記念出版物の企画

　テスラ記念イベントに合わせて、関係資料を集めた記念出版物を企画している。論文、書簡、ノート、講演などの翻訳と解説、特許リスト、文献リスト、年表などからなる資料的価値の高いものにできたらと思っている。構想はよいと思うのだが、問題は資金と時間。
　イベントだけでも赤字覚悟なのに、今はそこまでの資金的余裕はない。それにイベントの準備と並行して、出版物まで準備するのは時間的にも厳しい。
　テスラのこととなるといつも夢と現実のはざまで悩むことになる。
　しかし多くの友人・知人から励ましと貴重なアイデアをいただいているので、なんとか実現にこぎつけたいと思っている。
　企画をつめているうちに国際テスラ・シンポジウムの夢もふくらんできた。世界中のテスラ研究者が一堂に会し、とかく距離のあったユーゴスラヴィアの研究者とアメリカの研究者が同じテーブルにつく。考えただけでもぞくぞくする。
　それもこれも今秋のイベント成功が絶対条件。期日まで半年を切って、これからが正念場と覚悟を決めて取り組んでいきたいと思っている。
　テスラファンの皆さま、よろしくご声援のほどを。

テスラ生誕記念イベントあれこれ

テスラ生誕記念イベントの期日と場所がようやく決定。
会場は横浜の抽選待ちだったが、見事はずれて川崎市産業振興会館ホールに落ち着いた。
横浜もロケーションがよかったが、川崎も駅の近く（徒歩７分）で、設備も悪くない。まあ満足している。
さあ、次は講演者、パネラーの依頼だ。

テスラコンバーターを製造しているイーター電機工業の村さんとお会いして、打ち合わせをさせていただいた。テスラコンバーターの発明者チューク博士のお話がいろいろ聞けて楽しかった。４月に幕張の「電源システム展」で博士にお会いできそう。
博士は旧ユーゴスラヴィア出身でテスラの大ファン（これがコンバーターの命名の由来）とのこと。大いに盛り上がれそうで、今から楽しみだ。