“三月まで一年間、老人会の役員を務めました。「役員になるのが嫌だ」「老人会に入るのはまだ早い」などとさまざまな理由で入会しない人がいますが、老人会の催しは近所の人と会って話す良い機会になると私は思います。
昨年度の「ふれあいサロン」は毎回、集会所が参加者でいっぱいになりました。皆で会話をしながら昼食を食べ、笑顔で帰っていく人たちの姿を見て大切な交流の場だと感じました。
スポーツ競技大会は運動が嫌いな私も役員のため参加せざるを得ず、ゲートボールとグラウンドゴルフ、カーリングのような「ユニカール」に出場しました。三種目とも初めての挑戦でしたが、予想以上にずっと楽しかったです。ゲートボールは案外難しく、九十歳近くまでプレーしていた亡き父母に尊敬の念が湧きました。グラウンドゴルフでは大勢の人と仲良くなれました。これらはどれも役員をしたからこそです。”(4月10日付け中日新聞)
三重県いなべ市の主婦・舘さん(71)の投稿文です。昨年度老人クラブ連合会長を務めたこともあって、老人会については何度も触れました。舘さんも役員を務められた感想を投稿されました。多くの方は努めてみればこんな気持ちを持つものです。メリットを見てデメリットは見ない、こんな気持ちで役員を引き受けてもらいたいものです。やってみれば舘さんと同じように、デメリットはほとんどなく、メリットの多さに気づかれるでしょう。
ボクはサロンを始めた張本人ということもあって、これからも世話人代表を務めていくつもりです。老人会役員になったことでグラウンドゴルフも会員となり、歩こう会にも入会し、今年度は副会長を務めることなりました。役員を務めたことで交流の輪は一気に広がりました。役員が終わったからと言ってすべてが終わりではありません。このように何かの形で続いていきます。終わってみればデメリットはほとんど思い浮かばず、メリットばかりが出てきます。皆さんも機会があったら是非役員を引き受けてください。
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