FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(1月2日~1月7日)

2012-01-01 06:00:00 | 日記
新年明けましておめでとうございます。 読者の皆様には良き1年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

今週の為替予想レンジ

>ドル・円     76.20~78.20
>ユーロ・円    98.80~101.00
>ポンド・円   118.50~121.50

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
2日・月曜日 特に無し
3日・火曜日 12月ISM製造業景況指数 FOMC議事録公表(12月13日分)
4日・水曜日 特に無し
5日・木曜日 新規失業保険申請件数 12月ISM非製造業総合景況指数
6日・金曜日 12月非農業部門雇用者数(前月比) 12月民間部門雇用者数(前月比) 12月失業率

<今週の予想>
12月30日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対円で100円を割り込み10年来の安値をつけました。 言うまでもなく今年もユーロを取り巻く環境は厳しいとの状況には変化が見られません。 欧州財政問題が一段と悪化するリスクがあるため、ユーロ・円の下げに達成感は出ていない。 今年第一四半期、ギリシャと民間債権団の交渉/イタリア国債の大量償還などがあるが、欧州では民間資金に頼ったスキームのみが存在しているのが現状です。 こうした環境では投資家のリスク回避行動が強まりやすく、ドル買い・円買い、ユーロ・円の下落につながりやすいと見ています。

EU首脳会議見極めまで下落トレンド継続(1月30日)
年初から本格稼働する欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の資金余力に対する懸念が根強く、国際通貨基金(IMF)に関しても1500億ユーロの支援枠しか用意で出来ていません。 こうした中、3月までイタリアの国債大量償還などを迎えることになります。 安全網の構築が不完全の中で、債務危機に面と向かわなければいけない状況を市場は見透かしているようです。 今後については、1月30日に開催される予定の欧州連合(EU)首脳会議で、不安を払しょくできるかどうかがポイントになりそうです。 それまでにも欧州中央銀行(ECB)理事会がありますが、ここで国債買い入れ拡大など市場が期待する政策が打ち出される可能性は低いと思われます。 よって、1月30日のEU首脳会議を見極めるまでは、ユーロの下落トレンドは続きそうな様相です。

年始早々薄商いの中、リバウンドも無いまま下値を模索する可能性が高く、最深の注意を払っていきたいと思います。 1月30日迄、下値を模索する展開が続き、じりじりと値を消して95円迄行くのか見極めたいと思います。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

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