tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

久々の「粟ならまち店」で、野菜コースを満喫!

2023年04月15日 | グルメガイド
先月(2023.3.2)ずいぶん久しぶりに、知人と2人で「粟ならまち店」を訪ねた。久しぶりなのに店長の新子大輔さんは、変わらず温かく迎えてくださった。お店のHPには、
※トップ写真は、コースのメイン料理「旬のお野菜と大和芋のとろろの蒸し鍋」


「大和と世界の野菜」コース@4,600円(税込)の全貌。この写真のみ、お店のHPから拝借


ずらり並んだ前菜。コンニャクは芋から手作り、サツマイモのユズ煮、大和完熟ほうれん草など

ならまちの町屋で奈良の食材を
築140年の町屋を改装したお店です。ならまち古民家の落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間をお過ごしください。「粟 ならまち店」では「奈良の食材を広く紹介したい」という想いから、大和牛や大和の地酒など奈良県産の食材をご提供しております。歴史ある風土で育まれてきた、奈良県の食文化をお楽しみください。



ノーザンルビー(ピンク色のジャガイモ)、シャドークイーン(紫色のジャガイモ)、月ヶ瀬
のコンニャク、岐阜県の伝統野菜「宿儺(すくな)かぼちゃ」などに吉野葛のあんがかかる


野菜の天ぷら。原木しいたけ、十津川産しめじ、菊芋、ふきのとう、ニンジンなど


何やら可愛い蓋をして、鍋物が現われた

大和伝統野菜
大和芋、片平あかね、今市カブ、ひもとうがらし、結崎ネブカ、大和まな、鳥播、野川きゅうり…。大和伝統野菜は、「家族が喜ぶから」、そして「おいしくて作りやすいから」と奈良県内で作り続け、受け継がれてきた野菜です。



おお、これがメイン料理の蒸し鍋だ。底には大和芋のとろろ汁がたっぷり!(=トップ写真)

大和伝統野菜を中心に、エアルーム(家宝種)と呼ばれる世界各国の伝統野菜などを、本店「清澄の里 粟」周辺の畑でスタッフや地元の方々が心を込めて栽培しています。四季折々に移り変わる旬の野菜たちをお楽しみください。


締めのうどん

大和の和菓子 粟生(あわなり)
稲とともに昔から大切に育て続けられてきた歴史をもつ「粟」。その中でも最高級とされる粟の一種「むこだまし」を生地に使用した和菓子が「粟生」です。幻の小豆といわれる風味高い「白小豆」や、奈良の伝統的な小豆「宇陀大納言小豆」で作った2種類の餡をお楽しみください。528円(税込) 要予約



大和の和菓子「粟生(あわなり)」。ムコダマシ(粟)、十津川の白小豆
宇陀の大納言小豆を使用。これは別途予約しておいた(税込み@528円)

お食事とともにお召し上がりの方に限ってのご予約とさせていただいております。当日の手作りとなりますので、前日までのご予約をお願いいたしております。


わざわざ材料を見せてくださった。手前がムコダマシ(粟)



この日はお肉も魚も出てこなかったのに、驚くほどの満足感があった。それは野菜のうま味がシッカリとあり、噛むほどに伝わってくるからなのだ。野菜の味を損なわないように、味付けもごくあっさりとしていた。精進料理、ベジタリアン料理と言えるかも知れないが、そんなに身構えなくても、スーッと体に入ってくる料理だった。





帰り際、他の部屋に並んだ野菜たちを見せていただいた。こんなにたくさんの野菜を育て、使っておられるのだ。



1つのコースで使われる野菜の種類は、なんと30~40種類。一皿ごとに丁寧に説明してくださるのだが、なかなかメモが追いつかなかった。



心地よい満腹感を覚えて、店を後にした。野菜ばかりいただいたので、胃もたれ感は全くない。これはヘルシーだ。ダイエットに腐心する若い女性にもピッタリだろう。新子店長、ごちそうさまでした。皆さん、ぜひ「粟ならまち店」をお訪ねください!
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