“たまたま見たテレビ番組で、音読すると脳が活性化することが紹介されていました。たとえ内容は理解できなくとも声を出して早く読むことが大切だそうです。分量的には新聞の社説がちょうど良いらしく、毎朝、開いては音読しています。
息子が巣立ち、義父母をみとった私たち夫婦は今二人暮らしとあって、会話の機会がめっきり減っていました。だからか最初は半分ぐらい音読したところで喉が痛くなりました。途中で言果がつっかえたり滑舌が悪くなったりして落ち込む日もありました。それでも読めない字を国語辞典で調べれば理解は広がり、喉の筋肉を鍛えていくと誤嚥性肺炎の予防にもなります。頭も体も健康でいられるよう、私は音読を毎日続けるつもりです。”(7月5日付け中日新聞)
愛知県豊橋市の主婦・清水さん(69)の投稿文です。音読の効用も最近よく聞くことである。コロナ禍による自粛が続き、老夫婦2人や1人住まいでは声を出す機会がめっきり少なくなった。口も動かせねば衰えていく。今こそ意識して動かす必要があろう。清水さんは社説を音読することにされた。その効用はいろいろあろう。ともかく高齢者は動く動くである。
この「話・話」の7月11日付第3346話でも触れたが、口の重要さ、それは歯にも繋がる。体は単独では存在していない。どこかで繋がっていて、影響が出る。良い繋がりになるか、悪い繋がりになるか、これで健康状態が変わってくる。良い連鎖で健康を保ちたいものだ。
ボクもいろいろ心がけているが、残念ながら音読まではしていない。ほとんど毎日書き写しをしている。これを声を出しながら書いたらどうだろうか。まだまだ知識を取得して挑戦する必要はあるだろう。
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