FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

昨夜の米雇用統計、一体何が起きたのかと思わすようなサプライズ。

2013-11-09 08:52:52 | 日記
今日から2日間、家内が上海に仕事で来る事になり、市場調査を兼ねて量販店回りをする事になりました。 家内は食品会社を経営しており、中国の業務提携先からの要請で技術指導に入るようになったようです。 今回のテーマは豚まんを美味しく作り上げる指導と聞いています。 中国の最大手食品会社との提携は既に1年が経過していますが、いろいろ日本の技術を持ち出しているようです。 今後もいろいろ課題をいただいているようであり、次回のテーマは食パンを美味しく作り上げる製法とベビー向けの安全食品の開発のようです。 

<昨夜の米雇用統計、一体何が起きたのかと思わすようなサプライズ>
8日終盤のニューヨーク外為市場ではドルが全面高となり、対円では1%上昇しました。 10月の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想外に加速したことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が年内に量的緩和縮小に着手する可能性があるとの観測が高まったようです。

米労働省が発表した10月の非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増と、市場予想の12万5000人増を大きく上回る伸びとなり、景気の足取りがしっかりしていることを示すとともに、政府機関の一部閉鎖による影響が懸念されたほど大きくないことを示唆する内容となっていました。

何か作文でもしたかのような数値でしたが、実態が今一つつかめ切れないのが実情です。 このところ全体的に指標が思ったほどでなく、調整時期が数週間続くと思っていただけに、これは意外でした。 この雇用統計の信憑性があるのであれば、、早く頭の回路を切り替えないとならないでしょう。

今夜はなんと言っても米雇用統計・失業率の結果待ち。

2013-11-08 17:03:04 | 日記
昨夜は、青島の友人と食事する約束をしていたところ、友人が内緒で気を利かせてくれ、威海・乳山の友人も呼んでくれていて大変驚きました。 これにもまして、食事するレストラン名前が独島(竹島問題)と言うマグロ専門店であり、飲んだワインが煙台ワインメーカーが製造している釣魚臺(尖閣諸島問題)であり、筆者に対する当てつけかと大笑いしてしまいました。 山東省では白酒を徹底的に飲む習慣は今なお健在であり、昨夜は白酒・ワイン・ビールのチャンポンで今朝は時間通りに起きられませんでした。 釣魚臺のワインが効いたのか、極度の二日酔いで今も気分が優れません。

<今夜はなんと言っても米雇用統計・失業率の結果待ち>
市場予想では失業率が7.3%、非農業部門雇用者数が12.0万人増となっており、これに対してどのような結果が出るかが焦点となります。

10月の米雇用関連の経済指標については、いいところを探すのが難しいくらいです。 もっとも、政府機関閉鎖の影響などから、10月雇用統計がある程度弱いのは承知の上で、”どんな結果になるか” ではなく ”どの程度弱いか” が焦点と言っても良さそうです。

その意味では十分なハンデをもらった訳で、 ”思った程弱くない” 結果ならばハンデを生かしてポジティブに捉えられるのではないでしょうか。 

昨夜は友人とお酒を飲んでいたので流れがつかみきれていませんでした。 ドル・円 99円でショートを仕掛けていたら引っ掛かっており、朝起きてみたら大きく値を下げていました。 一言でラッキーな1日でした。 先週は予想外の展開となってしまいましたが、今週はほぼ予想通り推移しています。 今夜、雇用統計の結果如何で大きく値を消すような展開となると今週はズバリ的中となります。 さてどちらに転ぶでしょうか。

本日のドル・円相場の予想推移 <97.60~98.60>

今夜のメインイベントはECB理事会とドラギ総裁会見。

2013-11-07 13:14:48 | 日記
<今夜のメインイベントはECB理事会とドラギ総裁会見>
本日は、重要イベントが続くので注意が必要です。 
欧州時間では本日のメインイベントであるECB理事会とドラギ総裁会見です。 先日の10月消費者物価指数を受けて利下げ観測が急浮上していますが、昨日は利下げ否定発言が出て来ました。 利下げの有無ももちろんですが、長期資金供給オペ(LTRO)の再開なども含めて、ドラギ総裁の会見に注目が集まるところです。

米国時間では7~9月期GDP・速報値が発表されます。 とは言え、政府機関閉鎖前のデータであり、いつものGDP速報値ほど注目度が高くない事も事実です。 時間的にもドラギECB総裁の会見と重なってしまうため、反応しづらいのかもしれません。

もっとも、新規失業保険申請件数との合わせ技ならどうかという期待もあります。 米国経済をみる上での最重要データである事に変わりはありませんからチェックは怠らないようにしたいと思います。

