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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3111話) 季節行事

2021年03月18日 | 行動

 “節分に恵方巻き、バレンタインデーにはチョコレートをいただきました。これらを食する習慣はともに業者側の消費拡大が世に広まったのが起源のようです。普及したことについて日本人が「周りに流されやすい」「立場の強い人に言われると反論できない」との同調圧力に弱い側面を指摘する評論家もいます。
 私は毎年恵方巻きは黙ってその年の方角を向いて食べています。妻と娘から高級チョコレート一粒でももらおうものなら、三月のホワイトデーにはそれ以上のお返しをしていて、それが家庭円満の秘訣だと考えています。季節感も味わえる、これら二月のイベントは私には悪いものでないような気がしています。”(2月25日付け中日新聞)

 愛知県一宮市の会社員・布村さん(男・63)の投稿文です。こういう考え方もあるのか、と頷く。ボクはどちらかというと批判的であるのだ。そして恵方巻きもバレンタインデーもあまり意識したことがない。妻は買い物ついでに、恵方巻きを買ってきたりはする。バレンタインデーも、昔は義理チョコをもらうこともあったが今はもうない。妻からもいつの間にかなくなった。最近はハロウィーンが盛んになっている。しかし、新しいものがはやるのに、日本の伝統行事は廃れる一方である。何事も流行、時の流れはあると思うが、なぜ日本の伝統はなくなるだろうか。ボクの子供の頃あった行事の多くはなくなった。今年度から神社総代を引き受けていろいろな行事をやってきたが、役員以外の参列者はほとんどない。コロナの原因ばかりではない。
 布村さんは商業ベースに乗せられようと、流行の行事に参加するのも家庭円満の秘訣だと言われる。ボクは良いことなら何でもいい、と言う方だが、なぜこれらにはあまり関心がないのだろうか。日々の変化が少なくなった今こそ、今まで以上に取り入れれば良いと思うので、再考したい。


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