“日没時間が早く、酒を飲む機会が増える年末年始は特に交通事故に気を付けなければなりません。車のハンドルを握ったら安全確認のため指さしをして「前よし、右よし」と声に出してみてはいかがでしょうか。よく電車の運転士がやっているようにです。私は三十年以上前から車の運転時にずっとやってきています。
初めは対向車のドライバーから不思議そうに見られて恥ずかしい気もしましたが、今ではすっかり慣れました。声を出すことや指さしをためらう人は免許取得時に習ったはずの「前よし、右よし、左よし」といった安全確認の掛け声を心の中で言うようにすればよいかもしれません。
ひとたび交通事故が起きれば自分が大変なのはもちろん、周りにも多大な迷惑や心配をかけます。車は便利ですが、運転者のちょっとした不注意で人を傷つけてしまいます。一人一人が交通安全を心がけて明るい新年を迎えたいものです。”(12月25日付け中日新聞)
三重県いなべ市の河瀬さん(男・71)の投稿文です。交通安全についてはいくら注意をしてもし過ぎるということはない。良いと言われること、できることは何でもするくらいの気持ちが必要である。河瀬さんは長年指さし運転をされてきた。確認が確かになる。ボクの身近で指さし運転をする人は知らない。交通事故を起こせば、加害者被害者共に人生が一瞬にして暗転する。あおり運転など、ボクには信じられない。
ボクの身近で、交通事故を起こし、車を手放した人があった。ところが1年ほどしてまた車を買った。そして、また事故を起こすのである。そして今度は本当に止められたようだ。高齢になれば運転免許返納の話もある。しかし、車の便利さはなかなか離せない。乗る機会が少なくなった高齢者には、経費等を考えればタクシーの方がよはど安上がりである。ボクも妻とよく話題にする。でもそうはなかなかならない。実は先日、納車は3月頃になるだろうが、ボクは車を買い換えた。この歳になったら被害者になっても加害者にはなりたくない。そこで、最近出回り始めた「セイフティ・サポート」を備えた車にである。その他安全に係わるものはいろいろ備え付けた。1昨年、セイフティ・サポートカーに試乗する機会があった。その時警察署長さんは「これからは元気な高齢者には、免許返納よりもこうしたセイフティ・サポートカーを勧めていきたい」と言われた。免許を返納して家に閉じ込まれて元気をなくすより、いつまでも外に出かけて活動、活躍して貰った方が良いと言うのである。正にだ。この言葉に啓発されてである。
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