今朝(2021.12.9)の毎日新聞、朝日新聞、奈良新聞などに、南都銀行本店の新築移転のニュースが出ていた。毎日新聞の見出しは〈南都銀行、本店移転へ 創業90周年の24年度に〉。現在の南都銀行本店「旧館」は大正15年(1926年)の建築で、登録有形文化財。これは残しつつ活用し、裏の「新館」は、ホテルや商業施設して活用する予定だそうだ。毎日新聞の記事全文を紹介すると、
南都銀行(本店・奈良市)は8日、奈良市大宮町4に新たに本館を建設し、2024年度に同市橋本町から本店を移転すると発表した。24年度は同行の創業90周年にあたるという。現在、本店が入る本館の一部(旧館)は1926(大正15)年に建てられ、国の登録有形文化財に指定されているが、老朽化が進んだことなどから、新本館の建設を決めた。
新本館の建設地は大宮通り沿いの「NTT西日本新大宮ビル」(解体中)が建っていた場所。新本館は地上7階建て、延べ床面積は約1万平方メートルになるという。2022年度に新築着工し、24年度に完成予定。観光地の中心にある現本館の今後については、登録有形文化財に指定されている旧館(3階建て)部分は残した上で活用し、新館部分はホテルや商業施設などとしての利活用を検討するとしている。
本店の移転に合わせ、JR奈良駅前支店(奈良市三条町)と大宮支店(同市大宮町6)も24年度に新本館に移し、共同店舗化(同じ建物内で複数支店が営業する形態)する。また、本店移転前の23年10月ごろには、近鉄奈良駅近くに新店舗を出店する。
本店移転は約20年前からの懸案だったといい、記者会見した橋本隆史頭取は「当行創業90周年の24年度に移転したい。地震や水害など大災害発生時にも安定的な金融インフラを維持するため、BCP(事業継続計画)対策を強化していく」と強調した。【久保聡】
南都銀行本店の移転は、ずいぶん前から取り沙汰されていた。旧館は「博物館や美術館に転用すべきでは」と言われていた。ここへ来て「BCP(事業継続計画)対策を強化」するということは、新館にある「本部機能を守る」ということなのだろう。いずれにしても、昨今、地震が頻発するなかで新築移転を決めたということは、大英断だと思う。どんな新本店が姿を現すか、今から楽しみだ。
南都銀行(本店・奈良市)は8日、奈良市大宮町4に新たに本館を建設し、2024年度に同市橋本町から本店を移転すると発表した。24年度は同行の創業90周年にあたるという。現在、本店が入る本館の一部(旧館)は1926(大正15)年に建てられ、国の登録有形文化財に指定されているが、老朽化が進んだことなどから、新本館の建設を決めた。
新本館の建設地は大宮通り沿いの「NTT西日本新大宮ビル」(解体中)が建っていた場所。新本館は地上7階建て、延べ床面積は約1万平方メートルになるという。2022年度に新築着工し、24年度に完成予定。観光地の中心にある現本館の今後については、登録有形文化財に指定されている旧館(3階建て)部分は残した上で活用し、新館部分はホテルや商業施設などとしての利活用を検討するとしている。
本店の移転に合わせ、JR奈良駅前支店(奈良市三条町)と大宮支店(同市大宮町6)も24年度に新本館に移し、共同店舗化(同じ建物内で複数支店が営業する形態)する。また、本店移転前の23年10月ごろには、近鉄奈良駅近くに新店舗を出店する。
本店移転は約20年前からの懸案だったといい、記者会見した橋本隆史頭取は「当行創業90周年の24年度に移転したい。地震や水害など大災害発生時にも安定的な金融インフラを維持するため、BCP(事業継続計画)対策を強化していく」と強調した。【久保聡】
南都銀行本店の移転は、ずいぶん前から取り沙汰されていた。旧館は「博物館や美術館に転用すべきでは」と言われていた。ここへ来て「BCP(事業継続計画)対策を強化」するということは、新館にある「本部機能を守る」ということなのだろう。いずれにしても、昨今、地震が頻発するなかで新築移転を決めたということは、大英断だと思う。どんな新本店が姿を現すか、今から楽しみだ。
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