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考古学と奈良の遺跡(公開講座 by 田辺征夫氏)/奈良県立大学で4月開講!(2017 Topic)  

2017年03月13日 | お知らせ
こんな耳寄りな話がある。奈良県立大学(奈良市船橋町10番地)で4~7月の毎週火曜日(全15回)、田辺征夫氏(元奈良文化財研究所所長)による公開講座(特別講義)があるのだ。
※トップ画像は一太郎2017より

受講料は無料で要申し込み(全15回分一括)。定員50名を超えた場合は抽選になる。申し込み期間は3月16日(木)~21日(火)まで。同大学のHPによると、

特別講義 平成29年度前学期「教養講義Ⅲ」
~日本考古学と古代奈良の遺跡~

この特別講義は、本学の 田辺征夫 特任教授が、考古学の立場から奈良の歴史や文化を探究する魅力ある講義です。本学学生を対象とする講義ですが、一般の皆様にも開放して開講します。

平成29年度講義は、奈良の7世紀代遺跡の考古学的な発掘成果から日本古代の国家と文化が成立する過程や奈良の歴史的な位置を学びます。

◇講義名:「教養講義Ⅲ~日本考古学と古代奈良の遺跡」
◇場 所: 奈良県立大学 3号館2階多目的ホール
◇開講期間: 平成29年4月11日から7月25日まで 15回開講(5月2日は除く)
◇開講時間: 毎週火曜日の午後1時00分~午後2時30分(90分)
◇聴講資格: 本講義は、本学学生1年生以上を対象とする講義ですが、一般の皆様にも開放して開講します。この聴講は、事前に申し込みが必要です。
【定員:50名】応募者多数の場合は、学内にて抽選を行います。抽選結果は、後日文書でのお知らせとなります。
◇費  用: 無料
◇申込期間:平成29年3月16日(木)~3月21日(火)
◇申込方法
■メールでの申込み先:koukai-kougi@narapu.ac.jp ※着信時刻が、3月16日午前0時~3月21日午後11時59分までのメールが有効
■はがきでの申込み先:630-8258 奈良市船橋町10 奈良県立大学 ※3月16日着分より受付、3月21日消印有効
<必要事項>
①郵便番号、住所、氏名、連絡先電話番号(自宅と携帯)、E-Mailアドレス メール・はがきの表題 ②「平成29年度 教養講義申込み」
上記①②をご記入ください。※1通につき1名様までの申込みとなります。

聴講決定通知(抽選結果)は、下記期間内に順次郵送いたします。
3月29日~3月31日
通知が期間内に届かない場合は、大学学生課まで連絡をお願いします。

◇問合せ先: 奈良県立大学 学生課
(〒630-8258 奈良市船橋町10番地 TEL:0742-22-4978)
◇開講日程: 下表参照

4月11日 考古学とはどんな学問か(奈良県立大学特任教授 田辺 征夫 氏)
4月18日 考古学の歴史と歴史考古学
4月25日 創建法隆寺は焼失したか-いわゆる法隆寺論争
5月 9日 創建法隆寺(若草伽藍)の発掘と論争の結末は?
5月16日 法隆寺昭和の大修理と斑鳩宮の発見
5月23日 宮殿の中枢部を掘る-藤原宮の発掘
5月30日 日本最古の寺、飛鳥寺の発掘がもたらしたもの
6月 6日 仏教伝来の頃の飛鳥
6月13日 奇異荘厳の寺、山田寺とはどんな寺か
6月20日 国の寺-川原寺
6月27日 天皇家勅願の寺と都の守り(1)大官大寺そして百済大寺
7月 4日 天皇家勅願の寺と都の守り(2)本薬師寺から薬師寺へ
7月11日 飛鳥宮遺跡とその周辺
7月18日 ゲスト講義 橿原考古学研究所 所長 菅谷 文則 氏
7月25日 ゲスト講義 ACCU奈良事務所(ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所)所長 西村 康 氏
※各回の日程・テーマおよびゲスト講師は、都合により変更することがあります。


いかがだろう。現実に発掘を担当された奈良文化財研究所の田辺元所長の貴重なお話である。それでいて、費用は無料だ。申込期間は「3月16日(木)~21日(火)」に限定なので、注意していただきたい。奈良好き、古代史好きの皆さん、ぜひお申し込みを!
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