テスラ研究家・新戸雅章の静かなる熱狂の日々

エジソンも好きなテスラ研究家がいろいろ勝手に語っています。

あわただしき日曜日

2006-01-30 20:27:12 | Weblog
 日曜は藤沢で「をぐりサミット」、創作盆踊りの会議を続けてこなす。
 をぐりサミットの幹事会は企画をめぐって冒頭からヒートアップ。わたしもかなり熱くなった。小栗伝説は藤沢の大きな財産である。その藤沢でイベントを開くとなれば、仲間内の「なあなあ」ではすまされない社会性が求められる。失礼な発言もあったかもしれないが、ひとえに小栗・照手の物語の魅力・普遍性を愛するがゆえ。ご寛恕願いたい。
 久しぶりに熱い議論を体験し、気分的に0.5歳くらい若返った。
 前途多難の小栗に比べ、創作盆踊りのほうは今のところ順調。あっという隠し球もある。白石征氏の構想通りにいけば、商工会議所の金井専務もひっくり返るだろうな。今から楽しみ。――といっても作業はまだ始まったばかり。7月の本番に向けてこれからが正念場となる。わたしもお産婆さん役としてせいぜい気張りたい。

 テスラ生誕イベント、何名かの知人、友人からお手伝いのお申し出があった。ありがたい。テスラを通してかかわる人のつながりを、わたしは勝手にテスラ・ネットワークと名付けている。もちろんあくまでもわたしの脳内ネットワーク。当人たちはそんなものに組み入れられているとは、夢にも思わないだろうが。
 このブログを読んでくれているあなた。ご迷惑かもしれませんが、あなたもすでにテスラ・ネットワークの住人なのですよ。


SF作家クラブのパーティに

2006-01-28 23:08:28 | Weblog
 昨日は青山のホテルで開かれたSF作家クラブ主催のパーティに出席した。
「森奈津子さんを励ます会+日本SF評論賞授賞式」ということで、多数の作家が出席した。わたしは会員ではないが、巽孝之氏から誘われ、現会長の谷甲州氏とは古なじみということで、出席させてもらった。
 ここ10年余り、SFの集まりにはほとんど参加していない。たぶん知らない顔ばかりで、今浦島の感を味わうのだろう。それもよいかと思っていたら、半数近くが顔見知りだった。これはどういうことか。
 まあ、日本のSFもそれだけ年輪を重ねたということか、新陳代謝が少ないということか、ともあれほっとした。
 日本SF評論界の草分けで、評論賞の審査委員長をつとめられた石川喬司さんにも久しぶりにおめにかかれた。テスラ講座にご出席いただいた古典SF研究家、天野護堂さんともお会いできた。その他、さまざま旧交を温められた。
 帰り際、難波弘之さんに日本SF評論賞の制定について「複雑な心境ではないですか」と声をかけられた。「いや、いいことではないですか」と素直に返すと、そうですかとにこりと笑った。
 わたしのSFファン活動、SF活動歴にひっかけてさらりと核心をついてくる。やはりSF歴ん十年の古強者は奥が深い。
 これだけではなんのことかわからないと思うが、書き出すと長くなる。今日はわたしもSF評論の確立を夢見たことがあった。それも今は昔、ということだけにしておく。
 テスラ生誕イベントのために川崎駅近くの産業振興会館ホールを予約してきた。会場費が比較的安いこと、ロケーションがよいことなどからほぼここで決定と思っている。
 日時は9月16日と9月30日のどちらか。これからゲストの日程なども調整して、日取りを確定したいと思っている。
 
 

