ネットを検索していたら、以前、このブログで誉めた唐沢俊一氏の「新・UFO入門」(幻冬舎新書)が、わたしのUFO論「六〇年代のハルマゲドン -UFO教団CBAの興亡―」から何カ所か盗用したという指摘に出会った。
この問題ではほかにも盗用されたとされる人がいるようで、まとめサイトが立ち上がっている。そこでわたしと唐沢氏の文章が比較できるようになっている。あらためて読むと、たしかによく似てはいる。
わたしはもともと記憶力が悪く、書いた物はすぐに忘れるたちなので、最初に読んだときには気づかなかった。似ているなとは思ったが、こちらの文章も文献をまとめたものなので、そのせいだろうくらいにしか考えなかった。これだけ似ていると、やはりいろいろ勘ぐられるのも仕方がないかもしれない。
わたしも物書きの端くれなので、引用や参照の問題が微妙なことはよく承知しているつもりだ。それだけに対応には慎重を要することはいうまでもない。この問題についてこれ以上言うつもりはないが、わたしのような無名の著者でも五分の魂はある。あまり軽く考えないほうがよいのではないだろうか。
UFO史に戦後文化史(戦後サブカルチャー史や日本SF史)を読み込む唐沢氏の問題意識はわたしと重なるところが多い。その点で氏の切り口を高く評価した本ブログの記述は間違っていなかったと思う。それだけに、こうした問題が起こるのは大変に残念である。
うっかり間違いはだれにでもある。今回の件でもし思い当たる節があるなら、唐沢氏は素直に謝るほうがよいし、それが将来のためでもあるだろう。才能豊かな著者にはさらに慎重な配慮を期待すること切である。
この問題ではほかにも盗用されたとされる人がいるようで、まとめサイトが立ち上がっている。そこでわたしと唐沢氏の文章が比較できるようになっている。あらためて読むと、たしかによく似てはいる。
わたしはもともと記憶力が悪く、書いた物はすぐに忘れるたちなので、最初に読んだときには気づかなかった。似ているなとは思ったが、こちらの文章も文献をまとめたものなので、そのせいだろうくらいにしか考えなかった。これだけ似ていると、やはりいろいろ勘ぐられるのも仕方がないかもしれない。
わたしも物書きの端くれなので、引用や参照の問題が微妙なことはよく承知しているつもりだ。それだけに対応には慎重を要することはいうまでもない。この問題についてこれ以上言うつもりはないが、わたしのような無名の著者でも五分の魂はある。あまり軽く考えないほうがよいのではないだろうか。
UFO史に戦後文化史(戦後サブカルチャー史や日本SF史)を読み込む唐沢氏の問題意識はわたしと重なるところが多い。その点で氏の切り口を高く評価した本ブログの記述は間違っていなかったと思う。それだけに、こうした問題が起こるのは大変に残念である。
うっかり間違いはだれにでもある。今回の件でもし思い当たる節があるなら、唐沢氏は素直に謝るほうがよいし、それが将来のためでもあるだろう。才能豊かな著者にはさらに慎重な配慮を期待すること切である。