NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。昨日(3/1)掲載されたのは《本場所の土俵を体験 葛城市相撲館「けはや座」》、執筆されたのは、大相撲観戦が趣味という安堵町在住の柏尾信尚(かしお・のぶひさ)さん。当麻蹶速の出身地とされる葛城市當麻にある相撲館「けはや座」の話である。全文を紹介すると、
※トップ写真は葛城市相撲館「けはや座」外観
本場所の土俵を体験 葛城市相撲館「けはや座」
昨年10月にあった大相撲巡業香芝場所では、4横綱による土俵入りが見られました。相撲の起源は第11代垂仁天皇の時代、天皇の前で力自慢の2人が戦ったことが始まりとされ、奈良は相撲発祥の地と言われています。
その1人である当麻蹶速(たいまのけはや)の出身地が今の葛城市とされており、1990年5月に市相撲館「けはや座」がオープンしました。館前の五輪塔は当麻蹶速のお墓と伝わっています。館内には、約1万2000点の相撲の歴史についての資料のほか、横綱の手形などが展示されています。無料観光休憩所が併設され、地域の観光拠点にもなっています。
本場所と同じサイズの土俵
また、本場所と同じサイズで造られた土俵に上がることもできます。大相撲体験やわんぱく相撲大会、相撲甚句などの催しがあるほか、相撲の合宿も行われ、けいこ風景を見学できます。今年1月、館内を改装し、リニューアルオープンしました。
メモ 近鉄南大阪線当麻寺駅下車、當麻寺参道沿いに徒歩約5分(奈良まほろばソムリエの会 柏尾信尚)。
けはや座が有名になったので、相撲の発祥地(第11代垂仁天皇の時代、天皇の前で力自慢の2人が戦った場所)が葛城市當麻だと勘違いしている人が多いようだが、そうではない。野見宿禰と当麻蹶速が相撲を取ったのは、桜井市穴師にある大兵主(だいひょうず)神社境内の「相撲神社」である。詳しい話は、こちらに掲載されているので、お間違えのないように。
さまざまなイベントが行われ、相撲の普及に貢献している「けはや座」、ぜひいちどお訪ねください。柏尾さん、興味深いお話をありがとうございました!
※トップ写真は葛城市相撲館「けはや座」外観
本場所の土俵を体験 葛城市相撲館「けはや座」
昨年10月にあった大相撲巡業香芝場所では、4横綱による土俵入りが見られました。相撲の起源は第11代垂仁天皇の時代、天皇の前で力自慢の2人が戦ったことが始まりとされ、奈良は相撲発祥の地と言われています。
その1人である当麻蹶速(たいまのけはや)の出身地が今の葛城市とされており、1990年5月に市相撲館「けはや座」がオープンしました。館前の五輪塔は当麻蹶速のお墓と伝わっています。館内には、約1万2000点の相撲の歴史についての資料のほか、横綱の手形などが展示されています。無料観光休憩所が併設され、地域の観光拠点にもなっています。
本場所と同じサイズの土俵
また、本場所と同じサイズで造られた土俵に上がることもできます。大相撲体験やわんぱく相撲大会、相撲甚句などの催しがあるほか、相撲の合宿も行われ、けいこ風景を見学できます。今年1月、館内を改装し、リニューアルオープンしました。
メモ 近鉄南大阪線当麻寺駅下車、當麻寺参道沿いに徒歩約5分(奈良まほろばソムリエの会 柏尾信尚)。
けはや座が有名になったので、相撲の発祥地(第11代垂仁天皇の時代、天皇の前で力自慢の2人が戦った場所)が葛城市當麻だと勘違いしている人が多いようだが、そうではない。野見宿禰と当麻蹶速が相撲を取ったのは、桜井市穴師にある大兵主(だいひょうず)神社境内の「相撲神社」である。詳しい話は、こちらに掲載されているので、お間違えのないように。
さまざまなイベントが行われ、相撲の普及に貢献している「けはや座」、ぜひいちどお訪ねください。柏尾さん、興味深いお話をありがとうございました!