goo blog サービス終了のお知らせ 

寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3404話) くらしの作文

2022年11月07日 | 人生

 “生涯学習で「自分の考えを表現する」ことを学んだ。五十歳目前の冬、くらしの作文に書いて投稿したのが、クリスマスの朝、「サンタの煙突」の題で載った。うれしい! 活字となった作文を何度も読む。大きな煙突ができて、子どもの夢が実現した話を書いた。
 人生百年時代。この先を思う時、自分らしく生きていこうと思う。書くことは母ゆずりで好き。四季折々の田舎ぐらしや、何げない夫婦の会話などを書いた。作文の切り抜きは厚みを増し、生活の証し、宝物である。
 「くらし友の会」にも入会し、木曽から二時間余、電車の旅も楽しみに通い続け、会友から「もう名古屋人になれば」と言われもした。生涯の大切な友とも出会った。
 この頃はボツが多い。五年前、久しぶりに「キンカンの思い出」が載った。しぱらくして、浜松市の男性からキンカンが送られてきた。初めてのことで驚いた。新婚時代、南国土佐の夫の実家で食べた懐かしい味だった。男性は北国から浜松に移り住んで、実のなる木を植えているとのこと。作文のご縁に感謝して頂いた。
 「くらしの作文」は五十歳からの私の生きざま、大切な宝物である。まだまだ書いていきたい。”(10月14日付け中日新聞)

 長野県大桑村の主婦・高橋さん(女・78)の投稿文です。「くらしの作文」に投稿している方の意見や行動が連載されていた中の一つです。高橋さんは50歳から投稿されていて、もう30年近い。何編が採択されたのであろう。生活の証し、宝物である、と言われる。皆さんそうである。掲載されると、いろいろ出会いや出来事もあるようだ。それがまた宝となるであろう。「くらし友の会」にも入会し、大桑村から名古屋まで2時間かけて参加されると言われる。余程楽しいのであろう。
 ボクは毎日楽しみに読んでいる。身近ないい話が多い。だからこの「話・話」で利用させてもらうことも多い。書いて、新聞に載せてもらって、交際が広がって、最高の楽しみではなかろうか。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。