“一宮市は7月から、市内を走る名鉄バスの路線バスと市のコミュニティバスの広告スペースに市民の絵画や書などの作品を無料で掲示する「走る市民ギャラリ-」を始めた。名鉄バスによると、同社の路線バス内に市民の作品を掲示するのは初めてという。
市が市民に公共交通機関の利用を促し、創作活動の発表の場にもしてもらおうと、名鉄バスに協力を依頼。同社は快諾した。絵や書作品、写真など作品のジャンルを問わず、市内で活動する団体が応募できる。(中略)
市内を走る名鉄バスの路線バス五台と、市のコミュニティバス「iバス」三台が対象で、路線バスー台に六枠、iバスー台に五枠ある。原則一台につき一団体が掲示する。来年六月末までで、1ヶ月ごとに交換する。
路線バスのスペースの最初の利用団体となった、新聞を使ってちぎり絵を作る市民グループ「えんがわの会」は、花や昔話を表現した作品など二十七点を展示。代表の古川咲代子さん(七一)=一宮市大和町苅安賀=は「バスはいろんな人が乗る。たくさんの人が活動を知って、興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。市地域ふれあい課の星野克治専任課長(五〇)は「バス移動の時間を楽しんでもらえれば」と話している。”(7月8日付け中日新聞)
記事からです。最近のバスは全くいろいろなものが掲示されている。場合によっては中ばかりでなく、外観もそうである。うるさくさえ感じるときがある。しかし、市民の作品となれば別である。改まった場所に行かなくても市民の作品が見える。いろいろな発展があるだろう。いい知恵があるものだと、感心する。これこそ発想である。一人一人違う発想がある。ここはいろいろな人の意見を聞くことが大切であると思う。
ボクの老人クラブ連合会長も、ここまでは自分一人で走ってきた気がする。特に世代間交流事業についてはそうだ。やらねばならない。時間はありそうでない。この事業についてはこのまま走っていかざるを得ないだろう。しかし、この他はじっくり意見を聞こうと思っている。10月にはそんな場を持つことを明言している。前回の委員会でこんな発言をした。「連合会というのは、本部役員だけでいろいろなことをやり、皆さんには連絡するだけである。これが連合会だろうか?」と、疑問を提しておいた。他にもいろいろなことを言ってきた。皆さん、どのように考えてくれるか、どんな発想があるか、前向きな意見が出ることを期待したい。