元日に一年の目標を決めるのが常で、今年は、心身ともに充実した日を送るため三つのことを掲げた。
まずは一日一万歩のウォーキング。血圧が高く、かかりつけ医から運動を勧められているため手軽に取り組めそうなものとして選んだ。
次は読書で年間読破数四十冊が目標。これまで通り題名と読み終えた日付はカードに記して管理する。好きな歴史本では何度も読みそうなものは買い、それ以外は図書館で借りようと思っている。
最後は、十六年間務める名古屋での観光ガイドボランティア。他人と話しながら見識を深めるのは楽しく、引き続き名古屋の魅力を積極的に発信したい。
そのためにも自分がまず規則正しい生活をせねば!”(1月24日付け中日新聞)
愛知県あま市のアルバイト・横井さん(男・69)の投稿文です。横井さんは新年の目標として3つのことを掲げられた。ウォーキング、読書、ボランティアである。具体的で目標になりやすい。また高齢者にふさわしい目標である。
ボクも毎年元日に、1年の目標を日記帳に記している。今改めて読み返してみた。昨年妻のリンパ腫が完治不能と言われた。今も治療中である。妻に寄り添うこと、これが第一であることは言うまでもない。そしてボクが活発に生きることは妻の望みでもある。体年齢61歳を生かし、昨年から付き合いが始まったシルバーカレッジの若い人から、いろいろ吸収することである。今触れあう人は同年代、又それ以上の人が大半である。カレッジの人はほとんどが7、8歳若い。新たな発展を期待したい。そして従来の一宮友歩会、老人会、その他の活動を継続することである。幸い、気力も体力も失せていない。「人は考えた通りの人間になる」この言葉を信じ、まだまだ夢を持っていきたい。