わずか10数ページの短篇に、深い人生を感じさせる腕は、さすがである。ヒヤリとしたり、ふむふむとうなずきながら、大切に読み終えた。
それにしてもこの文庫、平成15年9月発行の初版本だった。こういう私小説的な純文学短篇集というのは売れないのだな、と痛感した。店頭に並ばないはずだ。
しかし収穫もあった。古本屋巡りをするうち、同氏の『愁月記』(新潮文庫)と『おらんだ帽子』(講談社文芸文庫)を見つけたのだ。これでまた、至福の時を過ごせる。
問題はこの2冊を読み終えた後だが、今のうちに大阪市内の古本屋を回って、類書を探しておくことにする。ついでに、ラーメン店めぐりも。
※画像は、写真(京都・宝ヶ池 05.11.19撮影)をモザイク風にレタッチ。
経緯はこのブログ(「モザイク」05.11.15)に書いた通りだが、休日のたびに奈良市内の本屋や古本屋を回ってもこの本が見つからず、結局ネットで取り寄せた。
わずか10数ページの短篇に、深い人生を感じさせる腕は、さすがである。ヒヤリとしたり、ふむふむとうなずきながら、大切に読み終えた。
それにしてもこの文庫、平成15年9月発行の初版本だった。こういう私小説的な純文学短篇集というのは売れないのだな、と痛感した。店頭に並ばないはずだ。
しかし収穫もあった。古本屋巡りをするうち、同氏の『愁月記』(新潮文庫)と『おらんだ帽子』(講談社文芸文庫)を見つけたのだ。これでまた、至福の時を過ごせる。
問題はこの2冊を読み終えた後だが、今のうちに大阪市内の古本屋を回って、類書を探しておくことにする。ついでに、ラーメン店めぐりも。
※画像は、写真(京都・宝ヶ池 05.11.19撮影)をモザイク風にレタッチ。
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