グーグルとテスラ

2006-01-25 21:54:42 | Weblog
 検索サイト「グーグル」の共同創業者、ラリー・ページ氏がテスラ・ファンだという記事をブログで読んだ。昨年、ミシガン大学で開かれた講演会で言及したそうだ。
 12歳のときにテスラの伝記を読んだページ氏は、偉大な発明家になって世界に名をとどろかせようと決心したとのこと。現在32歳のページ氏が12歳というと、今から20年前である。たぶん、当時評判になっていたマーガレット・チェニーの伝記”Tesla: Man Out of Time"(邦題「テスラー発明王エジソンを超えた偉才」工作舎)を読んだのだろう。
 発明家を志望し、コンピュータ・サイエンスと出会ってネットワーク・ビジネスの雄にのぼりつめる――。いかにもアメリカ的な構図である。しかもエジソンではなく、テスラにあこがれて、というのが21世紀的でクールだ。
 テスラの話題もそうだが、このスピーチでページ氏が「グーグルはエンジニアリングの会社だ」と主張しているのが興味深かった。虚飾に彩られた日本の代表的IT企業の失墜を見るにつけ、こうした認識の重要性があらためて問われることになるだろう。
 現在、グーグルでTeslaを検索すると約420万件、Nikola Teslaで検索すると約90万件がヒットする。グーグルを利用していると、テスラの情報が検索サイトを通じて組織化されていくのがよくわかる。あらためてすばらしい発明だと思う。
 今後も情報収集に利用するのはもちろんだが、19世紀の「発明家ー企業家」の末裔であるページ氏の動向にも注目していきたい。

スタインメッツってだれ?

2006-01-24 20:11:33 | Weblog
 テスラ生誕イベントのお願い事で、旧知の科学ジャーナリスト小泉茂史さんにお会いしてきた。
 小泉さんには読売新聞社の解説委員時代にお世話になったが、科学全般に通暁し、テスララインの異端科学者にも強い博識の人である。
 テスラ、バベッジ、ヴァネヴァー・ブッシュ(アナログ・コンピュータの開発者)、エドウィン・アームストロング(スーパーヘテロダイン回路の発明者)、ジョージ・スタインメッツ(交流理論の完成者)、リー・ド・フォレスト(3極管の発明者)などの名が次ぎ次と飛び出す楽しい時間をすごさせていただいた。
 楽しすぎてあやうく肝腎のお願い事を忘れるところだった。

 いろいろ刺激を受け、イベントの準備に向けて気合いを入れ直した。

カラーテスラに感動

2006-01-23 22:36:45 | Weblog
テスラ関連でみつけたサイト

http://www.magnetricity.com/Tesla/Tesla.php

ちょっと感動しました。
こんなきれいなカラー・テスラが見られるとは。

テスラが活躍したのはモノクロ写真の時代。
カラー写真は残されていません。
生前のテスラがカラーで残っていたら楽しかったのに。
そんなファンの思いを実現してくれた制作者に感謝!

ストーカーって困りますね

2006-01-20 22:33:29 | Weblog
 少し前の話だが、荻野アンナの母親を脅迫して捕まった演劇ストーカー、知っている男だった。
 去年、東京の劇場で知人の芝居を手伝ったときにロビーでしつこくからまれた。
 これ以上は書かないが、ともかく捕まってよかった……。
 これで真夜中に電凸を食らった××さんも、少しは枕を高くして眠れるだろう。

 来週はテスラがらみで東京・横浜に出かける機会が多くなりそう。
 たまには都会に出ないとね。

今年もテスラでよろしく

2006-01-15 23:27:33 | Weblog
 年末年始はなにかとあわただしく、ブログを書いている余裕がなかった。
 テスラの生誕記念イベントの情報が知りたくて、ここをのぞいてくれている人もいるかと思う。がっかりさせて申し訳ない。
 今は会場さがしをしたり、いろいろな方とお話をつめているところで、概要の発表はもう少し先になる。(遅くとも2月中には企画を固めたいと思っているのだが)
 それと準備に時間をかけたいので、開催時期は秋になるかもしれない。
 動いているうちにさまざまな構想がふくらんできた。おもしろいイベントになるのはまちがいないので、ご期待を。
 構想がある程度固まったたら、都内でイベントに向けた集まりを開きたいと思っている。その節は「テスラ・ファン大集合」ということでよろしく。
 なにかご意見、ご提案があれば、ブログのコメントでも、メールでもよいのでぜひ聞かせてほしい。
 では、本年もよろしく。