FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

FOMCの金融政策、まさかの現状維持。 梯子を外され、食らった一発。

2013-09-19 09:06:39 | 日記
今日、中国は中秋節(中秋の名月)でお休みです。 多くの会社は今日から3連休となっているようですが、筆者の会社は相も変わらず納期に追われており、1日しかお休みはいただけません。 中国では、中秋節にはお決まりの月餅を食べる習慣があり、筆者も会社からいただいた月餅をお月見しながらいただくことにしようと思っています。 とは言っても気になるのがお天気です。 今日は朝から曇り空であり、お月見が出来るのか一抹の不安がありそうです。

<FOMCの金融政策、まさかの現状維持。 梯子を外され、食らった一発>
昨夜は、FOMCの金融政策においてまさかの現状維持とは想定もしていませんでした。 大きく梯子を外され、一発打撃を受けた格好になりました。 97円台まで急落したドル・円ですが、ユーロ・ドルなどに比べれば、ドルの下落度合いはマイルドとなっています。

緩和縮小見送りを好感して米国株が史上最高値を更新しており、リスクオンのドル安・円安・欧州&資源国通貨高となったため、クロス・円の上昇がドル・円の下値を支えた格好です。

バーナンキFRB議長の発言を聞く限り、緩和縮小はあるとしても12月というムードのため、もう一段のドル安圧力がかかっても不思議ではありませんが、株高・クロス円高でどこまでドル・円を支えられるか注目されるところです。

バーナンキFRB議長の発言から :
・失業率は容認できる水準よりも高い
・経済成長は緩やか
・FOMCは緩和的な政策を継続
・経済データは緩和縮小を正当化しない
・失業率が6.5%を下回らない場合、利上げを行わない可能性がある
・量的緩和縮小への第一歩は年内に可能

2~3日前から、98.60台でロングで仕掛けていましたが、不発に終わりました。 本日、お休みと言う事も有り、昨夜はFOMCの金融政策前後の為替動向を見ていました。 瞬間、気分が悪くなりましたが、気を取り戻し97.90台で積極的にロングを仕掛けてみました。 どのような結果になるのか注意を払って見て行きましょう。

本日のドル・円相場の予想推移 <97.80~98.50>