ドル強気材料:米連邦準備制度理事会(FRB)の刺激策が継続するとの観測で、リスク心理の高まり。 日銀の10月3・4日の金融政策決定会合議事要旨では、各審議委員の見通しがまちまちで、日銀が追加刺激策を実施し円安もしばらく継続すると示唆したとの見方。 日本の輸入企業からの需要。 9月の全米産業審議会(コンファレンスボード)景気先行指数が予想以上の上昇。

ドル弱気材料:米国債利回りの低下。 日本の輸出企業からの売り。 9月の英製造業生産指数が堅調でだったことや、きょうの欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げ観測の後退。 8日の10月米雇用統計の発表を控えたドル買い持ちの利益確定売り。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.35~98.90> 強含みもみ合いと言った感じでしょうか。

今夜の米・景気先行指標総合指数の結果は決して明るい材料とは言えず。

2013-11-06 20:40:55 | 日記
今日から3日間は青島へ出張となりました。 飛行機を下りるなり、一番に感じた事は上海と違い肌寒く、冬本番に突入し始めたようです。 また夕刻ホテルにチェックインしてみると、何と床暖房が入っているのにはまたまた驚きです。

<今夜の米・景気先行指標総合指数の結果は決して明るい材料とは言えず>
昨夜の米10月ISM非製造業景況指数は予想外の好結果となりました。 1日に発表された10月ISM製造業も同様の結果であった事を踏まえると、財政協議の混迷に伴う政府機関の閉鎖は、米国の景況感悪化には繋がらなかったと言えそうです。

もっとも、こうしたセンチメント系の指標はともかく、実態系の指標には悪化懸念が強く金曜日(8日)の雇用統計でも失業率の上昇は必至と見られています。 ISMの好結果にもドルの上昇が限定的であった事を考えると、材料不足の感が強い本日のところは、ドル円の99円台乗せにはかなり高いハードルが存在すると思われます。

この1週間ほど日本株やドル・円はボックス圏での推移が続いています。 国内外の材料が一巡したことが背景だと思われますが、11月に決算を迎えるヘッジファンドが売買を控えていることも大きな一因と考えています。

海外年金など長期投資家は日本株買いをたんたんと進めているとみられていますが、ボリュームは小さいようです。 国内企業の中間決算は個別物色止まりで、全体市場への波及は乏しく、方向感に欠ける展開となっています。

日経平均225は、1万4100円から1万4600円の狭いレンジで、ここ7営業日間推移しています。 ドル・円も97円~99円のレンジで往来を繰り返しており、動意は乏しいようです。 マクロイベントが一巡したこともありますが、需給的にはこれまで相場を動かしてきたヘッジファンドなどの売買が止まっていることが要因だとみられています。

今夜(日本時間24時)は米・景気先行指標総合指数の発表を控えていますが、決して明るい材料とはなり得ないと見ています。 少し噴いたところはすかさず売りたたくのが良いように思われます。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.20~98.80>

今週は予想通り、米雇用統計が控えており様子見の姿勢が強まる。

2013-11-05 11:19:35 | 日記
上海事務所勤務となり、毎日運動を兼ねて歩くようにしています。 片道、48分・5500歩の距離ですが、季節も良く若干汗をかく程度です。 雨天の時以外は出来るだけ頑張ろうかと思っています。 途中、飲み屋街を通り抜けますが、夜見る町並みと早朝に見る町並みは全く異次元のように思えます。 早朝に見るネオン街はゴミだらけで、一言で言ってとんでもない光景です。

<今週は予想通り、米雇用統計が控えており様子見の姿勢>
昨日は、全体的に値動きに乏しい一日でした。 東京休場という面もありましたが、本日のRBA理事会、明後日のECBとBOE、さらには金曜日に米雇用統計と重要イベントを控えているとあって、様子見姿勢が強まっているようです。

こうしたムードの中で、ドル・円がどれだけ反応するかは不透明ですが、本日は米10月ISM非製造業景況指数の結果に注目です。 先週1日に発表された10月ISM製造業は予想外の好結果となっており、政府機関閉鎖などの影響から弱くて当然と見られていた10月の米経済指標が意外に堅調かも知れないという期待が浮上されています。

12:30現在、為替市場は円高の動きは一服しているものの、予断は許されず。 特にドル・円はテクニカルなサポートである一目均衡表の先行帯の雲の下限で下げ止まった感があるだけに、同レベルをこの後割り込んでしまえば、さらなる下落を否定出来なくなりそうです。 株式市場の午後の取引などにも注意が必要でしょう。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.00~98.80>

今週の為替予想レンジ(11月4日~11月9日)

2013-11-03 12:53:05 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     97.20~99.20 
>ユーロ・円   131.80~134.80

