FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

来週のドル・円の週間予想レンジ <101.20~103.20>

2014-02-22 12:36:42 | 日記
週末の木・金曜日は無錫地区の各ユーザーとの折衝に東奔西走していました。 どのユーザーとも共通して言えることは、消費税が上がる4月以降の仕事が薄く、どのようにしたら良いか逆に質問されるほどでした。 今年念頭に投稿させていただきましたが、今年は中国の輸出企業の多くは4重苦に陥ると言いましたが、まさにその兆候が現れて来たようです。

円安・人民元高・人件費高騰・消費税アップ後の消費低迷・ASEANへの拠点シフト、今考え直してみると5重苦になっていました。 3月末迄は工場はフル稼働状態ですが、4月以降をどのように乗り切るか思案のしどころです。

<来週の為替推移について>
来週のドル・円相場も今週に続き、もみあい相場を想定しています。 週足一目均衡表の基準線(101.00円)と転換線(103.10円)が形成するレンジを抜け切れないとみられている。 来週も米経済指標の発表も多く見られますが、3月上旬に発表される2月米雇用統計がより最重要課題となりそうです。

2ヶ月連続で予想値を大幅に下回る結果となり、3月の米雇用統計は全世界が注目しているでしょう。

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明次第では、週明け早々に波乱展開になる可能性もありそうです。

<今週の日銀金融政策ではサプライズが飛び出す>
18日の日銀金融政策決定会合で貸出増加支援と成長基盤強化支援のための融資制度について、それぞれ規模を2倍とした上で1年間延長することが決定されると、日経平均株価が騰勢を強め、ドル・円も上昇しました。 ただ、日銀の金融政策自体は現状維持だったことで円安の持続力は乏しかったようです。

今週も筆者の想定通り、保合い相場となりました。 何度か高値を与えてくれましたので、売り優先で勝負してみました。 先ず先ずの成果ではなかったのではないでしょうか。

来週のドル・円の週間予想レンジ <101.20~103.20>

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。