“冬になると思い出すのがみそ汁給食。故郷・現岐阜県下呂市の小学校で私が5年生のとき冬場だけ試験的にみそ汁が提供され、各自持参した弁当と一緒に食べました。山間部だけに30~40センチも雪が積もる日もあって私たちは教室のストーブの周りに弁当を置いて温めるのが常でした。そんな中、湯気の立つみそ汁が毎日提供されるようになり、見ているだけでぽかぽか気分になれました。みそ汁には豆腐や地元産のダイコンやネギも豊富に入っており皆われ先にとお代わりをしていました。カレーうどんが出ることもあり、初めて口にしたときのあのおいしさといったらどう形容したらいいでしょう。みそ汁給食を楽しめたのは、小学校を卒業するまででした。遠い昔の思い出です。”(1月19日付け中日新聞)
愛知県一宮市の神戸さん(男・75)の投稿文です。以前にも書いたと思いますが、ボクも同じ年代ですから、同じような思い出があります。まずみそ汁です。冬になると、児童が当番でみそ汁の具となる野菜を持ってくるのです。そのために親は大根や人参を保存しておくのです。これは多分1年生からあったと思います。当時は小使いさんがいて、作ってくれました。冬だけの心遣いでした。他の時期は脱脂粉乳だったろうか。そして弁当です。これはブリキ製の保温器が廊下に置いてありました。何段にも置いた棚の下から炭火で温めるのです。下の方は焦げがつくくらい熱く、上の方は生温かさです。順番で置く位置を変えます。給食になったのは、ボクが卒業した翌年からでした。だからボクは学校給食に一度もありついていません。4年生くらいの時だっと思うが、何か特別のことがあって、コロッケがでたことがあります。初めてコロッケを食べました。そして初めてソースも味わいました。懐かしい思い出です。こんなことも覚えているのですね。
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