テスラ研究家・新戸雅章の静かなる熱狂の日々

エジソンも好きなテスラ研究家がいろいろ勝手に語っています。

テスラモータース社が電気スポーツカーを発表

2006-07-27 00:15:45 | Weblog
 久しぶりにテスラ関係の話題を。
 シリコンバレーに拠点を置くテスラモータース社は7月20日、電気スポーツカー「ロードスター」を発表した。リチウムイオン・バッテリーと交流モーターを備えたこの電気自動車は、3時間半の充電で400キロの走行が可能なうえ、停止状態から時速100キロまでの加速時間がわずか4秒と、ポルシェやフェラーリ並みの高性能を誇る。
 価格は公表されていないが、1000万円以上になる見込み。
 テスラモータース社は2002年にアメリカで創業したベンチャー企業で、出資者にはグーグルの創業者ラリー・ペイジ氏も名を連ねている。テスラファンで知られるペイジ氏とくれば、社名の由来がわがテスラにあることはいうまでもない。
 テスラは若い頃から交通機関の発明に関心をもち、実際に四輪自動車を設計したこともあった。交流モーターで動く、テスラモータース社製の自動車登場は、まさに生誕150年にぴったりの話題といえるだろう。

生誕記念イベントまであと52日

2006-07-26 00:04:43 | Weblog
 事務局長の佐藤修氏と生誕記念イベントについて電話で打ち合わせ。
 話しているうちにまだまだ準備に抜けがあることに気づいた。今のうちにつぶしておかないと、あとが大変ということは遊行フォーラムでも、今回の盆踊りイベントでも身にしみている。
 問題をピックアップして、段取りよくこなしていかないと。
 わたしは事務はまったく苦手というわけではないが(元公務員だし)、昔からポカは多かったんだよな。ここは「ミスターだんどり」と呼ばれる事務局長の手腕に期待しよう。

 イベントまであと52日、うかうかしてはいられない。


藤沢には盆踊りがよく似合う

2006-07-25 00:35:41 | Weblog
 ようやく盆踊りイベント(「藤沢宿 遊行の盆」)が終わった。一からのものづくりがいかにたいへんかは理解していたつもりだが、さすがにこれほどとは予想していなかった。
 昼間から稽古場の商工会議所に出入りしていたので、長い間いっしょに稽古していた踊り手たちからも商工会議所の職員と間違われた。(おれは、あなたたちと同じボラティアだっていうの)
 本番はわたし的には大成功。観客の皆さんにもおおむね好評だった。
 白石征(総合プロデューサー)、J・A・シーザー(作曲)、花柳輔礼乃・斎藤千雪・榊舞(振付)はじめ、創作盆踊り部会(村上部会長)、踊り手の民謡民舞連のお師匠さん方、地元の小中校生、民謡歌手の富田房江さんとお弟子さん、太鼓の皆さんなど総勢100名近くの人間が一丸となっての成果だった。
 一夜明けて、好評だけでなく、いろいろ批判の声も聞こえてきている。耳を傾けるべきは傾けるが、この藤沢で芸能の地層を掘るという創作の方向性は正しかったと確信している。その基軸をしっかり保ちながら、さらに工夫を加えて、地元の新しい芸能として定着させられればと思う。

(ゲストの越中おわらと西馬内盆踊りはやはりすばらしかった。あのレベルに達するのは100年かかるかもしれないが、それでも今回の一歩は大きかった)。

 次はテスライベントに全力傾注!!
 



盆踊りばかりやってるわけじゃ……

2006-07-18 23:30:00 | Weblog
 盆踊りなんか早く片づけて、テスライベントの準備をと、各方面からせかされている。ごもっとも。迷惑をかけて申し訳ないと思っている。
 でも、盆踊り発祥の地、藤沢で、歴史の重みにたえうる創作踊りをつくるのは簡単なことではない。その大変さを一番理解し、それを背負っている総合プロデューサー白石征氏の奮闘ぶり見ていると、放っておくわけにもいかない。
 作曲のJ・A・シーザー氏、振付けの花柳輔礼乃、斎藤千雪両先生、出演者、創作盆踊り部会スタッフの総力を挙げて、7月22日の本番に向けて、連日、綱渡りのような作業が続いている。
 その間に6曲の新作盆踊りは、どれも着実にレベルアップしている。あと一息である。
 本番ではゲストの「越中おわら」や「西馬内盆踊り」と比べても、決して恥ずかしくない踊りを披露できるだろう。藤沢市民は乞うご期待である。

ネオンアートの創始者がテスラって知ってました?

2006-07-08 00:06:26 | Weblog
アーティストの野上文天さんと生誕記念イベントの件で秋葉原で打ち合わせ。アメリカ在住のネオンアーティストTAZさん(副島田鶴子さん)も同席。
文天さんはインスタレーションアートなる難解な芸術の探求者で、大学でも教鞭をとっているインテリ。インスタレーションアートの定義はよくわからないが、まあ、場とか環境とか空間を強く意識した超ジャンルの芸術の総称らしい。
文天さんには薬試寺美津秀さんとの掛け合いができないかとお願いした。といっても薬試寺さんの了解をとるのはこれから。才能あふれる二人の組み合わせなら、うまくスパークしそうな気もするのだが。
TAZさんのネオンアート(ネオン管を使ったアート)もインタレーションの一種らしい。(また、「らしい病」が始まった)
ネオンといえば、ということでお得意の我田引水をやらかした。「ネオンサインは1890年代、ニコラ・テスラが講演の舞台を飾るため、ネオン管を曲げて科学者の名をかたどったのが最初です。つまりテスラこそは世界最初のネオンアーチストというわけです。ごぞんじでしたか」――なんて。TAZさんはきょとんとしていた。
TAZさんの作品は多様でどれも魅力的だが、ネオンアート作品集の中にお気に入りがたくさんみつかった。テスラコイルの放電と組み合わせてなにかできるとおもしろいのだが。時間や予算の関係でどうなるか。
余り手を広げると、もういいかげんにしてくださいという佐藤事務局長の声がまた聞こえてきそうである。