FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(5月14日~5月19日)

2012-05-13 13:06:57 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     79.20~80.80
>ユーロ・円   102.50~104.80
>ポンド・円   127.00~130.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
14日 NZ・Q1小売売上高(前期比)
15日 豪・RBA理事会議事録公表(5月1日分) EU・Q1GDP 米・4月小売売上高(前月比) CPI
16日 英・ BOE四半期インフレレポート公表 米・FOMC議事録公表(4月24・25日分)
17日 米・ 新規失業保険申請件数 5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 4月景気先行指標総合指数
18日 特に無し

<今週の見通し>
今週も先週に引き続きギリシャの政局の懸念で神経質な展開が続きそうです。 指標的には小粒なものが多く、ギリシャで再度総選挙にならなければ小動きと言ったところでしょうか。 当面、ドル・円相場では80円を挟んでの展開となりそうです。

ギリシャでは再選挙回避に向けた組閣交渉が大詰めを迎えているが、依然として状況は流動的であり、ユーロ離脱への警戒感も燻っています。 またスペインは先日、大手行に公的資金を注入する事態となり、欧州各国で反財政緊縮策への機運が高まっており、欧州信用危機への懸念が再燃しているが、少なくともギリシャでの新政権が樹立され、ユーロ残留や緊縮財政策履行への方針が明らかとなるまでは、神経質な展開が続くだろう。

15日には前回のFOMC議事録の発表が予定されている。 前回のFOMCでは量的緩和第2弾(QE2)を6月末に予定通り終了する方針が確認されたが、足元の経済指標の悪化や欧州情勢の不安定化で、量的緩和第3弾(QE3)への期待感も高まっている。 今後の追加量的緩和の見通しに関してどのような議論が行われたかが注目されるが、次回のFOMCまで一月以上あるため、目先の相場動向への影響は限定されたものになろう。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

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