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
4日 豪・9月小売売上高  英・10月PMI建設業
5日 ユーロ圏・9月生産者物価指数 米・10月ISM非製造業景況指数
6日 豪・9月貿易収支 英・9月鉱工業生産 ユーロ圏・9月小売売上高
7日 豪・10月新規雇用者数・失業率 英・BOE政策金利発表 ユーロ圏・欧州中銀金融政策発表 米・11/2迄の週の新規失業保険申請件数 米・第3四半期GDP・速報値
8日 米・10月非農業部門雇用者数・失業率 米・11月ミシガン大消費者信頼感指数

<今週の予想>
先週はFOMCの声明内容が若干サプライズ的な報道となりテーパリング開始時期は依然として12月に温存された状態となっています。 3月に延長されることを想定していた為、先週の予想レンジが大きく外れてしまいました。 

米国では、延長された経済指標の発表を各政府機関が続けている影響により、来週は経済指標の発表が相次ぎますが、最も重要なものは、予定より1週間遅れで発表される10月の雇用統計でしょう。

8日に発表される10月の雇用統計について悲観的な情報が流れているようでうす。 10月は非農業部門就労者数が前月比12万増と、7月以来の低い伸びにとどまるとの予想が出ているようでうす。 また失業率は7.4%への上昇が見込まれています。

こうした低い伸びは連邦政府機関の一部が閉鎖され、その影響が民間請負業者に波及したことを反映されているのでしょう。 政府職員の一時帰休は失業率に影響を与えた可能性が高いのではないでしょうか。 ただ、政府機関が再開された事で、11月には雇用が回復し、失業率は低下するのではないかと考えています。

今週の為替動向は、前半がもみ合いながらでも高値圏を維持し、後半は雇用統計の不安心理で下値を模索するような展開となるのではないでしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

今後、どうなる中国の若者世代。 

2013-11-02 21:27:37 | 日記
読者の皆様は今日から3連休の方も多いのではないかと思われます。 筆者も今日は仕事の調整でお休みとなりました。 お休みの日は恒例のバスに乗って上海市内の散策を行っています。 今日は、地下鉄3・4号線の中山公園の辺りをぶらっと散歩し、最後にカルフール(家楽福)で少し買い物をしました。

買い物をしている中で気が付きましたが、店員のやる気の無さには驚きです。 大半の店員は接客や在庫管理をしている訳では無く、ひたすら携帯電話でメール送信をしているような光景を目にしました。 品物の場所を聞いても、知らん顔をされたのには驚きの一言でした。 夕刻、華聯(地元の量販チエーン店)と言う別のスーパーに行ってみましたが、やはり同じように携帯電話とにらめっこ状態でした。

特に若い子は携帯電話をいじくっていることを気にもせず、平然とやっているのには驚きの一言です。 社内教育がなってないのは一目瞭然ですが、家庭・社会の環境にも大きな問題が有るのではないかと思わざるを得ません。

特に中国では、90后(’90代生まれの若者)は従業員として使えないと良く言われています。 すぐ休むし、すぐ辞める。 苦しい仕事はやりたがらない。 しかし給与の要求は年々激しさを増しているように思えます。 筆者の持ち場の工場でも、若い子は1日ともたない子が多くなってきており困惑しています。 半日で挨拶もせず勝手に辞めていくのは珍しい光景ではありません。 労働力の主力戦力が30代後半となってしまい、年々工場の老朽化が進んでいるように思われます。 

若い活力が無くなり、給与闘争は激しさを増し、労務管理はますますやりにくくなってきました。。 上海証券取引所・OTC市場に上場は果たせたものの、今後どのような舵取りをしたら良いのか苦悩の日々が続きそうです。

今夜の注目は米国のISM製造業景況指数。 

2013-11-01 10:40:06 | 日記
今日から週の半分を上海の本部で勤務することになりました。 出勤は9時からであり、公共バスに乗っての通勤ですが、ピークの時間帯を超えているので何とか立っていても息苦しさは感じられません。 来週からは本格的な営業開始であり、さてどのようなテーマを作るかがポイントとなりそうです。 疲れそうな毎日が続きそうです。

<今夜の注目は、米国のISM製造業景況指数のほか、FOMCを終えたばかりの地区連銀総裁の講演>
昨日は完全にユーロが主役のようでした。 一気に売り込まれた感じがしています。

月末のためか、これまで買われていたユーロに売りが集中した格好で、そのきっかけとなったのは欧CPIの伸び鈍化しており、加速させたのは米シカゴPMIの好結果でした。

こうした中で、昨日はすっかり影が薄かったドル・円ですが、本日から11月ということで違った動きが出てくるのを期待したいところです。 材料としては、米国のISM製造業景況指数のほか、FOMCを終えたばかりの地区連銀総裁の講演に注目が集まりそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.00~98.55>