
会社の1年先輩のIさんは、美食家で知られる。出張先の東京でランチをとるのに良い店を聞くと、「麻布十番の『登龍』が美味しい」と教えていただいた。
いよいよ出張という前夜、地図を調べようとネットで検索してみると「高級中国四川料理 登龍」は、その名のとおり驚くほどの高級店だった。お店は麻布十番と麹町にある。
http://www.tohryu.co.jp/
くちコミ情報によると、餃子(ギョーザ)と炒韮皇麺(ニラそば)が美味しいという。しかしお値段はそれぞれ2000円と1800円だ。他にも何種類かランチセットがあるようだが、これも2300円だ。他の店を検索する時間もなかったので、とりあえずこの店をめざすことにした。
都営地下鉄大江戸線・麻布十番駅から徒歩1、2分のところにお店はあった。ドアを押すとごく狭いスペースだったが、2階に広い部屋があるようだ。私は1階の4人がけのテーブルに案内された。開店直後の午前11時30分過ぎだったので人はまばらだったが、途中からどんどんお客が増えてきて、2階も満席になった。
テーブルには2300円のランチメニュー(角切り鶏肉の唐辛子炒め+フカヒレスープなど。すぐに持って行かれたので他は不詳)も出ていたが、やはり注文は餃子とニラそば計3800円にした。
出てきた餃子は一皿5切れ、つまりひと切れ400円だ。「一皿400円でも高いのに…」などと、王将の餃子(一皿180円)を思い出しながら口に運んだが、これは高級ごちそう餃子だ。肉がギュッと詰まっていて肉汁がしたたる。フカヒレも入っている。ひと切れが大きくて、春巻ほどもある。何よりタレが絶品で、残ったタレを持ち帰りたいくらい美味しい。
ニラそばには、炒めたニラやキクラゲやネギなどがたっぷり載っている。麺は中細縮れ麺、汁は醤油味の高級中華スープで、これだけ独立して出せるほどの味だ。あと、揚げたクルミや唐辛子の付き出し、デザートにはシャーベットがついていた。
1階を見渡すと、若いサラリーマンや常連の老夫婦、といった人たちがランチセットやニラそばを食べている。2階へ上がったのは、外国人旅行者と接待風の幹部サラリーマンたち。目つきの鋭いお兄さんも入ってきて、あわててカメラをカバンに戻した。
関西ではめったにお目にかかれない超高級店だ。いただいたメニュー(出前用)には97品が載っているが、話のタネとしてランチセットなどにチャレンジされてはいかがだろうか。
※写真は餃子とニラそば、まん中奥がクルミの菓子。11/1撮影。
いよいよ出張という前夜、地図を調べようとネットで検索してみると「高級中国四川料理 登龍」は、その名のとおり驚くほどの高級店だった。お店は麻布十番と麹町にある。
http://www.tohryu.co.jp/
くちコミ情報によると、餃子(ギョーザ)と炒韮皇麺(ニラそば)が美味しいという。しかしお値段はそれぞれ2000円と1800円だ。他にも何種類かランチセットがあるようだが、これも2300円だ。他の店を検索する時間もなかったので、とりあえずこの店をめざすことにした。
都営地下鉄大江戸線・麻布十番駅から徒歩1、2分のところにお店はあった。ドアを押すとごく狭いスペースだったが、2階に広い部屋があるようだ。私は1階の4人がけのテーブルに案内された。開店直後の午前11時30分過ぎだったので人はまばらだったが、途中からどんどんお客が増えてきて、2階も満席になった。
テーブルには2300円のランチメニュー(角切り鶏肉の唐辛子炒め+フカヒレスープなど。すぐに持って行かれたので他は不詳)も出ていたが、やはり注文は餃子とニラそば計3800円にした。
出てきた餃子は一皿5切れ、つまりひと切れ400円だ。「一皿400円でも高いのに…」などと、王将の餃子(一皿180円)を思い出しながら口に運んだが、これは高級ごちそう餃子だ。肉がギュッと詰まっていて肉汁がしたたる。フカヒレも入っている。ひと切れが大きくて、春巻ほどもある。何よりタレが絶品で、残ったタレを持ち帰りたいくらい美味しい。
ニラそばには、炒めたニラやキクラゲやネギなどがたっぷり載っている。麺は中細縮れ麺、汁は醤油味の高級中華スープで、これだけ独立して出せるほどの味だ。あと、揚げたクルミや唐辛子の付き出し、デザートにはシャーベットがついていた。
1階を見渡すと、若いサラリーマンや常連の老夫婦、といった人たちがランチセットやニラそばを食べている。2階へ上がったのは、外国人旅行者と接待風の幹部サラリーマンたち。目つきの鋭いお兄さんも入ってきて、あわててカメラをカバンに戻した。
関西ではめったにお目にかかれない超高級店だ。いただいたメニュー(出前用)には97品が載っているが、話のタネとしてランチセットなどにチャレンジされてはいかがだろうか。
※写真は餃子とニラそば、まん中奥がクルミの菓子。11/1撮影。
でもサブプライム余波で外資系の資金はファイナンスが難しくなってきているとも。
買い手も外資系金融機関などを含むニューリッチ層の購入スタンスが慎重になってきているとのことです。
それでも東京の都内中心地は色々な体験ができる場があって面白いことには変わりないでしょうね。
今後の注目地点は東京駅周辺の変化でしょうか。
やはり町はそれぞれ個性で勝負しないと駄目ですね。
> 買い手も外資系金融機関などを含むニューリッチ層の
> 購入スタンスが慎重になってきているとのことです。
そうなのですか。都心ではあちこちで建設工事をしていて、どうなるのかと心配しています。最近は梅田あたりにも飛び火しているようで…。
> やはり町はそれぞれ個性で勝負しないと駄目ですね。
その通り。全国共通のような町ではなく、その地方の独自色を出さないと。日帰り出張の機会を利用して、現地を訪ねてみようと思っています。
以前(といってももう十数年前)、庶民的な処の
上野のアメ横で、店の名前は忘れましたが、とてつ
もなく大きな餃子を食べたことがあります。
結構いけましたよ。
ラーメン一杯と餃子1個(1切れ)で満腹でした。
インターネットで検索すると、上野の昇龍の餃子が
「1切れ80g」と載っていたので昇龍だったかも…。
奈良にも特徴のある店が増えて人を呼ぶ事ができれ
ばいいですね。
私も「昇龍」を検索してみましたが、80gとは大きい餃子ですね。食べるのがシンドそうです。
今、佐世保バーガーなどの特大メニューが流行っていますが、奈良でも大仏プリンや麺闘庵のきつねうどん(特大の薄揚げの中にうどんが詰まっている)など、面白いものがあります。おっしゃるとおり、お客を呼ぶには、こういう工夫が必要ですね。