“プラスチックごみやプラスチックの微粒子「マイクロプラスチック」による海洋汚染が世界中で深刻な事態となっているようです。餌と間違えてプラスチックを食べた魚を私たち人間が食べることによる人体への影響も看過できません。
そんな中、外食大手の数社がプラスチック製ストローの提供をやめる方針を打ち出しました。一部の店舗では既に紙製に変えたところもあるそうです。私は麦製のストローをもっと活用してはどうかと思っています。実家はかつて五十年近く食料品店を営んでいました。子どもの頃、店で麦製のストローを売っていました。考えてみれば英語の「ストロー」は日本語の「麦わら」です。大型機械で麦を刈り取るときに茎が細断されてしまいますが、それを何とか改良して茎をストローにできないでしょうか。日本の国民一人当たりのプラスチックごみ排出量は世界二位だそうです。地球環境のためにやれることは何でもやってみましょう。”(9月22日付け中日新聞)
長野県安曇野市の農業・檜原さん(男・67)の投稿文です。外食大手がプラスチック製ストローの提供をやめると報道されて、にわかにプラスチックの弊害が言われ始めた。ボクに言わせれば、プラスチックの弊害などもうかなり昔から言われていることである。そしてなぜストローか、そんなもの微々たるものであろう。なぜもっと大きなものを問わないのか?。と言いながらも、この動きにボクは歓迎である。できることからする、気がついたことからする、これは企業も個人も同じである。そして広めていく、拡大していく。
これは多くの家でもそうであろうが、ボクの家ではゴミ箱が種類別に分けられている。そして、何とプラスチックが多いことかと驚く。菓子などの食品が包んであるものは紙と思っていたが、ほとんどがプラスチックである。その他は言うに及ばずである。紙より利点が多いことは分かる。しかし、腐らないのである。キチンと処理されればいいが、捨てられることに問題がある。こう気付くと、プラスチックの他の問題はさておき、ここで問われているストロー問題は処理の問題である。捨てなければ解決する問題である。ボクは腐る家庭ゴミの多くはコンポストや穴を掘って処理をしている。腐った頃を見計らって畑に蒔く。そして、間違えて入ったプラスチック始め樹脂系のものは見事に残っているのである。
このストロー問題がいろいろ考えるきっかけになればいいと思う。
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